「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」の違い


「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」の違い

マイクロソフト「Surface Pro 9 (サーフェス・プロ・ナイン、第9世代)」と「Surface Pro X (エックス)」の違いを比較しました。

「Surface Pro 9」はマイクロソフトから2022年10月13日に発表されたタブレット型Windows PCです。LTE接続が可能な「Surface Pro X」(2019年10月発売)と「Surface Pro 8」(2021年11月発売)の後継モデルになっています。「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」の外観・スペックを比較してみました。

「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」 1
「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」の正面比較

「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」 2
「Surface Pro 9」と「Surface Pro X」のキックスタンドが開いた状態の比較

特長の違い
  • 【プロセッサー】
    「Surface Pro X」はマイクロソフト製SoC「SQ1またはSQ2」(ARM)を搭載していましたが、「Surface Pro 9」は「SQ3またはインテル製CPU(x86)」になりました。ARMベースのSoCはネット常時接続・省電力化・高速起動などに優れますが、非対応のソフトウェアはインストールできないことやパフォーマンスが低下します。汎用性に優れるのはx86プロセッサー搭載モデルですが、Wi-Fi接続のみです。
  • 【その他】
    「Surface Pro 9」は、「120Hz」のリフレッシュレート表示に対応し、RAMとストレージが最大「16/512GB」→「32GB/1TB」、無線LAN規格が「Wi-Fi 5」→「Wi-Fi 6E」、バッテリー持続時間が向上しました。しかし、本体の厚みは「7.3mm」→「9.3mm」、質量は「774g」→「878~879g」に増えています。



「Surface Pro 9 (サーフェス・プロ・ナイン、第9世代)」と「Surface Pro X (エックス)」のスペック違いを比較
製品名Surface Pro 9Surface Pro X
発売日2022年11月29日SQ1 LTEモデル: 2020年01月14日、SQ2 LTEモデル: 10月13日、Wi-Fiモデル: 2022年01月11日
予想価格Wi-Fiモデル: 16万円台~、LTEモデル: 21万円台~Wi-Fiモデル: 12万円台~、LTEモデル: 14万円台~
LTEモデルWi-Fiモデル、LTEモデル(nanoSIM/eSIM対応)
発売時のOSWindows 11 Home (LTEモデルはARM版)Windows 10 Home (LTEモデルはARM版)
タイプ2in1(キーボード着脱で「デスクトップ/ラップトップモード」と「タブレットモード」の1台で2つの役割が可能)
CPU(プロセッサ)Wi-Fiモデル: 第12世代インテル Core i5-1235U、第12世代インテル Core i7-1255U、LTEモデル: Microsoft SQ3+NPUWi-Fi&LTEモデル: Microsoft SQ1、Microsoft SQ2
GPU(グラフィック)Wi-Fiモデル: インテル Iris Xe グラフィックス、LTEモデル: Microsoft SQ3 Adreno 8CX Gen 3SQ1: Adreno 685、SQ2: Adreno 690
RAMWi-Fiモデル: 8GB、16GB、32GB (LPDDR5)、LTEモデル: 8GB、16GB (LPDDR4x)Wi-Fi&LTEモデル: 8GB、16GB LPDDR4x
ストレージWi-Fiモデル: 128GB、256GB、512GB、1TB (SSD)、LTEモデル: 128GB、256GB、512GB (SSD)Wi-Fi&LTEモデル: 128GB、256GB、512GB (SSD、取り外し可能なソリッドステートデバイス)
microSDカード
モニター13インチ(2880x1920ドット)、267ppi、比率3:2、10点マルチタッチ
パネルPixelSense Flow、リフレッシュレート 最大120Hz、sRGB、コントラスト比 1200:1、アダプティブカラー、自動カラーマネジメント対応、Gorilla Glass 5、Wi-Fiモデル: Dolby Vision IQ対応PixelSense、1400:1コントラスト比、照度: 450nits
防水・防塵機能
生体認証Windows Helloの顔認証、Wi-Fiモデル: ファームウェア TPM 2.0、LTEモデル: Microsoft PlutonWindows Helloの顔認証、ファームウェア TPM
背面/アウトカメラ1000万画素、オートフォーカス対応
正面/インカメラ1080p500万画素
動画機能背面: 4K・フルHD(1080p)、正面: フルHD(1080p)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンド5G: n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 77 / 78 / 79、LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71、WCDMA: 1 / 2 / 5 / 8LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 46 / 66
Bluetooth5.15.0
NFC
GPSLTEモデル: ○(GLONASS)
テレビワンセグ・フルセグに非対応
バッテリー46.5-47.7Wh、通常のデバイス使用で最大15.5時間(Wi-Fiモデル) 最大19時間(LTEモデル)38.2-39.2Wh、通常のデバイス使用時間は最長15時間
オーディオ2W ステレオスピーカー、Dolby Atmos2W ステレオスピーカー、Dolby Audio
マイクDual far-fieldスタジオマイク
イヤホンジャック
コネクターUSB Type-C 4.0/Thunderbolt 4(LTEモデルはUSB-C 3.2) x2、Surface Connectポート、Surfaceタイプカバーポート(LTEモデルはキーボードポート)USB Type-Cx2、Surface Connectポート、Surfaceキーボードコネクタポート、Surface Dial
各種センサージャイロスコープ、加速度、光(アンビエントライト)、磁力計
スタンドキックスタンドが背面に取り付け
スタイラスペンSurfaceスリムペン2Surfaceスリムペン
キーボード兼カバーSurface Pro Signature キーボード、Surface Pro X キーボードSurface Pro X Signature キーボード、Surface Pro X キーボード
ファンLTEモデルはファンレス
その他Office Home&Business 2021、ケース: アルミニウムOffice HomeとBusiness 2021(LTEモデルは2019)、ケース: 陽極酸化アルミニウム
209mm208mm
高さ287mm
奥行き/厚み9.3mm7.3mm
質量/重さWi-Fiモデル: 879g、LTEモデル: 878g774g
カラーWi-Fi&LTEモデル: プラチナ、Wi-Fiモデル: グラファイト、フォレスト、サファイアWi-Fiモデル: プラチナ、マットブラック、LTEモデル: マットブラック
この記事が参考になりましたらSNSやサイトで紹介してください!

ウェブサービス(API)から取得した人気カメラ・スマホ
訂正フォーム