「α7R IV」と「α7 III」の違い


ソニー「α7R IV (アルファ・セブン・アール・フォー、a7r iv、a7r4、ILCE-7RM4)」と「α7 III (スリー、a7 iii、a7 3、ILCE-7M3)」の違いを比較しました。

「α7R IV」は2019年7月17日に発表されたソニーのミラーレスカメラです。「α7 III」(2018年3月23日発売)と外観・スペックを比較してみました。

「α7R IV」と「α7 III」 1
「α7R IV」と「α7 III」の正面比較

「α7R IV」と「α7 III」 2
「α7R IV」と「α7 III」の背面比較

「α7R IV」と「α7 III」 3
「α7R IV」と「α7 III」の上部と底部比較

外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「α7R IV」は「α7 III」より、幅が2mm、高さが0.8mm、厚みが4.6mm、質量が15g、大きく重くなっています。「α7R IV」はグリップ部・マルチセレクター(AFポイント選択用のジョイスティック)・AF-ONボタンなどがより大きく、露出補正ダイヤルとモードダイヤルにロック機構があり、上部の後ダイヤルは埋め込まれていない形状です。
  • 【解像度】
    「α7R IV」は電子ビューファインダー(EVF)が約576万ドット・背面モニター(LCD)が約144万ドットですが、「α7 III」はEVFが約236万ドット・LCDが約92万ドットです。「α7R IV」はより高解像度に被写体を確認することができます。
  • 【メモリーカード】
    「α7R IV」はデュアルスロットがどちらも「SDXC UHS-II」に対応していますが、「α7 III」はスロット1が「SDXC UHS-II」に対応・スロット2が「SDXC UHS-I」に対応です。「α7 III」は「メモリースティック」も使用できましたが、「α7R IV」では非対応になりました。

機能・特長
  • 【クラスと価格】
    「α7R IV」は40万円前後に対し、「α7 III」は20万円前後です。「α7Rシリーズ」は「α7シリーズ」の上位モデルで、高解像度を重視しています。「α7シリーズ」は一般向けのスタンダードモデルです。
  • 【ローパスフィルター】
    「α7R IV」はローパスフィルターの効果をキャンセルした「ローパスフィルターレス」仕様です。イメージセンサーに設置されるローパスフィルターは、モアレや偽色を抑える効果がありますが、解像度が少しだけ落ちる特徴があります。「α7R IV」はローパスフィルターの効果がないことで高解像度を追求しています。「α7 III」はローパスフィルターの効果があると思われます。
  • 【イメージセンサー】
    「α7R IV」は6100万画素のフルサイズセンサーを搭載しているのに対し、「α7 III」は2420万画素です。「α7R IV」は超高画素なので、ISO感度や連続撮影可能コマ数などは「α7 III」よりも抑えられています。しかし、連写機能はどちらも約10コマ/秒が可能で、「α7R IV」は高画素と高速連写を両立しています。
  • 【ピクセルシフトマルチ撮影】
    「α7R IV」は、複数の写真を1画素ずつずらして撮影することで全画素がRGB全色の情報を取得し、モアレを抑制しながら高精細かつ細部の色や質感を忠実に再現することができる「ピクセルシフトマルチ撮影」に対応しています。「α7R IV」は4枚または16枚が選択でき、16枚の場合は約9億6320万画素分のデータから約2億4080万画素(19008x12672)の1枚の画像を生成することができます。
  • 【その他】
    「α7R IV」は、動画時のリアルタイム瞳AF(動物の瞳AFは不可)に対応し、ボディ内手ブレ補正効果は5.5段分(α7 IIIは5段分)、音声をデジタル信号のまま伝送できるデジタルオーディオインターフェース、強化された防塵防滴に配慮した設計などが採用されています。



「α7R IV (アルファ・セブン・アール・フォー、a7r iv、a7r4、ILCE-7RM4)」と「α7 III (スリー、a7 iii、a7 3、ILCE-7M3)」のスペック違いを比較
製品名ソニー α7R IV ILCE-7RM4ソニー α7 III ILCE-7M3
発売日2019年09月06日2018年03月23日
予想価格40万円前後20万円前後
シリーズα(アルファ)シリーズ
マウントソニーE系マウント
センサーフルサイズ(35.7×23.8mm Exmor R CMOS 裏面照射型)フルサイズ(35.6×23.8mm Exmor R CMOS 裏面照射型)
ローパスフィルターレス仕様○(予想)
ダスト除去機能
画像処理エンジンBIONZ X、フロントエンドLSI
画素数総画素:6250万画素、有効画素:6100万画素、15ストップのダイナミックレンジ総画素:2530万画素、有効画素:2420万画素
最大記憶画素数9504x6336px6000x4000px
ピクセルシフトマルチ撮影○(約9億6320万画素の情報から、4枚または16枚合成)
ISO常用100-32000、拡張50-102400常用100-51200、拡張50-204800
連写10コマ/秒
連続撮影可能コマ数RAW/RAW&JPG:68コマ、JPEG(スタンダードL):68コマRAW:89コマ、RAW&JPG:79コマ、JPEG(スタンダードL):177コマ
オートフォーカス方式ファストハイブリッドAF(像面位相差AF、コントラストAF)
4Dフォーカス
測距点567点(位相差検出方式、74%をカバー)、APS-C時:325点(位相差検出方式)、425点(コントラスト検出方式)693点(位相差検出方式)、APS-C時:299点(位相差検出方式)、425点(コントラスト検出方式)
測距輝度範囲EV-3~20
電子式ビューファインダーUXGA OLED 0.5型 (576万ドット/視野率100%/倍率0.78倍)、60/120fpsXGA OLED 0.5型 (236万ドット/視野率100%/倍率0.78倍)
モニター3インチ (144万ドット)3インチ (92.16万ドット)
可動式モニターチルト(下方向41度、上方向107度)
タッチパネル○(タッチパッド機能対応)
シャッタースピード1/8000-30秒
電子先幕シャッター
電子シャッター
サイレントシャッター
フラッシュ同調速度1/250秒
バルブ撮影
セルフタイマー2、5、10秒
顔認識○(Aマウントレンズ装着時も可)
リアルタイム瞳AF○(動画時も可[動物の瞳AF時は不可]、動物の瞳AFに対応)○(動物の瞳AFに対応)
撮影枚数ファインダー時:530枚 90分、ライブビュー時:670枚 105分ファインダー時:610枚 115分、ライブビュー時:710枚 125分
RAW○(14bit、非圧縮可)
JPEG、RAW+JPEG
TIFF
動画4K(3840x2160) 30p 100Mbps、フルHD(1920x1080) 60p 50Mbps、HDR(HLG)4K(3840x2160) 30p 100Mbps、フルHD(1920x1080) 60p 50Mbps、4K HDR(HLG)
ハイフレームレート120fps(1920x1080) 100Mbps
ファイル形式XAVC S、AVCHD
映像圧縮方式MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式XAVC S:LPCM 2ch、AVCHD:Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載
LogS-Log2、S-Log3、Gamut3S-Log2、S-Log3、S-Gamut3.Cine
4Kオーバーサンプリング出力約2.4倍(6K相当)約2.4倍(6K相当:4K/24p時)、約1.6倍(4K/30p時)
画素加算のない全画素読み出し4K動画
スロー&クイックモーション撮影(S&Q)
プロキシー動画4K動画と同時記録
手ブレ補正5.5段分5.0段分
内蔵フラッシュ
防塵防滴仕様配慮した設計(より強化)配慮した設計
pictbridge
水準器
英語対応○(予想)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/acIEEE 802.11 b/g/n
NFC
GPS(スマートフォンから位置情報の取得可)
Bluetooth
フリッカーレス撮影
アンチディストーションシャッター
AF被写体追従感度
ピント拡大表示中のAF未確認
測光モードマルチ測光、中央重点測光、スポット測光(標準/大)、画面全体平均測光、ハイライト重点測光
オートホワイトバランスAWB時の優先設定標準、雰囲気優先、ホワイト優先
タイムラプス/インターバル撮影-(予想)
フォーカスエリア登録機能
ピクチャーエフェクト7種類8種類
PlayMemories Camera Apps
カメラ内RAW現像
AF-ONボタン
マルチセレクター
その他デジタルオーディオインターフェースを追加したマルチインターフェースシュー(MIシュー)、動画時のタッチトラッキング
メモリーカードデュアルSDスロット(両スロット:SDXC UHS-II対応)デュアルSDスロット(スロット1:SDXC UHS-II対応、スロット2:SDXC UHS-I対応、メモリースティック対応)
128.9mm126.9mm
高さ96.4mm95.6mm
奥行き67.3~77.5mm62.7~73.7mm
重さ580g、総重量:665g565g、総重量:650g
バッテリーNP-FZ100
USB充電/給電
シンクロターミナル○(シンクロ端子付きのスタジオ用大型フラッシュなどが接続可)
インターフェイスUSB Type-C、マイクロUSB、HDMI(マイクロ/タイプD)、ヘッドホン端子
この記事が参考になりましたらSNSやサイトで紹介してください!

α7R IV

α7 III

売れ筋ランキング
コメント
コメントを投稿する