富士フイルム、「X-Pro2」「X-Pro1」の大型ファームウェアを10月6日に公開


富士フイルム(Fujifilm)

富士フイルムは、「X-Pro2」と「X-Pro1」の大型ファームウェアを10月6日に公開しました。

  • 富士フイルムは、「FUJIFILM X-Pro2」と「FUJIFILM X-Pro1」の最新ファームウェアを公開した

X-Pro2 ファームウエアVer.2.00
X-Pro2のファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム
  • 富士フイルムは、「FUJIFILM X-Pro2」の最新ファームウェアVer.2.00を公開した
  • AFエリア選択ポイント数の拡大。撮影メニューのフォーカス設定>フォーカス点数切り替えの設定が91点(7×13)と325点(13×25)に変更になる
  • 位相差AF精度向上。X-T2に搭載された新しいオートフォーカスアルゴリズムを適用し、より正確なオートフォーカスが可能になる
  • AF-Cで連写L時のAF追従性能を向上
  • AF-Cモード時にレリーズ半押し中にAEが追従するように改善
  • AF-Cで連写時に電子シャッターでのAF追従が可能
  • これまではAF-Cで連写H時に撮影前は被写体追尾し、連写中はゾーンAFとなっていましたが連写中も被写体を追尾するようになる
  • AF-Cで連写L時に単写(1コマ撮影)が可能
  • 瞳AUTO設定時の瞳AFにて被写体の手前の瞳に合焦するように変更。これまでは構図から合焦させる瞳を決定していた
  • 多機能クリップオンフラッシュEF-X500に対応。多機能クリップオンフラッシュEF-X500に対応し、TTL多灯ライティング/ハイスピードシンクロなどの機能が使用可能になる。これに伴い、フラッシュの設定方法および撮影メニューのフラッシュ設定の内容が大幅に変更になる
  • クイックメニューに割り当てることができるメニューを変更。EF-X500対応に伴い下記メニューが追加。「フラッシュ機能設定」「調光補正」
  • ファンクションボタンに割り当てることこができる機能を変更。EF-X500対応に伴い下記機能が追加。「フラッシュ機能設定」「TTL-LOCK」「モデリング発光」
  • オートパワーセーブ機能を追加。セットアップメニューの消費電力設定にオートパワーセーブが追加。ONにすると消費電力を抑えバッテリーを長持ちさせる
  • 自動電源OFFの設定時間を追加。セットアップメニューの消費電力設定>自動電源OFFの設定時間に15秒/30秒/1分が追加
  • フロントダイヤルの無効化設定を追加。セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定にコマンドダイヤルシャッタースピード操作設定が追加。OFFにするとコマンドダイヤルによるシャッタースピードの微調整機能が無効になる
  • 撮影メニューのフォーカス設定>AFフレーム補正の仕様が変更になる。
    OFFのとき:パララックスに連動した測距点位置を表示するようにし、OVF使用時のピントの「中抜け」現象を抑制することができる。
    ONのとき:OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定。
    (従来、レンズの最短撮影距離までAFフレーム補正枠を表示していたが、OVF実用範囲の距離までの表示として使い勝手を向上。なお、装着したレンズの最短撮影距離が推奨値よりも長い場合は、AFフレーム補正枠はそのレンズの最短撮影距離で表示)
  • レンズ交換した際に稀にOVFが適切な倍率に自動で切り替わらない現象を改善
  • ズームレンズ使用時のズーム操作によるOVFのブライトフレームの表示更新がスムーズになるように改善
  • 電子シャッター使用時の手ブレ補正を改善
  • スマートフォントアプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を使ったリモート撮影時に稀に発生するスルー画転送のコマ落ち現象を改善
  • マウントアダプター使用時に絞り優先で露出が適切にならないことがある現象を改善


X-Pro1 ファームウエア3.70
X-Pro1 のファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム
  • 富士フイルムは、「FUJIFILM X-Pro1」の最新ファームウェア3.70を公開した
  • 撮影メニューのAFフレーム補正ONときの仕様が変更。OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定。
    (従来、レンズの最短撮影距離までAFフレーム補正枠を表示していたが、OVF実用範囲の距離までの表示として使い勝手を向上。なお、装着したレンズの最短撮影距離が推奨値よりも長い場合は、AFフレーム補正枠はそのレンズの最短撮影距離で表示)


「FUJIFILM X-Pro2」は更新項目が20にも及ぶ大型ファームウェアで、驚くような機能拡張ファームウェアですね。オートフォーカスは「FUJIFILM X-T2」に搭載されたものと同じオートフォーカスアルゴリズムになるので期待できそうです。
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