- シグマは、「EOS-1D X Mark II」と一部のシグマ製レンズを組み合わせると不具合が発生すると発表した
- 【現象】
キヤノン「EOS-1D X Mark II」と一部のシグマ製レンズを組み合わせて使用した場合、カメラの測光モードを「評価測光」または「中央部重点平均測光」に設定して撮影すると撮影画像が露出不足(露出アンダー)になる - 【対象製品】
- 20mm F1.4 DG HSM Art
- 35mm F1.4 DG HSM
- 85mm F1.4 EX DG HSM - 【対応について】
レンズの対応ファームウェアの準備を進めており、リリース日は改めてシグマから案内される - 【EOS-1D X MarkⅡとシグマ製品の組み合わせにて使用上の注意】
- MO(マニュアルオーバーライド)機能が搭載されたレンズにおいて、その機能は使用できない。
(通常仕様のフルタイムマニュアル操作は可能)
- シグマ製品ではカメラ本体の「レンズ光学補正」機能の「周辺光量補正」「色収差補正」「回折補正」および、「歪曲収差補正」は使用できない。撮影の際は、これらの補正機能を「しない」で使用してください。
補正機能を「する」にして使用すると正常な撮影画像にならない場合がある。
また、他のカメラボディでも「レンズ光学補正」の機能は使用できない。
対応ファームウェアは後日公開されるとのことなので、それまでの間は「EOS-1D X Mark II」で対象のレンズを使用する場合は気をつけて撮影したほうが良さそうですね。