「ライカM10 (Type3656)」と「ライカMP 0.72」の外観の違い
- 「ライカM10」はレンズ交換式デジタルカメラ、「ライカMP 0.72」はレンズ交換式フィルムカメラです。どちらも同じライカMマウントを使用しているので、フランジバックが同じでレンズを共有することができます。デジタルカメラとフィルムカメラを比べると基本的にはデジタルカメラのほうが厚みが太くなります。理由は、イメージセンサーの厚みやそれに関係する電子回路、液晶モニターの厚みなどがあるためです。「ライカM10」と「ライカMP 0.72」を比べると、「ライカM10」は幅:139mm、高さ:80mm、奥行き:38.5mm(トップカバー幅は33.7mm)、総重量:660gで、「ライカMP 0.72」は幅:138mm、高さ:77mm、奥行き:38mm、総重量:600gです。厚みはわずか0.5mmで差はほとんどないように思えますが、「ライカMP 0.72」は突起物が含まれているので厚みが太くなっており、「ライカM10」は突起物がなくマウント部が隆起しています。実質的な背面からの厚みを比べるとフィルムカメラの「ライカMP 0.72」のほうがまだ薄いボディになっているようです。しかし、デジタルカメラにも関わらず「ライカM10」は非常に小型化されており、驚くような薄型化がされています。