「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS zero2 (アクオス・ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」と「AQUOS sense3 (センス・スリー、SHV45、SH-02M、SH-M12)」の違いを比較しました。

「AQUOS zero2」はシャープのスマートフォンです。最大4倍速と軽量ボディが特長のゲーム向けフラッグシップモデルになっています。スタンダードモデルの「AQUOS sense3」と外観・スペックを比較してみました。
※2020年2月28日にSIMロックフリーモデル「AQUOS zero2 SH-M13」が3月13日から発売されることが発表されました。

「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」 1
「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」の正面比較

「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」 2
「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」の背面比較


外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「AQUOS zero2」は「AQUOS sense3」よりも、幅が4mm、高さが11mm、大きい本体サイズです。しかし、質量は26g軽く、「AQUOS zero2」は6インチ以上で3000mAhを超える防水(IPX5以上)対応のスマートフォンで世界最軽量の「141g」を実現しています。
  • 【デザイン】
    「AQUOS zero2」は6.4インチ(2340x1080)のディスプレイですが、「AQUOS sense3」は5.5インチ(2160x1080)です。「AQUOS zero2」は水滴型ノッチ(切り欠き)を採用した狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)により、ディスプレイの画面占有率が高くなっています。
  • 【指紋認証センサー】
    「AQUOS zero2」は指紋センサーがディスプレイ内蔵型に対し、「AQUOS sense3」は正面下部に設置されています。「AQUOS zero2」はディスプレイ上の指紋センサーエリアをタッチすることでロック解除ができます。「AQUOS sense3」は指紋センサーにジェスチャー操作の割り当てが可能です。
  • 【イヤホンジャック】
    「AQUOS sense3」は3.5mmイヤホン端子が搭載されていますが、「AQUOS zero2」は非搭載です。

機能・特徴
  • 【価格とクラス】
    「AQUOS zero2」は価格が9万円前後に対し、「AQUOS sense3」は3万円前後です。「AQUOS zero2」はハイエンドSoC「Snapdragon 855」を搭載し、優れた処理性能を実現したフラッグシップモデルです。「AQUOS sense3」はミッドレンジ「Snapdragon 630」を搭載したエントリーからスタンダードモデルです。
  • 【ディスプレイ】
    「AQUOS zero2」は「有機EL」ディスプレイですが、「AQUOS sense3」は「液晶」ディスプレイです。「有機EL」は高コントラストで発色に優れるなど画質をはじめとした利点があります。「AQUOS zero2」は、約10億の色が表現可能なので、滑らかな階調でグラデーションの色域表現ができ、より忠実にHDRコンテンツを再現することができます。
  • 【ゲーミングスマホ】
    「AQUOS zero2」は、「120Hz」駆動のリフレッシュレート(倍速表示)に対応し、最大で「240Hz」(4倍速)が可能です。タッチ性能も「240Hz」(平均約2ms)で検出可能になることで、ゲームプレイ時に遅延を抑えることができます。「AQUOS zero2」は「141g」の軽量ボディにより、長時間のゲームプレイでも手の負担を抑えることも可能です。
  • 【カメラ】
    「AQUOS zero2」と「AQUOS sense3」はどちらも背面にデュアルカメラを搭載しています。「AQUOS zero2」は「1220万画素 26mm相当 F1.7 光学式手ブレ補正搭載&ハイスピードAF対応の標準カメラ」+「2010万画素 18mm相当 F2.4の広角カメラ」の構成に対し、「AQUOS sense3」は「1200万画素 24mm相当 F2.0の標準カメラ」+「1200万画素 18mm相当 F2.4の広角カメラ」です。「AQUOS zero2」はより上位のカメラ仕様になっています。
  • 【容量】
    「AQUOS zero2」は、RAMが「8GB」、ストレージが「256GB」、microSDカードに非対応、バッテリー容量が「3130mAh」です。「AQUOS sense3」は、RAMが「4GB」、ストレージが「64GB」、512GBまでのmicroSDカードに対応、1週間の電池持ちが可能な「4000mAh」の大容量バッテリーです。



「AQUOS zero2 (アクオス・ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」と「AQUOS sense3 (センス・スリー、SHV45、SH-02M、SH-M12)」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS zero2シャープ AQUOS sense3
発売日ドコモ: 2020年1月30日、au&ソフトバンク: 1月31日、SIMフリー: 3月13日ドコモ: 2019年11月1日、au: 11月2日、UQモバイル: 11月8日、SIMフリー: 11月27日
キャリアソフトバンク、ドコモau、UQモバイル、ドコモ、SIMフリー
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)SIMフリー版: デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応、nanoSIMx2SIMフリー版: デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応、2ndスロットはmicroSDと排他利用
予想価格9万円前後3万円前後
シリーズアクオス・ゼロ(AQUOS ZERO)アクオス・センス(AQUOS sense)
発売時のOSAndroid 10Android 9.0
バージョンアップ発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証
SoC(プロセッサー)CPU: Snapdragon 855 SDM855 オクタコア (2.8GHz+1.7GHz)、放熱設計、ゲーミング設定CPU: Snapdragon 630 オクタコア (4x2.2GHz+4x1.8GHz)
メモリーカード非対応microSDXC(512GB)
ストレージ256GB UFS3.064GB
RAM8GB(LPDDR4X)4GB(LPDDR4X)
バッテリー容量3130mAh4000mAh(1週間の電池持ちが可能)
対応充電USB PD 2、インテリジェントチャージ、パラレル充電(2つの充電ICで発熱を抑える)急速充電、インテリジェントチャージ(電池劣化を抑えた充電)
ワイヤレス充電
連続通話時間LTE(VoLTE HD+): 約1490分、LTE(VoLTE): 約900分、LTE(VoLTE ビデオコール): 約470分 (ドコモ)LTE(VoLTE HD+): 約1760分、LTE(VoLTE): 約1880分、LTE(VoLTE ビデオコール): 約610分 (au)
連続待受時間LTE: 約490時間 (ドコモ)LTE: 約770時間 (au)
防水・防塵機能IPX5・IPX8(お風呂対応)/IP6X(IP68)
耐衝撃機能19項目のMIL規格(MIL-STD-810H)
生体認証指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置、画面内指紋センサー)、顔認証指紋認証センサー(正面に設置、ジェスチャー操作対応)、顔認証
モニター6.4インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、比率19.5:95.5インチ、フルHD+(2160x1080ドット)、比率18:9
パネル有機EL OLED(約10億色、シャープ製)、明るさが従来モデルより150%向上IGZO液晶ディスプレイ、のぞき見ブロック、かんたんモード
リフレッシュレート120Hz、最大240Hz(4倍速)、タッチ検出: 240Hz(平均約2ms)
リッチカラーテクノロジーモバイル○(10億色リッチカラーテクノロジー)○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
アウトドアビュー○(屋外でも見やすい視認性、環境に合わせてコントラスト・明るさを自動調整)
HDR動画再生対応○(True HDR 10億色、Dolby Vision、HDR10、HLG、YouTube VP9)バーチャルHDRは対応
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28 / 38 / 39 / 41 / 42、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19LTE: 1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 39 / 41、3G: 1 / 5 / 6 / 8 / 19
通信速度受信時最大: 1576Mbps、送信時最大: 131.3Mbps (どちらもドコモ)受信時最大: 350Mbps、送信時最大: 75Mbps (どちらもドコモ)
NFC○(FeliCaチップ搭載、おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(5.0、aptX HD、TrueWireless Stereo Plus、LDAC)○(5.0、aptX HD、AAC、SBC)
GPS○(L1+L5対応)
テレビワンセグ・フルセグに非対応
ロボティクスエモパーVer 10.1、ロボクル
背面/アウトカメラ1220万画素 裏面照射積層型CMOS デュアルピクセル 78° 26mm相当 F1.7 ハイスピードAF/全面位相差 (標準)+2010万画素 裏面照射積層型CMOS 125° 18mm相当 F2.4 (広角)1200万画素 CMOS裏面照射型 83° 24mm相当 F2.0 (標準)+1200万画素 CMOS裏面照射型 121° 18mm相当 F2.4 (広角)
手ブレ補正標準: 光学式手ブレ補正、広角: 電子式手ブレ補正標準&広角に電子手ブレ補正(静止画のみ)
動画機能4K(3840x2160)
画像エンジンProPix2(AIが被写体の動き検知することで、シャッタースピードや露光を調整して被写体ブレを抑える「被写体ブレ検出エンジン/被写体ブレ補正」)
AI機能AIオート(9つの被写体とシーンモードの自動選択)
AIライブストーリー標準&広角カメラが対応○(撮影した動画からAIが自動的に15秒のダイジェストムービーを作成)
カメラ機能AIライブシャッター: 広角カメラが対応(動画撮影時にAIが写真を自動撮影)、ポートレート、アイキャッチセルフィー、拡張現実(AR)、ARCore
正面/インカメラ800万画素 CMOS裏面照射型 80° F2.2800万画素 CMOS裏面照射型 86° 23mm相当 F2.2
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック
オーディオステレオスピーカー、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)モノラルスピーカー(予想)
ハイレゾ
素材・デザイン側面: マグネシウム合金フレーム、半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)、全体曲面ディスプレイ(パネル全体が緩やかにカーブ)アルミボディ、バスタブ構造(背面と側面が一体化)
74mm70mm
高さ158mm147mm
奥行き/厚み8.8mm8.9mm
質量/重さ143g→141g167g
カラーアストロブラック、ミスティホワイト(SIMフリー版にはなし)シルバーホワイト、ライトカッパー、ブラック(ドコモ&au)、ディープピンク(ドコモ)、ソフトピンク(au)
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