リアル・レゾリューション・システムとは


リアル・レゾリューション・システムについて紹介しています。

リアル・レゾリューション・システムは、2015年5月22日に発売された「PENTAX K-3 II」に搭載されたペンタックスの機能。

リアル・レゾリューション・システムは、まず1画素単位でセンサーを移動させ、その度にその角度の画像を撮影する。合計で4方向の画像を4枚撮影して、それらの画像をカメラ内で合成することで高解像写真を生成する。センサーシフト式の手振れ補正機能を応用した技術で、リアル・レゾリューション・システムと同時に手ブレ補正は使用できず、電子シャッターで撮影する。

リアル・レゾリューション・システムで撮影された画像は、通常の画像より解像力と色再現性が向上し、高感度ノイズも大幅に低減できる。理論的に、モアレや偽色も発生することがない。デメリットは、リアル・レゾリューション・システムの撮影には現時点で三脚が必要。撮影中に被写体が動くとブレてしまうために静止画撮影向け機能。

リアル・レゾリューション・システムとハイレゾショットの違い
リアル・レゾリューション・システムは、1画素単位でセンサーを移動させて4方向で撮影した画像4枚を合成する。
ハイレゾショットは、0.5画素単位でセンサーを移動させて8方向で撮影した画像8枚を合成する。
リアル・レゾリューション・システムで撮影した画像は通常撮影と同じ出力サイズだが、ハイレゾショットは出力サイズが通常撮影より大幅に大きくなる。

リアル・レゾリューション・システムとハイレゾショットで撮影された画像が高解像度になる点は同じだが、リアル・レゾリューション・システムの場合は、色の再現精度も向上する。ベイヤー方式センサーは、カラーフィルターにより色の情報を得ているために、1画素ではR(赤)G(緑)B(青)の内で1つの色情報しか取得できない(詳しくはベイヤーとフォビオンの違いを参照して下さい)。1画素にはRGB3つの色情報が必要なので、周囲の画素から予想して足りない色を補完するデモザイク処理が行われるが、デモザイク処理によりモアレや偽色が発生してしまうことがある。リアル・レゾリューション・システムは、1画素単位でセンサーを移動さて、RとG(2つ)とBの色情報を撮影によって得るのでデモザイク処理を行わない。そのためにモアレや偽色が理論的に発生することがなく、周囲から色を予想するのではなく実際に撮影して色情報を得るので、色再現性が向上する。仕組みはフォビオンと似ている。

ベイヤー配列。R(赤)1画素・G(緑)2画素・B(青)1画素の4画素で1セット

通常撮影 リアル・レゾリューション・システム
画質
色再現性
モアレや偽色 発生する 発生しない
三脚 不要 必要
動きモノ ×
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リアル・レゾリューション・システム

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