- キヤノンは、「EOS-1D X Mark II」と「SanDisk CFastカード」の組み合わせで静止画像に異常が発生する場合があると発表しました。
- 【現象】
「SanDisk CFastカード」をカメラ本体またはカードリーダーで使用した際に、「SanDisk CFastカード」に記録した静止画像の一部(下部)が異常となることがある。RAWおよびJPEG記録の両方で現象が確認。
※動画記録に問題はない
※CFカードへの静止画および動画記録では発生しない - 【原因】
「SanDisk CFastカード」側に問題がある - 【対象製品】
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxx)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxx)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxA)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxA)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxB)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxB)
末尾の「xxx」は販売地域により異なる - 【対応】
7月上旬にこの現象を回避するカメラファームウエアのウェブダウンロードサービスを開始する予定 - 【回避策】
ウェブダウンロードサービス開始まで、以下の操作で画像の破損を回避できる
- カメラの電源がオフになる直前のデータ容量約16MB分の画像が異常になる。そのため、オートパワ―オフを「しない」に設定した上で、撮影の最後に消去しても問題のない容量16MB以上の画像の撮影を行う
「SanDisk CFastカード側」の問題であるようですが、「キヤノン側」のファームアップでこの現象を回避できるようです。回避策が面倒な場合は、ファームウェアが公開されるまではなるべく使用しないほうが良さそうですね。