「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS R5G (アクオス・アール・ファイブ・ジー)」と「AQUOS zero2 (ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」の違いを比較しました。

「AQUOS R5G」は2020年2月17日に開発発表されたシャープのスマートフォンです。次世代通信規格「5G」に対応したフラッグシップ機で、2020年春の5G商用サービス開始に合わせて発売予定です。軽量ボディと最大4倍速が特長のゲーム向けフラッグシップモデル(ゲーミングスマホ)「AQUOS zero2」と外観・スペックを比較してみました。

※2020年2月28日にSIMロックフリーモデル「AQUOS zero2 SH-M13」が3月13日から発売されることが発表されました。
※2020年3月5日に「AQUOS R5G」がソフトバンクから発表されました。
※2020年3月18日にドコモから「AQUOS R5G SH-51A」が発表されました。
※2020年3月23日にauから「AQUOS R5G SHG01」が発表されました。
※2020年6月18日に「AQUOS R5G SH-RM14」が楽天モバイルから発表されました。

「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」 1
「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」の正面比較

「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」 2
「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」の背面比較


外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「AQUOS R5G」は6.5インチ(3168x1440)のディスプレイを搭載していますが、「AQUOS zero2」は6.4インチ(2340x1080)です。本体サイズは「AQUOS R5G」が「AQUOS zero2」よりも、幅が1mm、高さが4mm、厚みが0.1mm、質量が48g、大きく重くなっています。「AQUOS zero2」は、6インチ以上で3000mAhを超える防水(IPX5以上)対応のスマートフォンで世界最軽量の「141g」を実現することで、長時間のゲームプレイでも手の負担を抑えることができます。
  • 【指紋センサー】
    「AQUOS R5G」は指紋認証センサーが正面下部に設置されていますが、「AQUOS zero2」はディスプレイ内蔵型です。「AQUOS R5G」は「正面カメラ」以外にも「指紋センサー」がノッチ化された「ダブルノッチデザイン」を採用しています。
  • 【その他】
    「AQUOS R5G」は、1TBまでのmicroSDカードが利用でき、「ワンセグ」「フルセグ」機能に対応し、バッテリー容量が3730mAh(zero2は3130mAh)です。

機能・特徴
  • 【プロセッサ】
    「AQUOS R5G」は最新のハイエンドSoC「Snapdragon 865」を搭載していますが、「AQUOS zero2」は一世代前の「Snapdragon 855」です。RAMは「AQUOS R5G」が「12GB」に対し、「AQUOS zero2」は「8GB」です。「AQUOS R5G」はパフォーマンス性能の向上だけでなく、「AQUOSスマートフォン」初の第5世代移動通信システム「5G」に対応します。
  • 【ディスプレイ】
    「AQUOS R5G」はディスプレイが「液晶」に対し、「AQUOS zero2」は「有機EL」です。「有機EL」は「液晶」と比べて、一般的に、高コントラストで発色に優れるなど画質をはじめとする利点があります。「AQUOS R5G」は「液晶」を採用することで、優れた省エネ性能(電力効率)を実現しています。
  • 【リフレッシュレート】
    「AQUOS R5G」と「AQUOS zero2」はどちらも「120Hz」駆動の倍速表示に対応しています。「AQUOS zero2」はさらに最大「4倍速(240Hz)」の表示とタッチ検出に対応し、遅延を抑えたゲームプレイが可能です。
  • 【カメラ構成】
    「AQUOS R5G」は背面にクアッドカメラ(4つ)を搭載していますが、「AQUOS zero2」はデュアルカメラ(2つ)です。「AQUOS zero2」は「標準」+「広角」のカメラ構成に対し、「AQUOS R5G」はさらに「望遠」+「被写界深度測定用カメラ」が追加されています。
  • 【カメラ機能】
    「AQUOS R5G」は、8K動画撮影に対応する4800万画素の「広角カメラ」が搭載されています。広範囲を高解像度で撮影することで、「フォーカス再生(動画に映った人やペットをAIが自動認識)」機能を利用して被写体にズームした再生が可能です。「ToF(Time of Flight)カメラ」は被写界深度を測定することで背景のボケ効果があるポートレート撮影ができます。4つのカメラを同時使用して静止画と動画の撮影も可能です。



「AQUOS R5G (アクオス・アール・ファイブ・ジー)」と「AQUOS zero2 (ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS R5Gシャープ AQUOS zero2
発売日ドコモ: 2020年3月25日、au&ソフトバンク: 3月27日、楽天モバイル(SIMフリー): 6月18日ドコモ: 2020年1月30日、au&ソフトバンク: 1月31日、SIMフリー: 3月13日
キャリアドコモ、au、ソフトバンクドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー(nanoSIMx2、デュアルSIMデュアルVoLTE・DSDV)
予想価格13万円前後9万円前後
シリーズアクオス・アール(AQUOS R)アクオス・ゼロ(AQUOS ZERO)
発売時のOSAndroid 10
バージョンアップ発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証
SoC(プロセッサー)CPU: Snapdragon 865 5G オクタコア (2.8GHz+1.8GHz)CPU: Snapdragon 855 SDM855 オクタコア (2.8GHz+1.7GHz)
放熱性能○(銅製放熱ブロック・シールド、サーモマネジメントシステム)
メモリーカードmicroSDXC(1TB)
ストレージ256GB(UFS3.0+WriteBooster)256GB(UFS3.0)
RAM12GB(LPDDR5)8GB(LPDDR4X)
バッテリー容量3730mAh3130mAh
急速充電パラレル充電(2つの充電ICで発熱を抑える)、USB PDパラレル充電、USB PD 2、インテリジェントチャージ(電池劣化を抑えた充電)
ワイヤレス充電
連続通話時間5G: 約1820分、4G LTE(FDD-LTE): 約1820分LTE(VoLTE HD+): 約1490分、LTE(VoLTE): 約900分、LTE(VoLTE ビデオコール): 約470分 (ドコモ)
連続待受時間5G: 約450時間、4G LTE(FDD-LTE): 約450時間、4G(AXGP): 約450時間LTE: 約490時間 (ドコモ)
防水・防塵機能IPX5・IPX8/IP6X
生体認証指紋認証センサー(正面に設置、ジェスチャー操作の割り当て可能)、顔認証指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置)、顔認証
モニター6.5インチ、クアッドHD+/Quad HD+(3168x1440ドット)、比率19.8:96.4インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、比率19.5:9
パネルPro IGZOディスプレイ、IGZO液晶(約10億色)、液晶アイドリングストップ(静止画表示時のバッテリー消費を抑える)、省電力バックライト、最大輝度1000cd/m2、スマートカラーマッチング(周囲に合わせてホワイトバランスを自動調整)、Adobe RGB対応有機EL OLED(約10億色、シャープ製)、明るさが従来モデルより150%向上
デザイン半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)、インカメラと指紋センサーのダブルノッチデザイン半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)、全体曲面ディスプレイ(パネル全体が緩やかにカーブ)
リフレッシュレート120Hz駆動の倍速表示(ハイスピードIGZO)120Hz、最大240Hz(4倍速)、タッチ検出: 240Hz(平均約2ms)
リッチカラーテクノロジーモバイル○(10億色リッチカラーテクノロジー、高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
アウトドアビュー○(屋外でも見やすい視認性、環境に合わせてコントラスト・明るさを自動調整)
HDR動画再生対応○(True HDR 10億色、Dolby Vision、HDR10、HLG、VP9、YouTube)
HDRエンハンサー○(コンテンツに合わせて輝度/明るさなどを自動調整することで視認性を高め、黒つぶれや白飛びを軽減・消費電力を抑えることが可能)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
次世代通信規格「5G」
対応バンドキャリアモデルLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28 / 38 / 39 / 41 / 42、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
通信速度受信時最大: 5Gは2Gbps 4Gは988Mbps、送信時最大: 5Gは103Mbps 4Gは46Mbps (どちらもSB)受信時最大: 1576Mbps、送信時最大: 131.3Mbps (どちらもドコモ)
NFC○(FeliCaチップ搭載、おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(5.1、aptX HD、LDAC、SBC、AAC)○(5.0、aptX HD、TrueWireless Stereo Plus、LDAC)
GPS○(L1+L5、みちびき対応)
テレビワンセグ・フルセグ
ロボティクスエモパーVer 11.0、ロボクルエモパーVer 10.1、ロボクル
背面/アウトカメラ1220万画素 デュアルピクセル 裏面照射積層型CMOS 78° 26mm相当 F1.7 (標準)+4800万画素 4in1 裏面照射積層型QBC 120° 19mm相当 F2.9 (広角/8Kワイドカメラ)+1220万画素 裏面照射積層型CMOS 44° 52mm相当 F2.7 (光学2倍・ハイブリット16倍望遠)+3D ToFカメラ HQVGA (深度測定用)1220万画素 デュアルピクセル 裏面照射積層型CMOS 78° 26mm相当 F1.7 (標準)+2010万画素 裏面照射積層型CMOS 125° 18mm相当 F2.4 (広角)
手ブレ補正標準&望遠: 光学(OIS)+電子式(EIS)、広角: 電子式標準: 光学式、広角: 電子式
画像エンジンProPix2(AIが被写体の動き検知することで、シャッタースピードや露光を調整して被写体ブレを抑える「被写体ブレ検出エンジン/被写体ブレ補正」)
動画機能8K(7680x4320)、ポートレートビデオ(動画)4K(3840x2160)
背面カメラ機能ポートレート、標準: ハイスピードAF(全面位相差)、望遠: ハイスピードAF(PDAF)、ToF: ARCore(アップデートで対応予定)標準: ハイスピードAF(全面位相差)、ポートレート、拡張現実(AR)、ARCore
AI機能AIオート、フォーカス再生(AIが動画に映った人やペットを自動認識してズーム再生)AIオート(9つのシーンを自動選択)
AIライブストーリー3つのカメラが対応(AIライブストーリーPro)2つのカメラが対応(撮影した動画からAIが自動的に15秒のダイジェストムービーを作成)
AIライブシャッター広角カメラが対応(動画撮影時にAIが写真を自動撮影)
正面/インカメラ1640万画素 裏面照射型CMOS F2.0800万画素 裏面照射型CMOS 80° F2.2
正面カメラの機能AQUOS beautyアイキャッチセルフィー
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック
オーディオステレオスピーカー、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)
ハイレゾ
素材独自のマイナスR形状のアルミフレーム側面: マグネシウム合金フレーム
その他Snapdragon Elite Gaming、RGBセンサー、のぞき見ブロック、ディスプレイポート対応ゲーミング設定、S-Shoin 3
75mm74mm
高さ162mm158mm
奥行き/厚み8.9mm8.8mm
質量/重さ189g143g→141g
カラーブラックレイ(ドコモ&ソフトバンク&楽天モバイル)、オーロラホワイト(ドコモ&au&ソフトバンク)、アースブルー(au&ソフトバンク&楽天モバイル)アストロブラック、ミスティホワイト(SIMフリー版にはなし)
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