外観・デザイン
- 【ほぼ同じサイズ】
「α6500」には新しくボディ内手ブレ補正が搭載されています。しかし、ボディ内手ブレ補正が非搭載の「α6300」とほぼ同じサイズを実現しており、マグネシウム合金製の小型なボディはキープされています。総重量は49gだけ増えました。 - 【グリップ部の変更】
「α6500」はグリップ部が厚くなったことでよりしっかりホールドすることが可能になりました。 - 【カスタムボタンの追加】
「α6500」はシャッターボタン横のカスタムボタン「C1」の位置が変更されて、「C1」に加えて「C2」ボタンも追加されています。背面右下の「C3」と合わせて、カスタムボタンは合計で2つから3つに増えました。 - 【ダイヤルの形状変更】
「α6500」はモードダイヤルとコントロールダイヤルのローレット部分が変更して操作感が向上しています。背面ボタンの印字は刻印に変更されて高品質なデザインになりました。 - 【新シャッター】
「α6500」はシャッター後幕の走行完了前にブレーキ機構を追加してメカ構造の工夫を行うことで、低振動でブレを低減し、シャッター音の静音化も実現しています。シャッターボタンは少し大きくなりました。 - 【アイセンサーの動作】
「α6500」はチルト液晶を可動した状態ではアイセンサーが無効になりEVF(電子ビューファインダー)には切り替わらなくなっています。チルト液晶は上90°・下45°で同じ可動域です。 - 【アイカップの変更】
「α6500」は「α6300」より柔らかいアイピースカップに変更されて使用感が向上しています。
追加した機能
- 【5軸ボディ内手ブレ補正】
「α6500」はEマウントのAPS-C機(α6000シリーズ)で初めて5軸ボディ内手ブレ補正(補正効果は約5段分)を搭載しています。動画撮影時にも5軸で手ブレ補正が可能です。 - 【タッチパネル】
「α6500」はタッチパネルに対応しています。タッチ操作やフォーカス位置の選択や移動(タッチパッド機能)など快適な操作性を実現しています。タッチシャッターには非対応です。 - 【スロー&クイックモーション機能】
「α6500」は、撮影フレームレートを1~120fpsまでの8段階から、記録時のフレームレートは24p/30p/60pから選択可能です。撮影後にすぐスロー効果やクイック効果のプレビューを確認できます。 - 【静止画切り出し】
「α6500」は動画から静止画を切り出す機能が搭載されています。4K動画からは約800万画素、フルHD動画からは約200万画素の静止画を制作できます。 - 【新測光モード】
「α6500」は新たに「ハイライト重点測光」と「画面全体平均測光」が追加されています。 - 【スポット測光】
「α6500」はフォーカスエリアが「フレキシブルスポット」や「拡張フレキシブルスポット」時にスポット測光位置をフォーカスエリアに連動させる設定が可能です。測光サークルの大きさを「スポット:標準」と「スポット:大」から選択可能です。 - 【オートホワイトバランス(AWB)時の優先設定】
「α6500」は白熱電球などの光源下でホワイトバランスがオート時に優先する色味を「標準」「雰囲気優先」「ホワイト優先」から設定可能です。 - 【自動電源OFF温度】
「α6500」は撮影時にカメラの電源が自動で切れる温度を設定することができます。自動電源OFF温度を「高」に設定することで、より長時間の動画撮影が可能です。 - 【Bluetooth】
「α6500」は新たに「Bluetooth」に対応しています。(海外仕様でのみ確認できます)
向上した機能
- 【常用ISO感度】
「α6300」は常用ISO 100~25600・拡張ISO 100~51200でしたが、「α6500」は常用ISOで100~51200を実現しています。新開発のフロントエンドLSIにより、中感度から高感度域での解像感や質感の描写力が向上しています。センサーは新開発されたものが搭載されています。 - 【動画時のAF追従性】
「α6500」は「α6300」より動画撮影時のオートフォーカスの追従性が倍以上に向上しています。静止画撮影時に変更はありません。 - 【バッファメモリの増量】
「α6500」は大容量のバッファメモリと新フロントエンドLSIを搭載したことで、307枚の連続撮影が可能です。連写撮影後の即時再生にも対応しています。書き込み残り枚数も表示可能になりました。 - 【新メニュー】
「α6500」は新インターフェースにより、メニューの分類方法が変更されてグループ表記が画面上部に追加されています。タブごとに色分けがされ、設定したい項目に簡単アクセスが可能です。
製品名 | ソニー α6500 ILCE-6500 | ソニー α6300 ILCE-6300 |
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発売日 | 2016年12月2日 | 2016年3月11日 |
価格 | 14万5000円前後 | 13万円前後 |
シリーズ | α(アルファ)シリーズ | |
マウント | ソニーE系マウント | |
センサー | APS-C(23.5×15.6mm Exmor CMOS) | |
アンチダスト機能 | 帯電防止コートとイメージセンサーシフト駆動の併用 | 帯電防止コートおよび超音波振動によるアンチダスト機能 |
アンチダスト作動 | クリーニングモード実行時 | 電源OFF時 |
画像処理エンジン | BIONZ X | |
総画素数 | 2500万画素 | |
有効画素数 | 2420万画素 | |
最大記憶画素数 | 6000×4000px | |
ISO | 100~51200 | 100~25600 |
拡張ISO | 100~51200 | |
AF方式 | ファストハイブリッドAF(像面位相差AF+コントラストAF) | |
電子先幕シャッター | ○ | |
サイレントシャッター(静音撮影) | ○ | |
4Dフォーカス | ○ | |
AF速度 | 0.05秒 | |
AFポイント(測距点) | 425点像面位相差AF、169点コントラストAF | |
瞳AF機能 | ○ | |
連写 | Hi+時:11コマ/秒、Hi時:8コマ/秒、Mid時:6コマ/秒、Lo時:3コマ/秒 | |
連続撮影枚数 | 307枚(約36秒間の連写) | |
連続撮影枚数 | JPEG Lサイズ エクストラファイン:233枚、JPEG Lサイズ ファイン:269枚、JPEG Lサイズ スタンダード:301枚、RAW:107枚、RAW+JPEG:100枚 | JPEG Lサイズ エクストラファイン:44枚、JPEG Lサイズ ファイン:47枚、JPEG Lサイズ スタンダード:55枚、RAW:21枚、RAW+JPEG:21枚 |
撮影可能コマ数(バッテリーライフ) | ファインダー時:約310枚、液晶モニター時:約350枚 | ファインダー時:約350枚、液晶モニター時:約400枚 |
実動画撮影時 | ファインダー時:約65分、液晶モニター時:約70分 | ファインダー時:約70分、液晶モニター時:約75分 |
連続動画撮影時 | ファインダー時:約105分、液晶モニター時:約105分 | ファインダー時:約115分、液晶モニター時:約115分 |
ファインダー | 電子式ビューファインダー (235.92万ドット/視野率100%/倍率10.7倍) | |
モニター | 3インチ (92.16万ドット) | |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | |
セルフタイマー | 2、5、10秒 | |
RAW | 14bit | |
JPEG | ○ | |
RAW+JPEG | ○ | |
動画 | 4K(3840x2160) 30p 100M、フルHD(1920x1080) 60p 50M | |
4K動画仕様 | 4K 24p時は画素加算のない全画素読み出しで約2.4倍(6K相当)から出力、4K 30p時は約1.6倍 | |
ハイフレームレート | 120fps | |
ファイル形式 | XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠、MP4 | |
手ぶれ補正 | 5.0段分 | |
内蔵フラッシュ | ○ | |
ゴミ取り機能 | ○ | |
ライブビュー | ○ | |
可動式モニター | チルト | |
水準器 | ○ | |
タッチパネル | ○ | |
顔認識 | ○ | |
英語対応 | ||
バルブ撮影 | ○ | |
Wi-Fi | ○ | |
NFC | ○ | |
GPS | ||
SDカード | ○ | |
SDHCカード | ○ | |
SDXCカード | ○(UHS-Iに対応、UHS-IIは非対応) | |
メモリースティックDuo | ○ | |
幅 | 120mm | |
高さ | 66.9mm | |
奥行き | 53.3mm | 48.8mm |
重さ | 410g | 361g |
総重量 | 453g | 404g |
防塵防滴仕様 | ○(配慮した設計) | |
バッテリー | NP-FW50 | |
インターフェイス | マルチ/マイクロUSB端子、HDMIマイクロ端子(タイプD)、ヘッドホン端子は非搭載 | |
USB給電 | ○ |