「OPPO A73」と「AQUOS sense4 lite」の違い

「OPPO A73」と「AQUOS sense4 lite」は楽天モバイルから発表されたスマートフォンです。オウガ・ジャパン(オッポ)「OPPO A73」は家電量販店などでSIMロックフリー機としても発売され、シャープ「AQUOS sense4 lite」は楽天モバイル専売モデルです。両機種の外観・スペックを比較してみました。

• 【サイズ】
  「OPPO A73」は6.44インチ(2400x1080)のディスプレイを搭載していますが、「AQUOS sense4 lite」は5.8インチ(2280x1080)です。本体サイズは「OPPO A73」が「AQUOS sense4 lite」よりも、幅が1.9mm広く、高さが11.8mm大きく、厚みが1.45mm薄く、質量が14g軽くなっています。
• 【ディスプレイ】
  「OPPO A73」はディスプレイに「有機EL」を採用していますが、「AQUOS sense4 lite」は「液晶」です。一般的に「有機EL」は「液晶」と比べて、高コントラストで発色に優れる画質などのメリットがあります。また、「OPPO A73」は「有機EL」の特性を利用することにより、ディスプレイ内蔵型の指紋センサーを実現しています。
• 【その他】
  「AQUOS sense4 lite」は、「IPX5/IPX8、IP6X」の防水・防じん機能や、19項目に準拠した「MIL-STD-810H」の耐衝撃機能に対応します。また、「AQUOS sense4 lite」は正面下部に設置された指紋センサーをジェスチャー操作で活用することができます。

• 【プロセッサ】
  「OPPO A73」はクアルコム製のミドルクラスSoC「Snapdragon 662」を搭載していますが、「AQUOS sense4 lite」はより上位のミドルハイクラス「Snapdragon 720G」です。処理性能は「AQUOS sense4 lite」のほうが優れていると思われます。どちらもエントリー～ミドルクラスの機種です。
• 【カメラ】
  「OPPO A73」は背面に「メイン」＋「超広角」＋「ポートレート／深度測位」＋「モノクロ」構成のクアッドカメラを搭載していますが、「AQUOS sense4 lite」は「メイン」＋「望遠」のデュアルカメラです。どちらも背景のボケ効果があるポートレートモードや、AI機能を活用したカメラ機能に対応します。
• 【バッテリー】
  「OPPO A73」はバッテリー容量が「4000mAh」に対し、「AQUOS sense4 lite」は「4570mAh」です。「AQUOS sense4 lite」は、連続通話時間や連続待受時間が大きく優れ、「液晶」を採用することで電力効率を高めていると思われます。
• 【その他】
  「AQUOS sense4 lite」は「おサイフケータイ」機能に対応していますが、「OPPO A73」は非対応です。「AQUOS sense4 lite」はスマートフォン本体をかざすだけで各種の電子マネーが利用できます。

製品名	オウガ OPPO A73	シャープ AQUOS sense4 lite
発売日	SIMフリー: 2020年11月20日、楽天モバイル: 12月1日	2020年11月12日
キャリア	楽天モバイル(SIMフリー)、SIMロックフリー	楽天モバイル(SIMフリー)
スロット	nanoSIMｘ1＋eSIMｘ1＋microSDカード
デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)	デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)	○
予想価格	3万800円前後	3万2800円前後
シリーズ	オッポ・エー(OPPO A)	アクオス・センス(AQUOS sense)
発売時のOS	Android 10ベースのColorOS 7.2	Android 10、発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証
SoC(プロセッサー)	CPU: Snapdragon 662 オクタコア (4ｘ2.0GHz＋4ｘ1.8GHz)、GPU: Adreno 610	CPU: Snapdragon 720G オクタコア (4ｘ2.3GHz＋4ｘ1.8GHz)
ストレージ	64GB (UFS 2.1)
外部メモリー	microSDXCカード(256GB)	microSDXCカード(1TB)
RAM	4GB (LPDDR4x)
モニター	6.44インチ、フルHD＋(2400x1080ドット)、比率20:9、408ppi	5.8インチ、フルHD＋(2280x1080ドット)、比率19:9
パネル	有機EL(AMOLED)、画面占有率90.7％、ゴリラガラス3、P3 96.7％ NTSC、sRGB 70.8％ NTSC、コントラスト比 100,000:1(標準)、リフレッシュレート: 60Hz、タッチサンプリングレート: 130Hz(標準) 180Hz(ゲーム)、輝度: 430nit(標準)、600nit(HBM)、サンスクリーン(画面の明るさを自動調節)、ムーンライトスクリーン(低照度に調節)	IGZO液晶、液晶アイドリングストップ、輝度効率向上、かんたんモード、アウトドアビュー、リッチカラーテクノロジー(DCI-P3)、のぞき見ブロック(ベールビュー)
ノッチ(切り欠き)	水滴／しずく型ノッチ
HDR動画再生対応	未確認
生体認証	顔認証、指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置)	顔認証、指紋認証センサー(正面に設置、ジェスチャー操作で活用可能)
防水・防塵機能		IPX5/IPX8(お風呂対応)、IP6X、耐衝撃: 19項目 MIL-STD-810H
背面／アウトカメラ	1600万画素 F2.2 (標準)＋800万画素 119° F2.2 (超広角)＋200万画素 F2.4 (ポートレート)＋200万画素 F2.4 (モノクロ)	1200万画素 CMOS 83° 24mm相当 F2.0 EIS (標準)＋800万画素 CMOS 45° 53mm相当 F2.4 EIS (望遠)
手ブレ補正	電子式手ブレ補正(EIS)	標準＆望遠に電子式手ブレ補正
動画機能	背面: 1080 30fps、720p 120／30fps、正面: 1080／720p 30fps	未確認
正面／インカメラ	1600万画素 F2.2	800万画素 CMOS 78° 26mm相当 F2.0
カメラ機能	ナイトモード(正面カメラの対応)、ポートレート、エキスパート、パノラマ、タイムラプス、AIビューティー、AIダズルカラー	背景ぼかし(ポートレート)、ProPix2、AIオート、オートHDR、AIライブストーリーPro、ナイトモード(AIオート)、AIライブシャッター、フォーカス再生、AR(拡張現実)、AR Core
VoLTE	楽天、ドコモ、au	楽天、ドコモ、au、ソフトバンク
Wi-Fi	IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンド	FDD-LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28、TD-LTE: 38 / 41、WCDMA: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19	FDD-LTE: 1 / 2 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19、TD-LTE: 39 / 41、WCDMA: I / II / V / VI / VIII / X IX
通信速度	未確認	受信時最大: 200Mbps(楽天モバイル)、送信時最大: 75Mbps(楽天モバイル)
NFC		○
FeliCa		○(おサイフケータイ対応)
Bluetooth	5.0(aptX、SBC、AAC)	5.1
GPS	○
バッテリー容量	4000mAh	4570mAh(1週間の電池持ち)
充電機能	急速充電: Quick Charge 3.0 9V／2A、省エネモード	USB PD Revision 3.0、インテリジェントチャージ(バッテリー劣化を抑制)
連続通話時間	LTE: 約15時間	LTE: 約63.3時間、3G: 約40.5時間、GSM: 約22時間
連続待受時間	LTE: 約380時間	LTE: 約1020時間、3G: 約1160時間、GSM: 約1010時間
3.5mmヘッドホンジャック	○
オーディオ	ハイレゾ、モノラルスピーカー(予想)	ハイレゾ
テレビ	ワンセグ、フルセグに非対応
対応センサー	磁気、ジャイロ、環境光、近接、加速度	未確認
コネクター	USB Type-C
その他	FMラジオ(有線イヤホン装着時)、ステップカウント機能、背面のレザー質感	FMラジオ(別売イヤホンケーブルが必要)、ゲーミング設定、Payトリガー(指紋センサー長押しで電子決済アプリを起動)、アルミボディ、背面と側面が一体化、スクロールオート、Clip Now、エモパー Ver.12.0、ロボクル
幅	72.9mm	71mm
高さ	159.8mm	148mm
奥行き／厚み	7.45mm	8.9mm
質量／重さ	162g	176g
カラー	ネービーブルー、ダイナミックオレンジ	ブラック、ライトカッパー、シルバー