「AQUOS zero」と「AQUOS R2」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS ZERO (アクオス・ゼロ)」と「AQUOS R2 (SHV42、SH-03K、アクオス・アール・ツー)」の違いを比較しました。

「AQUOS zero」は2018年10月3日に発表されたシャープのスマートフォンです。ハイエンドモデルとして発売されるので、シャープのフラッグシップ・スマートフォン第二弾「AQUOS R2」(2018年6月8日発売)と外観・スペックを比較してみました。「AQUOS ZERO」は「AQUOS R2」の後継機ではなく、ダブルフラッグシップ体制になるようです。
※「AQUOS zero」が2018年10月11日にソフトバンクから発表されました。
※ソフトバンクの「AQUOS R2」に「ブルーシルバー」と「ピンクゴールド」が追加されることが2018年10月11日に発表されました。
※2019年4月3日に「AQUOS ZERO」のSIMロックフリー版モデル「SH-M10」が発売されることが発表されました。

「AQUOS zero」と「AQUOS R2」 1
「AQUOS zero」と「AQUOS R2」の正面比較

「AQUOS zero」と「AQUOS R2」 2
「AQUOS zero」と「AQUOS R2」の背面比較


特徴の違い
  • 【ディスプレイ】
    「AQUOS R2」は6.0インチ(3040x1440)の液晶ディスプレイを搭載していましたが、「AQUOS zero」は6.2インチ(2992x1440)でAQUOSスマートフォン初の有機ELディスプレイ(シャープの自社開発)になりました。有機ELは液晶と比べて、色ムラがなく発色やコントラストに優れるなど画質面でメリットがあります。「AQUOS zero」は正面と背面が側面に向けてカーブした形状になっている独自のラウンドフォルム「全体曲面ディスプレイ」を採用しています。どちらもノッチ(切り欠き)がある「狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)」を採用していますが、「AQUOS zero」はノッチの幅が広くなっています(インカメラ以外の各種センサーが搭載されていると思われます)。
  • 【本体サイズ】
    「AQUOS zero」は「AQUOS R2」より、幅が1mm、高さが2mm、厚みが0.2mm、質量が35g、小さく軽くなっています。「AQUOS zero」は背面に軽量かつ強度が高いアラミド繊維を採用することで、6インチ以上で3000mAhを超えるスマートフォンで世界最軽量の146gを実現しています。どちらも背面カメラ部に出っ張りがありますが、「AQUOS zero」のほうが出っ張りは少なくなっています。
  • 【メモリー容量】
    「AQUOS R2」はストレージが64GB UFS・RAMが4GBでしたが、「AQUOS zero」はストレージが128GB UFS・RAMが6GBに強化されました。しかし、「AQUOS zero」はmicroSDカードが非対応に変更されています。「AQUOS zero」と「AQUOS R2」は同じ「Snapdragon 845」を搭載していますが、「AQUOS zero」はCPUとGPUの性能が向上しているようです。
  • 【カメラ】
    「AQUOS R2」は背面にデュアルレンズカメラ「AQUOS twin camera」が搭載されていましたが、「AQUOS zero」はシングルカメラになりました。「AQUOS R2」は静止画用カメラと動画用カメラを搭載し、AI機能を利用したカメラ撮影機能が利用できます。「AQUOS zero」の詳しいカメラ仕様は未確認です。
  • 【生体認証】
    「AQUOS R2」は正面下部に指紋認証センサーが設置されていましたが、「AQUOS zero」は背面に移動されました。「AQUOS zero」は新たに顔認証機能にも対応しています。
  • 【その他】
    「AQUOS R2」は3.5mmイヤホンジャックが搭載されていましたが、「AQUOS zero」では非搭載になりました。「AQUOS zero」は充電時の発熱を抑える「パラレル充電」により充電中でもゲームや動画再生がより快適に行うことができます。



「AQUOS ZERO」と「AQUOS R2」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS zeroシャープ AQUOS R2
発売日2018年12月21日、SH-M10:2019年4月9日2018年06月08日
キャリアソフトバンクソフトバンク、au、ドコモ
価格10万円前後9万円前後
シリーズアクオスフォン(AQUOS PHONE)
発売時のOSAndroid 9.0Android 8.0
連続通話時間4G:約2230分、3G:約1810分、GSM:約870分(SB)4G:約1830分、3G:約1710分、GSM:約870分(SB)
連続待受時間4G LTE:約555時間、3G:約635時間、GSM:約575時間(SB)4G LTE:約585時間、3G:約685時間、GSM:約580時間(SB)
CPU(プロセッサー)Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、4x2.6GHz+4x1.7GHz
外部メモリーmicroSDXC(400GB)
内部メモリー128GB UFS64GB UFS
RAM6GB4GB(LPDDR4X)
バッテリー容量3130mAh
液晶アイドリングストップ未確認○(静止画表示時のバッテリー消費を抑える)
防水・防塵機能IPX5/IPX8、IP6X
セキュリティ(生体認証)指紋認証センサー(背面に設置)、顔認証指紋認証センサー(正面に設置)
対応充電パラレル充電(2つの充電ICで発熱を抑える)、USB PDQuick Charge 3.0、USB PD
モニター/画面解像度6.2インチ、ワイドクアッドHD+(2992x1440ドット)、538ppi、比率約19:96.0インチ、WQHD+(3040x1440ドット)、比率19:9
液晶パネル有機EL OLED コントラスト比100万:1ハイスピードIGZO 100Hz駆動
リッチカラーテクノロジーモバイル○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
デジタルシネマ標準規格DCIDCI-P3の100%の広色域
HDR動画再生対応○(Dolby Vision、HDR10、VP9)
バーチャルHDR未確認○(HDRではない動画をHDRのように明るく鮮やかに表示)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 8 / 11 / 12 / 17 / 19 / 26 / 28 / 41 / 42、3G: 1 / 2 / 4 / 8 / 19 (SIMフリー版、nanoSIMx1)キャリアモデル
受信時最大774Mbps(SB)988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au)、774Mbps(SB)
送信時最大37.5Mbps(SB)75Mbps(ドコモ)、112.5Mbps(au)、37.5Mbps(SB)
NFC(FeliCa)○(おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(5.0)
GPS
テレビワンセグ・フルセグ
ロボティクスエモパーVer 9.0、ロボクルエモパーVer 8.0、ロボクル
画素数(背面/アウトカメラ)2260万画素 90° 22mm相当 F1.9静止画用:2260万画素 90° 22mm F1.9+動画用:1630万画素 超広角135° 19mm F2.4
手ブレ補正静止画用は光学式、動画用は電子式手ブレ補正
動画4K4K(3840x2160)、スロービデオ
H.265対応
画素数(正面/インカメラ)800万画素 90° 23mm相当 F2.21630万画素 F2.0
カメラセンサーの種類CMOS裏面照射積層型(背面と正面カメラ)
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック(変換アダプターが同梱)
オーディオDolby Atmos(ドルビーアトモス)Dolby Atmos、Dolby AC-4
スピーカーステレオスピーカーモノラルスピーカー
ハイレゾ
その他背面アラミド繊維「テクノーラ」、側面マグネシウム合金背面3Dガラス、側面アルミ(メタル)フレーム、のぞき見防止ブロック
73mm74mm
高さ154mm156mm
奥行き8.8mm9mm
重さ146g181g
カラーアドバンスブラックプレミアムブラック、プラチナホワイト、ローズレッド(ソフトバンク)、アクアマリン(au)、コーラルピンク(ドコモ)
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