ソニー「Xperia 5 (エクスペリア・ファイブ、SOV41、SO-01M)」と「Xperia 8 (エクスペリア・エイト、SOV42)」の違いを比較しました。「Xperia 5」と「Xperia 8」はどちらも超縦長のディスプレイ比率「21:9」(シネスコサイズ)を採用しています。マルチウィンドウ時には「16:9の横画面」と「9:16の縦画面」を同時表示することができ、映画などのシネマコンテンツにも適しています。「Xperia 5」と「Xperia 8」は幅が70mm以下なので片手で操作しやすいサイズ感です。
※2020年8月18日にSIMロックフリー版の「Xperia 1 II XQ-AT42 (12／256GB、フロストブラックあり、10月30日発売、12万4千円前後)」「Xperia 1 J9110 (128GB、おサイフケータイ非対応、8月28日発売、7万9千円前後)」「Xperia 5 J9260 (128GB、8月28日発売、6万9千円前後)」が発売されることが発表されました。いずれもデュアルSIM(DSDV)に対応し、ワンセグ・フルセグは非対応です。
※2020年8月26日に「Xperia 8 Lite」が発表されました。「Xperia 8」のSIMロックフリー版で、価格が安くなり、バッテリー容量が強化され、「DSEE HX」が非対応になっています。
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外観・デザイン
- 【サイズ】
「Xperia 5」と「Xperia 8」はほぼ同じ本体サイズになっています。しかし、「Xperia 5」はベゼル幅を狭くした狭額縁設計(ベゼルレスデザイン)により、「Xperia 8」が6インチ(2520x1080)のディスプレイサイズに対し、「Xperia 5」は少し大型の6.1インチ(2520x1080)です。 - 【ディスプレイ】
「Xperia 5」は「有機ELディスプレイ」を搭載していますが、「Xperia 8」は「液晶ディスプレイ」です。一般的に「有機EL」は「液晶」よりも高コントラストで発色に優れるなど画質面でメリットがあります。「Xperia 5」は「SDR(標準規格)」の映像を「HDR」相当に変換できる「HDRリマスター」機能が搭載されています。 - 【その他】
「Xperia 5」は右側サイドに設置された「指紋センサー」が「電源ボタン」とは別々に設置されているのに対し、「Xperia 8」は「指紋センサー」と「電源ボタン」が一体型になっています。「Xperia 8」は、「Xperia 5」に非搭載のイヤホン端子が搭載されています。
機能・特徴
- 【プロセッサ】
「Xperia 5」はクアルコム製のハイエンドSoC「Snapdragon 855」を搭載していますが、「Xperia 8」はミドルロークラスの「Snapdragon 630」です。RAMは「Xperia 5」が6GBに対し、「Xperia 8」は4GBです。「Xperia 5」はフラッグシップモデルのハイレベルな処理パフォーマンスを実現しています。 - 【カメラ】
「Xperia 5」は背面がトリプルカメラに対し、「Xperia 8」はデュアルカメラです。「Xperia 8」は「標準／広角カメラ」と「望遠カメラ」の構成で、「Xperia 5」はさらに「超広角カメラ」が追加して搭載されています。「Xperia 5」は、約0.6倍の光学ズームアウトや、「標準／広角カメラ」と「望遠カメラ」の光学式手ブレ補正、αカメラにも採用されている「瞳AF」や「AF/AE追従で約10コマ/秒の連写撮影」、プロフェッショナルな動画設定ができる「シネマプロ」などの機能が利用できます。 - 【その他】
「Xperia 5」は、ワンセグやフルセグ機能、ゲーム時の詳細な本体設定ができる「ゲームエンハンサー」、ディープラーニング技術で不安定なWi-Fi環境を予測してLTEに自動切り替えする「スマートコネクティビティ」などの機能が搭載されています。
Y!mobile(ワイモバイル)
「Xperia 5 (エクスペリア・ファイブ、SOV41、SO-01M)」と「Xperia 8 (エクスペリア・エイト、SOV42)」のスペック違いを比較
| 製品名 | ソニー Xperia 5 | ソニー Xperia 8 |
|---|---|---|
| 発売日 | au＆ソフトバンク: 2019年10月15日、ドコモ: 11月1日 | au＆ワイモバイル＆UQモバイル: 2019年10月25日 |
| 予想価格 | 9万円台 | 5万円台 |
| キャリア | au、ドコモ、ソフトバンク | au、ワイモバイル(SIMロックフリー)、UQモバイル(SIMフリーの予想) |
| シリーズ | エクスペリア(Xperia)シリーズ | |
| 発売時のOS | Android 9.0 | |
| SoC(プロセッサー) | CPU: Snapdragon 855 オクタコア (1ｘ2.8GHz＋3ｘ2.4GHz＋4ｘ1.7GHz) | CPU: Snapdragon 630 SDM630 オクタコア (4ｘ2.2GHz＋4ｘ1.8GHz) |
| ストレージ | 64GB | |
| メモリーカード | microSDXC(512GB) | |
| RAM | 6GB | 4GB |
| バッテリー／急速充電 | 3000mAh、USB PD 3.0 | 2760mAh、USB PD(USB power delivery) |
| 対応充電 | STAMINAモード、いたわり充電 | |
| 連続通話時間(au) | 約1760分 | 約1700分 |
| 連続待受時間(au) | 約410時間 | 約580時間 |
| 防水・防塵・タフネス性能 | IPX5・IPX8/IP6X(IP65/68)、Gorilla Glass 6 | IPX5・IPX8/IP6X(IP65/68)、Gorilla Glass 6(前面・背面)、フレーム: メタル＆樹脂 |
| 生体認証 | 指紋認証センサー(右側面に設置、電源ボタンと独立) | 指紋認証センサー(右側面に設置、電源ボタンと統合) |
| モニター | 6.1インチ、フルHD＋(2520x1080ドット)、比率21:9 | 6.0インチ、フルHD＋(2520x1080ドット)、比率21:9 |
| パネル | HDR OLED 有機EL、シネマワイド(Cinema Wide)ディスプレイ、X1 for mobile、DCI-P3 100％、クリエイターモード(マスターモニター: ITU-R BT.2020の広色域、10bit相当の階調、D65のホワイトポイント) | IPS TFT液晶、ワイドディスプレイ、トリルミナスディスプレイ for mobile |
| HDR動画再生対応 | ○(HDRリマスターにも対応) | 未確認 |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
| 対応バンド | SIMフリー: LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 32 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 /46 / 66、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | 未確認 |
| スマートコネクティビティ | ○(Wi-FiとLTEを自動切り替えして最適な通信環境を保つ) | |
| 通信速度 | 下り最大1576Mbps、上り最大131.3Mbps(ドコモ) | 下り最大479Mbps、上り最大75Mbps(au) |
| Bluetooth | 5.0 | |
| NFC | ○ | |
| FeliCaチップ(おサイフケータイ) | ○ | |
| GPS | ○ | |
| テレビ | ワンセグ、フルセグ | |
| 背面／アウトカメラ | 1220万画素 1/3.4型 130° 16mm F2.4 (広角)＋1220万画素 1/2.6型 Exmor RS 78° 26mm F1.6 (標準)＋1220万画素 1/3.4型 45° 52mm F2.4 (望遠) | 1200万画素 27mm F1.8 (標準)＋800万画素 53mm F2.4 (望遠) |
| 手ブレ補正 | 標準と望遠レンズに光学式と電子式のハイブリッド手ブレ補正(OIS＆EIS) | ○(静止画＆動画)、電子式手ブレ補正(Steady Shot) |
| 動画機能 | 4K(3840ｘ2160)、4K HDR | 背面: 4K(3840ｘ2160)、正面: 2520ｘ1080 |
| シネマプロ | Cinema Pro: 24fps 21:9、Look(色相・画作りのプリセット)、powered by CineAlta | |
| スローモーション | 120fps | |
| プレミアムおまかせオート | 13種類のシーンと4つのコンディションを自動選択 | |
| 背面カメラ機能 | 光学2倍・デジタル5倍ズーム、ボケエフェクト、RAWノイズ低減処理、瞳AF、AF/AE追従:10コマ/秒、BIONZ X for mobile、先読み撮影、撮影アドバイス機能(ミスショットの通知) | 光学2倍ズーム、背景ぼけ |
| 正面／インカメラ | 800万画素 1/4型 84° 23mm F2.0 | 800万画素 24mm F2.0 |
| 正面カメラ機能 | ポートレートセルフィー、3Dクリエイター／3D撮影機能(背面・正面カメラ対応) | ポートレートセルフィー |
| 操作性 | サイドセンス、片手モード(Xperia 5は予想)、マルチウィンドウ | |
| その他 | ダイナミックバイブレーションシステム(映像コンテンツに合わせてスマホを振動)、ゲームエンハンサー(ボイスチェンジャー、オーディオミキサー、カメラキーを無効化、高速なスクリーンショットなど機能追加)、DUALSHOCK4全機能に対応 | 未確認 |
| コネクター | USB Type-C | |
| 3.5mmヘッドホンジャック | ○ | |
| オーディオ | ステレオスピーカー、Dolby Atmos | 未確認 |
| ハイレゾ | ○(DSEE HX、LDAC、aptX HD、LPCM、FLAC、ALAC、DSD) | ○(DSEE HX、LDAC) |
| 幅 | 68mm | 69mm |
| 高さ | 158mm | |
| 奥行き | 8.2mm | 8.1mm |
| 重さ | 164g | 170g |
| カラー | ブルー、グレー、レッド、ブラック(ドコモ＆au) | ブラック、ホワイト、オレンジ(au＆ワイモバイル)、ブルー(au＆ワイモバイル) |
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