カメラのインターフェースの違い(USB3.0、USB2.0、Micro、Mini)


カメラのインターフェースの違い(USB3.0、USB2.0、Micro、Mini)

カメラのインターフェースの違いについて比較しました。

カメラは、パソコンと接続して画像転送をしたり、電源供給をする時にインターフェースを利用します。インターフェースはメーカーやカメラごとに異なる規格が使われているため、対応するコネクタを利用する必要があります。

カメラのインターフェース
カメラのインターフェースは機種やメーカーにより異なりますが、基本的な構造は同じです。

ニコンとキヤノンのインターフェース
ニコンとキヤノンのインターフェース

ニコンのシンクロターミナルと10ピンターミナル
ニコンのシンクロターミナルと10ピンターミナル

USB Type-A
パソコン側に接続するインターフェースです。ただ単のUSBという場合は、USB Type-Aを表すことがほとんどです。USB3.0はUSB2.0の進化形でどちらも互換性があります。USB3.0は絶縁部に青色が使われて最大5Gbpsまでの転送速度に対応、USB2.0は白色で最大480Mbpsまで対応します。

USB 3.0
USB 3.0

USB 2.0
USB 2.0

USB 3.0 Micro B
カメラ側に接続するインターフェースです。SuperSpeed USBとも呼ばれ、転送速度は高速です。キヤノンやニコンなどのファイル容量が大きいデジタル一眼レフカメラに搭載されることがあります。microUSBの進化形で、USB2.0 Micro-Bの端子に最大5Gbpsの転送が可能なUSB3.0の端子が追加されています。USB2.0 Micro-Bの端子は給電用として使用されます。

USB 3.0 Micro B
USB 3.0 Micro B

USB Mini B
カメラ側に接続するインターフェースです。Hi-Speed USBとも呼ばれます。デジタル一眼レフ、ミラーレス、コンパクトデジタルカメラの多くの機種に搭載されています。microUSBの登場により搭載機は少なくなっています。

USB Mini B
USB Mini B

USB Micro B
カメラ側に接続するインターフェースです。スマートフォンで使用されることが多いですが、デジタルカメラにも搭載されることがあります。

USB Micro B
USB Micro B

10ピンターミナル
カメラ側に接続するインターフェースです。主にニコンのカメラに搭載され、リモートコントロールに使用されます。

10ピンターミナル
10ピンターミナル

USBの違い
USB2.0 USB3.0 USB3.1
Type-A USB2.0 Type-A
USB2.0 Type-A
パソコンなどに使用
最大480Mbps
USB3.0 Type-A
USB3.0 Type-A
パソコンなどに使用
最大5Gbps
USB3.1 Type-A
USB3.1 Type-A
Type-B USB2.0 Type-B
USB2.0 Type-B
プリンターなどに使用
最大480Mbps
USB3.0 Type-B
USB3.0 Type-B
HDDなどに使用
最大5Gbps
Type-C USB3.0 Type-C
USB3.0 Type-C
給電対応
Micro-B USB2.0 Micro-B
USB2.0 Micro-B
最大480Mbps、給電対応
USB3.0 Micro-B
USB3.0 Micro-B
HDDなどに使用
最大5Gbps、給電対応
Mini-B USB2.0 Mini-B
USB2.0 Mini-B
デジカメなどに使用
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