レンジファインダーでは、1954年にバヨネット式になった「Mマウント」のライカMシステムが誕生して初代機「ライカM3」が発売、1957年に視野を広げて広角系に対応した「ライカM2」、1959年に距離計を省略した「ライカM1」、1967年に「ライカM2」を向上させた「ライカM4」、1971年に露出計を搭載した大型の「ライカM5」、1977年に「ライカM4」を改良した「ライカM4-2」、1981年にはさらに「ライカM4」を改良した「ライカM4-P」、1984年に「ライカM4」をベースに露出計を搭載した「ライカM6」、1998年に「ライカM6」のTTLフラッシュに対応したマイナーチェンジモデル「ライカM6 TTL」、2002年に「ライカM6」の外観に絞り優先AEを搭載した銀塩カメラ最後の「ライカM7」が発売されました。2003年にはベースが「ライカM6」でレバーやノブが「ライカM3」の「ライカMP(Mechanical Perfection)」や、2014年には液晶モニターも露出計もない「ライカM-A」も発売されています。
2006年11月に発売された「ライカM8」が初のデジタルM型ライカです。2008年にはバージョンアップモデルの「ライカM8.2」、2009年9月10日に発売された「ライカM9」から35mmフルサイズのセンサーを搭載します。2011年に耐久性が上がった「ライカM9-P」、2012年にモノクロ専用機の「ライカMモノクローム」、2012年にUSB端子とフレームセレクタレバーを省略した入門向けの「ライカM-E」、2012年に「ライカM9」の後継機となる「ライカM」、2014年にRAM容量が2GBになった「ライカM-P」が発売されました。
「M」はドイツ語で距離計(レンジファインダー)を意味するメスズハーが由来です。「-P」はプロフェッショナル用、「-E」はエントリー向けを意味します。2012年5月11日にはモノクロ写真専用の「LEICA M モノクローム」が発売されました。ライカは、ジェネレーションが分かるように「Type ○○○」というタイプナンバーがカメラ名で使用されています。
中判デジタル一眼レフ
レンジファインダー
上位機
2009
LEICA M9-P
中位機
2013
LEICA M Typ 240
2009
LEICA M9
2008
LEICA M8.2
2006
LEICA M8
2006
DIGILUX 3
入門機
2012
LEICA M-E
その他
モノクロ専用モデル
※黒枠は現行品、白枠は旧製品・生産完了品です。メーカー公表とは異なる場合があります。