ニコンのデジタル一眼レフカメラは、シリーズに「Dシリーズ」、交換レンズに「ニコンFマウント」、イメージセンサーに「FXフォーマット(35mmフルサイズ)」と「DXフォーマット(APS-C)」を使用します。1999年9月29日に発売された「D1」が初代モデルで、当時としては低価格なプロ向け一眼レフでした。2007年11月30日に発売された「D3」がニコン初のFXフォーマットと呼ばれる35mmフルサイズセンサーを搭載したモデルです。2008年9月には一眼レフで初めてハイビジョン動画を搭載した「D90」が発売。2013年11月28日に発売された「Df」は長い歴史があるNIKKORレンズの非AI方式のレンズも使用できるモデルです。プロフェッショナルモデルにD一桁シリーズ、ハイアマチュアモデルにFXフォーマットのモデル、入門機にDXフォーマットのモデルをラインアップされています。
カメラにボディ内AFモーターを搭載していない以下のモデルは、ニコン製レンズを使用する場合、「AF-S、またはAF-I」とレンズに記載されているものだけでオートフォーカスが動作します。
「D5500」「D5300」「D5200」「D5100」「D5000」「D3300」「D3200」「D3100」「D3000」「D60」「D40X」「D40」
プロフェッショナルモデル
FXフォーマット
2016-03

D5
「D4S」の後継機。高画素化、連写機能・高感度性能・動画機能などの向上
2014

D4S
「D4」の高感度性能・動画機能を向上
2012

D4
「D3S」の後継機。高画素化、連写機能・高感度性能・動画機能などの向上
2009

D3S
「D3」の高感度性能を向上、35mmフルサイズセンサーでニコン初の動画撮影機能Dムービーを採用
2008

D3X
「D3」を高画素化させたスタジオ撮影向け
2007

D3
ニコン初の35mmフルサイズセンサー搭載
DXフォーマット
2006

D2XS
「D2X」の撮影可能コマ数やオートフォーカス性能を向上
2005

D2HS
「D2H」の画像品質・連写機能などを向上
2005

D2X
「D1X」の後継機。高画素化、「クロップ高速機能」を搭載
2003

D2H
「D1H」の後継機。高画素化、高速連続撮影機能などを向上
2001

D1H
「D1」の連写機能を向上
2001

D1X
「D1」を高画素化させたスタジオ撮影向け
1999

D1
プロフェッショナル向け「D1シリーズ」の初代機
フルサイズ(FXフォーマット)
D800シリーズ(上位機) - 3600万画素を超える高画素数モデル
2014

D810
「D800E」「D800」の後継機
レギュラーモデル
2015

D810A
天体撮影専門で通常の撮影向きではない。機能・性能、外観などは「D810」を継承
天体撮影専門モデル
D700シリーズ(中位機)
2014

D750
可動式モニター搭載、「D700」の後継機ではない
2008

D700
「D3」と同じCMOSセンサー搭載
D600シリーズ(下位機) - 小型・軽量化モデル
Dfシリーズ - 非AI方式のNIKKORレンズも使用可能なモデル
2013

Df
動画機能なし
APS-C(DXフォーマット)
D500・D300・D200・D100シリーズ(最上位機)
2016-03

D500
「D300S」の後継機。高画素化、連写機能・高感度性能・動画機能などの向上
2009

D300S
「D300」の連写機能を向上、動画機能を搭載
2007

D300
連写機能を向上、ニコンのデジタル一眼レフで初のライブビュー機能を搭載
D7000シリーズ(上位機)
2015

D7200
「D7100」の後継機。バッファ容量やAF性能の向上
2013

D7100
「D7000」の後継機。高画素化、ローパスフィルターレス
D5000シリーズ(中位機) - 可動式モニター搭載、ボディ内AFモーターがないモデル
2015

D5500
「D5300」の後継機。タッチパネルに対応、小型軽量化
2013

D5300
「D5200」の後継機。ローパスフィルターレス、Wi-FiとGPS機能を内蔵
D3000シリーズ(最入門機) - ボディ内AFモーターがないモデル
2014

D3300
「D3200」の後継機。ローパスフィルターレス
過去シリーズ
上位機
2008

D60
ボディ内AFモーターがないモデル
2007

D40X
ボディ内AFモーターがないモデル
2006

D40
ボディ内AFモーターがないモデル
下位機
※黒枠は現行品、白枠は旧製品・生産完了品です。メーカー公表とは異なる場合があります。