「Surface Pro X」と「iPad Pro 12.9 (2018)」の違い


アップル(Apple)

マイクロソフト「Surface Pro X 13インチ (サーフェス・プロ・エックス)」とアップル「12.9インチのiPad Pro 2018年モデル (アイパッド・プロ 第3世代)」の違いを比較しました。

「Surface Pro X」は常時LTE接続に対応したモバイル向けタブレット型PCです。アップルの「iPad Pro 12.9 (2018)」と外観・スペックを比較してみました。

※2020年10月2日に「マイクロソフト SQ2」を搭載した「Surface Pro X」が10月13日から追加して発売されることが発表されました。また、「Surface Pro X Signature キーボード」にプラチナ、アイスブルー、ポピーレッドが追加されました。
※2022年1月7日に「Surface Pro X」のWi-Fiモデルが1月11日から発売されることが発表されました。

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「Surface Pro X」と「iPad Pro 12.9 (2018)」の正面比較

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「Surface Pro X」と「iPad Pro 12.9 (2018)」の背面比較。「Surface Pro X」はキックスタンドが開いた状態です。

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「Surface Pro X」と「iPad Pro 12.9 (2018)」の側面比較


外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「Surface Pro X」は13インチ(比率3:2)の縦長に対し、「iPad Pro 12.9 (2018)」は12.9インチ(比率4:3)の横長です。本体サイズは「Surface Pro X」が「iPad Pro 12.9 (2018)」よりも、幅が6.9mm狭く、高さが6.4mm大きく、質量が141g重くなっています。厚みは「iPad Pro 12.9 (2018)」のほうが1.4mm薄いですが、背面カメラ部は出っ張りがある形状です。
  • 【スタンド】
    「Surface Pro X」は背面にキックスタンドが取り付けられています。アクセサリーなどを装着せずに本体のみで角度調節が可能ですが、そのためにボディが少し厚く重くなっています。「iPad Pro 12.9 (2018)」は「Smart Keyboard Folio」(2段階の角度調節が可能)などの外部アクセサリーを取り付けることで本体を自立させることができます。
  • 【USB端子】
    「Surface Pro X」は「USB Type-C」端子が2つ搭載に対し、「iPad Pro 12.9 (2018)」は1つです。「Surface Pro X」は「Surface Connectポート」からも充電することができますが、「iPad Pro 12.9 (2018)」は「USB Type-C」からのみです。

機能・特徴
  • 【オペレーションシステム】
    「Surface Pro X」は「Windows OS」を搭載していますが、「iPad Pro 12.9 (2018)」は「iPadOS」です。「Surface Pro X」は別売りのキーボードを着脱することで「ラップトップモード」と「タブレットモード」を切り替えて使用できる「2 in 1 PC」です。CPUには「Windows OS」では珍しい「ARMプロセッサ」を採用しています。「iPad Pro 12.9 (2018)」は「iOS」からiPad用に最適化された「iPadOS」にアップデートされています。アップルのデスクトップPC向けOSは「macOS」です。
  • 【ディスプレイ】
    「Surface Pro X」はディスプレイ4隅が四角い形状に対し、「iPad Pro 12.9 (2018)」は丸いラウンド形状です。「iPad Pro 12.9 (2018)」は、液晶面とディスプレイガラス(カバーガラス)が一体化した「フルラミネーションディスプレイ」や、リフレッシュレートが120Hzの「ProMotionテクノロジー」、表現可能な色の範囲が広い「広色域ディスプレイ(P3)」、環境に合わせてホワイトバランスを調節する「True Toneディスプレイ」などのディスプレイ機能が採用されています。
  • 【その他】
    「Surface Pro X」は背面カメラが1000万画素・正面が500万画素に対し、「iPad Pro 12.9 (2018)」は背面が1200万画素・正面が700万画素です。オーディオは、「Surface Pro X」が2スピーカー・2マイクですが、「iPad Pro 12.9 (2018)」は4スピーカー・5マイクです。




「Surface Pro X 13インチ (サーフェス・プロ・エックス)」と「12.9インチのiPad Pro 2018年モデル (アイパッド・プロ 第3世代)」のスペック違いを比較
製品名マイクロソフト Surface Pro Xアップル iPad Pro 12.9 (2018)
発売日2020年01月14日、SQ2: 2020年10月13日2018年11月07日
最安構成の予想価格8/128GB: 12万9800円前後、8/256GB: 14万9800円前後、16/256GB: 18万5800円前後、16/512GB: 21万9800円前後、SQ2: 20万4380円前後~64GB: 11万1800円前後、256GB: 12万8800円前後、512GB: 15万800円前後、1TB: 17万2800円前後
LTEモデルSIMカード: nanoSIMx1とeSIM、Snapdragon X24SIMカード: nanoSIM[Apple SIMに対応]x1とeSIM
発売時のOSWindows 10 Home (ARM版Windows 10)iOS 12 → iPadOS
タイプ2in1(ノートパソコン、タブレット端末)タブレット端末
プロセッサーマイクロソフト SQ1、グラフィックス: Adreno 685、マイクロソフト SQ2、グラフィックス: Adreno 690A12X、コプロセッサ: M12、Neural Engine
RAM8GB、16GB LPDDR4x4GB、1TBモデルは6GB(予想)
ストレージ128GB、256GB、512GB (SSD)、オプション: 取り外し可能なソリッドステートデバイス64GB、256GB、512GB、1TB
microSDカード
バッテリー容量通常のデバイス使用時間は最大13時間→最長15時間36.71Wh、最大10時間のWi-Fi、最大9時間の3G・LTE
生体認証Windows Helloの顔認証Face IDの3D顔認証(縦・横位置対応)
モニター13インチ(2880x1920ドット)、267ppi、比率3:212.9インチ(2732x2048ドット)、264ppi、比率4:3
パネルPixelSenseディスプレイ、10点マルチタッチ、1400:1コントラスト比、照度: 450nitsLiquid Retinaディスプレイ、IPS LEDバックライトMulti-Touch
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 46 / 66LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 66
Bluetooth5.0
NFC(FeliCa/おサイフケータイ)
GPS
背面/アウトカメラ1000万画素、オートフォーカス対応1200万画素(裏面照射型) F1.8
動画機能背面: 4K、正面: フルHD(1080p)4K(3840x2160) 60/30fps、フルHD(1080p) 60/30fps、120fps(1080p)、240fps(720p)
正面/インカメラ500万画素700万画素(裏面照射型) F2.2、TrueDepthカメラ
接続端子USB Type-Cx2、Surface Connectポート、Surface キーボードコネクタポート、Surface DialUSB Type-Cx1、Smart Connector
3.5mmヘッドフォンジャック
防水・防塵機能
オーディオ2W ステレオスピーカー、Dolby Audio Premium4スピーカー
マイクデュアルマイク5つのマイクロフォン
スタンドキックスタンドが背面に取り付け別売りアクセサリーで対応
ファンファンレス熱冷却ファンレス
各種センサージャイロ、加速度、環境光、磁力計3軸ジャイロ、加速度、環境光、気圧計
テレビ(ワンセグ・フルセグ)
スタイラスペンSurface Slim ペン(別売り: 1万5900円前後)第2世代のApple Pencil(別売り: 1万4500円前後)
キーボード兼カバーSurface Pro X キーボード(別売り: 1万6400円前後)、Surfaceスリムペン同梱のSurface Pro X Signature キーボード(別売り: 2万9600円前後)、タイプカバーにSurfaceペンを収納して充電が可能Smart Keyboard Folio(別売り: 2万2800円前後)
その他Office HomeとBusiness 2019、陽極酸化アルミニウムリバースチャージ、AR(拡張現実)
カラーマットブラック、プラチナ(SQ2モデル)シルバー、スペースグレイ
208mm214.9mm
高さ287mm280.6mm
奥行き/厚み7.3mm5.9mm(カメラ部に出っ張りあり)
質量/重さ774g631g(Wi-Fi)、633g(Wi-Fi + Cellular)
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