「Libero 5G II」と「Libero 5G」の違い

「Libero 5G II」は2021年11月15日に発表されたZTEのスマートフォンです。ワイモバイル初の第5世代移動通信システム「5G」に対応したAndroidモデル「Libero 5G」(2021年4月発売)の後継モデルなので、両機種の外観・スペックを比較してみました。

• 【サイズ】
  「Libero 5G」は6.5インチ(2340x1080)のディスプレイでしたが、「Libero 5G II」はより縦長の6.67インチ(2400x1080)になりました。本体サイズは「Libero 5G II」が「Libero 5G」よりも、幅が1mm広く、高さが3mm大きく、厚みが0.4mm薄く、質量が1.7g軽くなっています。
• 【プロセッサー】
  「Libero 5G」はクアルコム製SoC「Snapdragon 690」を搭載していましたが、「Libero 5G II」はメディアテック製の「Dimensity 700」になりました。どちらもミドルクラスの性能ですが、「Snapdragon 690」のほうが少し処理性能に優れる可能性があります。
• 【その他】
  「Libero 5G II」は、機種本体の埋め込み型SIMカード「eSIM」に対応し、microSDカードの対応ストレージが「512GB」から「1TB」、指紋認証センサーが「背面」から「右側サイド」に移動されました。動画機能は「4K」から「フルHD」に抑えられたようです。

製品名	ZTE Libero 5G II	ZTE Libero 5G
発売日	2021年12月03日	2021年04月08日
キャリア	ワイモバイル
eSIM	○
予想価格	2万円台
シリーズ	リベロ(Libero)
発売時のOS	Android 11
SoC(プロセッサ)	CPU: Dimensity 700 オクタコア (2.2GHz＋2.0GHz)	CPU: Snapdragon 690 5G オクタコア (2.0GHz＋1.7GHz)
RAM	4GB
ストレージ	64GB
外部メモリー	microSDXC(1TB)	microSDXC(512GB)
モニター	6.67インチ、フルHD＋(2400x1080ドット)、比率20:9、中央パンチホール型	6.5インチ、フルHD＋(2340x1080ドット)、比率19.5:9、左側パンチホール型
パネル	TFT液晶
生体認証	指紋認証(右側面に設置、電源ボタン一体型)	指紋認証(背面に設置)
防水・防塵機能	IPX5／7、IP5X (IP57)	IPX7、IP5X
背面／アウトカメラ	1600万画素 (標準)＋800万画素 118° (広角)＋200万画素 (深度測位)
カメラ機能	AIシーン識別、背景ぼかし、スーパーナイト(夜景)、モーションカメラ
手ブレ補正	○(静止画／動画)
動画機能	フルHD(1920x1080)	4K(3840x2160)
正面／インカメラ	800万画素
Wi-Fi	IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
次世代通信規格5G	○
5G通信速度	下り最大: 1.8Gbps、上り最大: 159Mbps (ワイモバイル)	下り最大: 1.8Gbps、上り最大: 110Mbps (ワイモバイル)
4G通信速度	下り最大: 285Mbps、上り最大: 46Mbps (ワイモバイル)	下り最大: 416Mbps、上り最大: 46Mbps (ワイモバイル)
NFC	○
FeliCa	おサイフケータイ対応
Bluetooth	5.1
GPS	○
テレビ	ワンセグ／フルセグに非対応
赤外線
バッテリー	3900mAh
充電機能	USB PD 3.0	USB PD、Quick Charge 4＋
連続通話時間	FDD-LTE: 約1995分	FDD-LTE: 約2615分
連続待受時間	FDD-LTE: 約513時間、AXGP: 約520時間	FDD-LTE: 約497時間、AXGP: 約509時間
イヤホンジャック
コネクター	USB Type-C
幅	78mm	77mm
高さ	169mm	166mm
奥行き／厚み	8.8mm	9.2mm
質量／重さ	200g	201.7g
カラー	ホワイト、ピンク、ブラック	ホワイト、レッド、ブルー