EF24-105mm F4L IS II USMの特徴
「EF24-105mm F4L IS II USM」は小三元レンズと呼ばれるズーム全域でF4の一定絞り値を実現したレンズです。プロおよびハイアマチュア層向けの標準ズームレンズで、旧型「EF24-105mm F4L IS USM」から約11年ぶりリニューアルされました。「EF24-105mm F4L IS II USM」が「24-105mm F4 DG OS HSM」より優れる特徴は、オートフォーカス、防塵防滴仕様、最大撮影倍率、軽量化などです。サードパーティ製レンズとは異なる純正レンズなのでキヤノンのカメラボディとの相性は完璧で、優れたオートフォーカス速度と精度を実現してカメラ内補正も充実しています。防塵防滴仕様で堅実した作りになっており、「24-105mm F4 DG OS HSM」はズーム時の鏡筒が2段構成になっていますが、「EF24-105mm F4L IS II USM」は1段構成になっています。撮影倍率が高いのでより被写体を拡大した撮影が可能です。レンズのサイズは「24-105mm F4 DG OS HSM」より大きいですが、質量は約90g軽くなっています。「EF24-105mm F4L IS II USM」は中央部だけでなく周辺部の画質にも優れているのでプロやハイアマチュア層が要求するハイクオリティな画質に応えることができるレンズです。
24-105mm F4 DG OS HSM | Artの特徴
シグマ 2013-11-15
「24-105mm F4 DG OS HSM | Art」はシグマが発売するサードパーティ製のレンズです。シグマはレンズを「Art」「Sports」「Contemporary」の3つに分けており、「Art」はサイズを気にせず画質のみを追求したシリーズです。「24-105mm F4 DG OS HSM | Art」は「Art」シリーズのレンズで抜群の描写力を実現しています。「24-105mm F4 DG OS HSM | Art」が「EF24-105mm F4L IS II USM」より優れる特徴は、中央部の卓越した画質、拡張性、コストパフォーマンなどです。解像力が非常に優れたレンズで特に画像中心部は単焦点レンズに迫るほど高い解像感を実現し、コントラストの高い描写が可能です。シグマの最新レンズはマウント交換サービスに対応しているので、キヤノン以外のマウントにカメラボディを変更しても有償でレンズのマウントを変更することができます。シグマ製のマウントアダプターを使用すればミラーレスカメラでもシグマ製の一眼レフ用レンズを使用することができ、「USB DOCK」でファームウェアの更新やピント位置の調整をすることができます。コストパフォーマンは最大のメリットで、「EF24-105mm F4L IS II USM」より5万円ほど安く購入することができます。ハイレベルなレンズにも関わらず安く購入することができます。
製品名 | キヤノン EF24-105mm F4L IS II USM | シグマ 24-105mm F4 DG OS HSM | キヤノン EF24-105mm F4L IS USM |
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発売日 | 2016年11月03日 | 2013年11月15日 | 2005年09月28日 |
価格 | 136,000円前後 | 83,000円前後 | 85,000円前後 |
マウント | キヤノンEF | キヤノンEF、ニコンF、ソニーA、シグマSA | キヤノンEF |
シリーズ | EFシリーズ | SIGMA DGシリーズ | EFシリーズ |
タイプ | ズーム | ||
センサー | フルサイズ | ||
レンズタイプ | 一眼レフ | ||
焦点距離 | 24~105mm | ||
オートフォーカス | ○ | ||
マニュアルフォーカス | ○ | ||
絞り | F4~22 | ||
絞り羽根枚数 | 10枚 | 9枚 | 8枚 |
レンズ構成 | 12群17枚 | 14群19枚 | 13群18枚 |
最短撮影距離 | 0.45m | ||
最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.21倍 | 0.23倍 |
画角 | 84~23° | ||
フィルターサイズ | 77mm | 82mm | 77mm |
フード付き | EW-83M | LH876-02 | EW-83H |
手ブレ補正機能 | 4.0段分 | ○ | 3段分 |
防塵・防滴構造 | ○ | ○ | |
最大径 | 83.5mm | 88.6mm | 83.5mm |
長さ | 118mm | 109.4mm | 107mm |
重さ | 795g | 885g | 670g |