共通の特徴
- 「PowerShot G1 X Mark III」と「PowerShot G1 X Mark II」はどちらも、キヤノンの高級コンパクトデジタルカメラシリーズ「PowerShot G Xシリーズ」の最上位機です。「PowerShot G3 Xシリーズ」「PowerShot G5 Xシリーズ」「PowerShot G7 Xシリーズ」「PowerShot G9 Xシリーズ」はいずれも1.0型センサーを搭載しているのに対し、「PowerShot G1 Xシリーズ」はより大型の1.5型センサーやAPS-Cセンサーを搭載しています。一眼レフやミラーレスのサブ機として、画質や小型軽量化を重視したユーザー向けのカメラです。
外観・デザイン
- 【電子ビューファインダー】
「PowerShot G1 X Mark II」はEVF(電子ビューファインダー)が搭載されておらず、外付けの電子ビューファインダー「EVF-DC1」が用意されていました。それに対し、「PowerShot G1 X Mark III」は高性能な有機ELの電子ビューファインダー(0.39型/約236万ドット/視野率100%)が搭載されています。 - 【可動式モニター】
「PowerShot G1 X Mark II」は上側180°/下側45°に可動できる「チルト液晶」が搭載されていましたが、「PowerShot G1 X Mark III」はより自由度が高い「バリアングル液晶」が搭載されています。EVF(ファインダー)を見ながらタッチパネル操作することでAFポイントを移動できる「タッチ&ドラッグAF」にも対応しています。 - 【レンズフィルターとレンズバリア】
「PowerShot G1 X Mark II」は「フィルターアダプター FA-DC58E」を装着することで58mm径のフィルターを装着することができましたが、「PowerShot G1 X Mark III」にはフィルターの記載がないので装着できないと思われます。レンズバリアも同様に、「PowerShot G1 X Mark II」には搭載されていましたが、「PowerShot G1 X Mark III」には搭載されていない可能性があります。
※「PowerShot G1 X Mark III」は37mm径のレンズフィルターが直接装着でき、専用レンズフード「LH-DC110」を取り付ければ49mm径のフィルターが装着できるようです。 - 【レリーズボタン】
「PowerShot G1 X Mark III」はレリーズボタンに新設計が採用されており、位置や高さが最適化され、連続撮影時でも疲れにくく、しっかりホールドできる構造になっています。 - 【レンズ性能】
「PowerShot G1 X Mark II」は24~120mm相当(光学5倍ズーム) F/2~3.9のレンズが搭載されていましたが、「PowerShot G1 X Mark III」は24~72mm相当(光学3倍ズーム) F/2.8~5.6のレンズが搭載されています。より大型のセンサーを搭載しながら小型軽量化を実現するため、レンズのスペックは前モデルよりも抑えられています。 - 【小型軽量化】
「PowerShot G1 X Mark III」は「PowerShot G1 X Mark II」より、幅が1.3mm、奥行きが14.8mm、重さが141g、小さく軽くなっています。「PowerShot G1 X Mark III」は、より大型のセンサーを搭載してEVFを内蔵しているのにも関わらず、体積約16%・質量約27%の小型軽量化を実現する快挙を成し遂げています。
追加した機能
- 【防塵防滴仕様】
「PowerShot G1 X Mark III」はシーリング部材や高精度合わせ構造により、砂塵や水滴などの侵入を抑制する防塵防滴仕様の構造になっています。 - 【Bluetooth】
「PowerShot G1 X Mark III」はBluetooth機能に対応したことで、スマートフォンと常時接続することが可能です。スマートフォンからカメラをリモートコントロールしたり、カメラで撮影した画像をスマートフォンに転送することができます。 - 【USB充電/給電】
「PowerShot G1 X Mark III」はUSBから充電できる「USB充電」に対応しています。
向上した機能
- 【センサーサイズ】
「PowerShot G1 X Mark II」は1.5型サイズ(18.7x12.5mm)のイメージセンサーを搭載していましたが、「PowerShot G1 X Mark III」はより大型のAPS-Cサイズ(22.3x14.9mm)のイメージセンサーをキヤノンのレンズ一体型カメラで初めて搭載しています。「PowerShot G1 X Mark III」はセンサーサイズが約1.42倍になったことで、高感度性能や階調表現、ボケの大きさなど画質面で優れた表現が可能です。 - 【イメージセンサーと画像処理エンジン】
「PowerShot G1 X Mark III」は大型イメージセンサーと画像処理エンジン「DIGIC 7」が搭載されたことで、画素数は1310万画素から2420万画素に向上し、高感度性能は常用ISO 100-12800からISO 100-25600になりました。小絞り時に解像感の向上や、被写体の検出性能の進化、撮影間隔の短縮化など、全体的なパフォーマンス性能も向上しています。 - 【オートフォーカス性能】
「PowerShot G1 X Mark III」は像面位相差AFにより高速オートフォーカスが可能な「デュアルピクセルCMOS AF」をキヤノンのレンズ一体型カメラとして初めて搭載しています。静止画でも動画でもより快適なオートフォーカスが可能です。 - 【連写性能】
「PowerShot G1 X Mark II」は約5.2コマ/秒の連続撮影性能でしたが、「PowerShot G1 X Mark III」はワンショットAF時に約9コマ/秒(約24枚まで)、サーボAF時に約7コマ/秒(約29枚まで)に向上しています。 - 【手ブレ補正性能】
「PowerShot G1 X Mark II」は3.5段分(テレ端)の光学手ブレ補正ISを搭載していましたが、「PowerShot G1 X Mark III」は4.0段分(テレ端)に向上しています。 - 【動画性能】
「PowerShot G1 X Mark II」はフルHD(1920×1080) 30fpsまでの動画性能でしたが、「PowerShot G1 X Mark III」はフルHD(1920×1080) 60fpsに向上しています。4K動画には対応していません。 - 【NDフィルター】
「PowerShot G1 X Mark II」はNDフィルター挿入機構を利用することで光量を減光できましたが、「PowerShot G1 X Mark III」は搭載されている「オートNDフィルター機能」により自動で適正な明るさに設定することができます。
キヤノン 2014-03-13
| 製品名 | キヤノン PowerShot G1 X Mark III | キヤノン PowerShot G1 X Mark II |
|---|---|---|
| 発売日 | 2017年11月30日 | 2014年03月14日 |
| 価格 | 15万円前後 | 7万円前後 |
| シリーズ | Gシリーズ | |
| センサー | APS-C(22.3x14.9mm CMOS) | 1.5型(18.7x12.5mm CMOS) |
| ローパスフィルター | ○(予想) | |
| 画像処理エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 6 |
| 総画素数 | 2580万画素 | 1500万画素 |
| 有効画素数 | 2420万画素 | 1310万画素 |
| 最大記憶画素数 | 6000x4000px | 4352x2448px |
| 焦点距離(35mm判換算) | 24~72mm | 24~120mm |
| 焦点距離 | 15~45mm | 13~63mm |
| 非球面レンズ | 両面非球面レンズ3枚、片面非球面レンズ1枚 | UAレンズを含む非球面レンズ3枚 |
| 最短撮影距離 | 10cm | 5cm |
| 絞り値 | F/2.8~5.6 | F/2~3.9 |
| 光学ズーム | 3倍 | 5倍 |
| デジタルズーム | 4倍 | |
| プログレッシブファインズーム | 6倍 | 10倍 |
| デジタルテレコン | 1.6倍、2.0倍 | |
| MF拡大機能 | 5倍、10倍 | 2倍、4倍 |
| MFピーキング | ○ | |
| ISO | 100-25600 | 100-12800 |
| 連写 | ワンショットAF時:約9コマ/秒、サーボAF時:約7コマ/秒 | 5.2コマ/秒 |
| 連続撮影可能コマ数 | 約24枚(ワンショットAF時:約9コマ/秒)、約29枚(サーボAF時:約7コマ/秒) | |
| AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF | コントラストAF(予想) |
| オートフォーカス時間 | 約0.09秒 | 約0.22秒 |
| 撮影タイムラグ | 約0.17秒 | 約0.25秒 |
| ファインダー | 電子式ビューファインダー (236万ドット/視野率100%/アイポイント約22mm) | - |
| モニター | 3インチ (236万ドット) | 3インチ (104万ドット) |
| シャッタースピード | 1/2000-30秒 | 1/4000-60秒 |
| 電子先幕シャッター | ||
| 電子シャッター | ||
| サイレントシャッター | ||
| バルブ撮影 | ○ | |
| セルフタイマー | 2、10秒 | |
| 撮影枚数 | 200枚、45分 | 240枚、50分 |
| RAW | 14bit、CR2 | |
| JPEG | ○ | |
| TIFF | ||
| RAW+JPEG | ○ | |
| 動画 | フルHD(1920x1080) 60p | フルHD(1920x1080) 30p |
| ハイフレームレート | ||
| ファイル形式 | MP4 | |
| 映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | |
| 音声記録方式 | MPEG-4 AAC-LC(ステレオ) | |
| 手ぶれ補正 | 4.0段分(デュアルセンシングIS) | 3.5段分 |
| 動画時の手ブレ補正 | 5軸手ブレ補正 | |
| 自動水平補正 | ○ | |
| 内蔵フラッシュ | ○ | |
| 防塵防滴仕様 | ○ | |
| 可動式モニター | バリアングル | チルト |
| pictbridge | ||
| 水準器 | ○(2軸、水平とあおり方向に対応) | |
| タッチパネル | ○ | |
| タッチ&ドラッグAF | ○ | - |
| 流し撮り | 流し撮りモード、流し撮りIS | 流し撮りIS |
| スムーズゾーンAF | ○ | - |
| 顔認識 | ○ | |
| 英語対応 | ○ | |
| 星空モード | ○ | |
| タイムラプス | ○(星空タイムラプス動画も対応) | |
| パノラマショット | ○ | |
| カメラ内RAW現像 | ○ | |
| NDフィルター | オートNDフィルター | NDフィルター挿入機構 |
| Wi-Fi | ○ | |
| NFC | ○ | |
| GPS | ||
| Bluetooth | ○ | |
| USB給電 | ○ | |
| メモリーカード | SDXC UHS-I | |
| 幅 | 115mm | 116.3mm |
| 高さ | 77.9mm | 74mm |
| 奥行き | 51.4mm | 66.2mm |
| 重さ | 375g | 516g |
| 総重量 | 399g | 553g |
| バッテリー | NB-13L | NB-12L |
| インターフェイス | マイクロUSB、HDMI(タイプD) | USB2.0、HDMI(タイプD) |

キヤノン「PowerShot G1 X Mark III」と「PowerShot G1 X Mark II」の違いを比較しました。
















