「Surface Go」と「iPad(2018)」の違い


アップル(Apple)

マイクロソフト「Surface Go 10インチ (サーフェス・ゴー)」とアップル「9.7インチ iPad 2018年モデル (アイパッド)」の違いを比較しました。

「Surface Go」は「Windows OS」が搭載されたマイクロソフトのタブレット型PCです。アップルの「iOS」が搭載されたタブレット「9.7インチ iPad 2018年モデル」と外観・スペックを比較してみました。

「Surface Go」のライバル機種は「10.5インチ iPad Pro 2017年モデル」かもしれませんが、「Surface Go」はエントリークラスなので、上位機種の「iPad Pro」ではなくスタンダードモデルの「iPad(2018)」がライバル機である可能性もあると思います。「Surface Go」と「iPad Pro 10.5(2017)」の違いもご参照下さい。

「Surface Go」と「iPad 9.7インチ (2018)」 1
「Surface Go」と「iPad 9.7インチ (2018)」の正面比較

「Surface Go」と「iPad 9.7インチ (2018)」 2
「Surface Go」と「iPad 9.7インチ (2018)」の背面比較。「Surface Go」はキックスタンドを開いた状態です。


外観・デザインの違い
  • 【ディスプレイ】
    「Surface Go」は10インチ(1800x1200)で比率3:2のPixelSenseディスプレイを搭載していますが、「iPad(2018)」は9.7インチ(2048x1536)で比率4:3のRetinaディスプレイです。「Surface Go」のほうがディスプレイが大きく、「iPad(2018)」よりも縦長のディスプレイ比率になっています。ベゼル幅は「iPad(2018)」のほうがより狭くベゼルレスに近いデザインです。本体サイズは「Surface Go」が「iPad(2018)」よりも、幅が5.5mm、高さが5mm、奥行きが0.8mm、重量が53g、大きく重くなっています。
  • 【ホームボタンと生体認証】
    「Surface Go」はホームボタンが設置されていませんが、「iPad(2018)」は正面に指紋認証センサーも兼ねた物理ボタンのホームボタンが設置されています。「Surface Go」は「Windows 10」の生体認証機能である「Windows Hello」による「顔認証」が可能です。
  • 【キックスタンド】
    「Surface Go」は本体に165°可動するキックスタンドが取り付けられています。「iPad(2018)」は別売りのアクセサリー「Smart Cover」を装着することで本体を立たせて角度の調節が可能です。
  • 【接続端子】
    「Surface Go」はコネクターに「USB Type-C」を採用していますが、「iPad(2018)」は独自規格の「Lightning」を採用しています。

機能の違い
  • 【価格】
    「Surface Go」は一般向けモデルの最安構成で6万4800円(4/64GB eMMC)ですが、「iPad(2018)」は3万7800円(32GBのWi-Fiモデル)です。「Surface Go」の一般向けモデルは「Office Home」と「Business 2016」がセットでプレインストールされているモデルのみの販売です。
    【Surface Goの価格】
    教育機関向け ・・・ 4/64GBモデル:4万7800円、8/128GBモデル:6万5800円
    法人向け ・・・ 4/64GBモデル:5万2500円、8/128GBモデル:7万800円
    一般向け(Office HomeとBusiness 2016のセット販売のみ) ・・・ 4/64GBモデル:6万4800円、8/128GBモデル:8万2800円
  • 【OS】
    「Surface Go」はマイクロソフトの「Windows OS」が搭載されていますが、「iPad(2018)」はアップルの「iOS」が搭載されています。「Surface Go」は一般的なWindowsパソコンと変わらないOSが搭載されていますが、別売りのキーボードを着脱することで表示モードを切り替えることができます。仕事では通常のノートパソコン「デスクトップ(ラップトップ)モード」を使用し、自宅では「タブレットモード」という1台で2つの役割を行える「2 in 1 PC」です。「iPad(2018)」は「2 in 1 PC」ではなくパソコンの「macOS」は搭載されていません。しかし、セキュリティが高くタブレットに最適化された簡単な操作性を実現しています。
  • 【Windows 10 S】
    「Surface Go」の一般向けは「Windows 10 Home (Sモード)」、教育機関・法人向けは「Windows 10 Pro」が搭載されています。「Windows 10 Home (Sモード)」はWindowsストアアプリのみ使用できます。「Windows 10 S」は「Windows 10 Pro」がベースになったOSで、フリーソフトやデスクトップアプリなどがインストールできない代わりに「Secure(安全性)」が高められています。「Surface Go」の「Windows 10 Home (Sモード)」は無償で通常の「Windows 10 Home」に切り替えることができるようです。
  • 【外部メモリー】
    「Surface Go」はmicroSDカードが装着できるスロットが搭載されていますが、「iPad(2018)」は非搭載です。
  • 【キーボード】
    「Surface Go」はキーボード兼カバーになる「Surface Go タイプカバー」が装着できる「Surfaceタイプカバーポート」が搭載されています。「iPad(2018)」は、「iPad Pro」のように「Smart Connector」が搭載されていないので、ペアリングなしで本体と接続できる「iPad Pro」用のキーボード「Smart Keyboard」は使用できませんが、「Bluetoothキーボード」には対応しています。
  • 【スタイラスペン】
    「Surface Go」は4096段階の筆圧を感知するスタイラスペン「Surfaceペン」に対応し、「iPad(2018)」はプロレベルのイラスト制作に対応できるデジタルペンシル「Apple Pencil」に対応しています。「Surfaceペン」は別売りで1万2000円前後、「Apple Pencil」は別売りで1万800円前後の価格です。




「Surface Go」と「9.7インチ iPad (2018年モデル)」のスペック違いを比較
製品名マイクロソフト Surface Go 10インチアップル iPad(2018) 9.7インチ
発売日2018年08月28日2018年03月31日
価格(内蔵メモリ32GB)Wi-Fi:37,800円、Wi-Fi + Cellular:52,800円
価格(内蔵メモリ64GB)4/64GB eMMC:64,800円(一般向けWi-Fiモデル)
価格(内蔵メモリ128GB)8/128GB SSD:82,800円(一般向けWi-Fiモデル)Wi-Fi:48,800円、Wi-Fi + Cellular:63,800円
LTEモデル2018年11月29日(法人向け:8万円台)、2019年1月29日(一般向け:Office Home&Business 2019搭載で9万円台) どちらもnanoSIMで8/128GBモデルのみ
発売時のOSWindows 10 Home Sモード(一般向けモデル)iOS 11
プロセッサーインテル 第7世代 Pentium Gold 4415Y (1.6GHz:コアx2、スレッドx4)、インテル HD Graphics 615A10(64ビットアーキテクチャ搭載A10 Fusionチップ)
RAMメモリー4GB、8GB2GB(予想)
内部メモリー64GB、128GB32GB、128GB
外部メモリーmicroSD用のスロットあり
バッテリー容量27Wh(9時間の動画再生が可能)32.4Wh(約8760mAh)
セキュリティ(生体認証)○(Windows Helloの顔認証)○(指紋認証センサー)
ホームボタン
モニター/解像度10インチ(1800x1200ドット)、217ppi、比率3:29.7インチ(2048x1536ドット)、264ppi、比率4:3
ディスプレイPixelSenseディスプレイ、コントラスト比1500:1、10点マルチタッチ、Gorilla Glass 3Retinaディスプレイ、IPSテクノロジー搭載9.7インチ(対角)LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ、耐指紋性撥油コーティング
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 66LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41
Bluetooth4.14.2
NFC(FeliCa/おサイフケータイ)
GPS○(LTEモデル)
背面カメラ800万画素800万画素(裏面照射) F2.4
動画/スローモーション動画フルHD(1080p)フルHD(1080p) 30fps、120fps、タイムラプスビデオ、正面カメラ:HD(720p)
正面カメラ500万画素120万画素(裏面照射) F2.2
コネクタUSB Type-Cx1、Surface Connect、Surface Type Cover、Surface DialLightningx1
3.5mmヘッドフォンジャック
防水
オーディオスピーカー2スピーカー(ステレオ)、Dolby Audio2スピーカー(ステレオ)
ハイレゾ未確認
ファンファンレス
各種センサージャイロ、加速度、環境光、磁力計デジタルコンパス、3軸ジャイロ、加速度センサー、環境光センサー、気圧計、iBeaconマイクロロケーション
テレビ(ワンセグ・フルセグ)
スタイラスペン(別売り)Surfaceペン(1万3000円前後)Apple Pencil(1万800円前後)
キーボード兼カバー(別売り)Surface Go タイプ カバー(1万1800円前後、Signatureモデル:1万5400円)-(Bluetoothキーボードには対応)
キックスタンド-(別売りのSmart Cover)
その他Office HomeとBusiness 2016(一般向けのみ付属)、マグネシウム合金拡張現実(AR)
カラーシルバーシルバー、新しいゴールドの仕上げ、スペースグレイ
175mm169.5mm
高さ245mm240mm
奥行き(厚み)8.3mm7.5mm
重さ522gWi-Fi:469g、Wi-Fi + Cellular:478g
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