「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」の違い


ソニー(Sony)

ソニー「Xperia 1 III (エクスペリア・ワン・マーク・スリー、SOG03、SO-51B)」と「Xperia 1 II (ツー、SO-51A、SOG01、XQ-AT42)」の違いを比較しました。

「Xperia 1 III」は2021年4月14日に発表されたソニーの大型フラッグシップ・スマートフォンです。「Xperia 1 II」(2020年5月発売)の後継モデルなので、外観・スペックを比較してみました。
※2021年10月26日に「Xperia 1 III」のSIMロックフリーモデル「XQ-BC42(デュアルSIM・DSDS/DSDV対応、512GB、FMラジオ非搭載、ミリ波非対応)」が11月19日から発売されることが発表されました。

「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」 1
「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」の正面比較

「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」 2
「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」の背面比較

「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」 3
「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」の側面(左側・右側)比較


外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」はどちらも6.5インチ(3840x1644)のディスプレイを搭載しています。「Xperia 1 III」は「Xperia 1 II」よりもベゼル幅が少し狭くなったことで、本体サイズの幅と高さが1mmずつ小さくなりました。
  • 【その他】
    「Xperia 1 III」は4K HDRでリフレッシュレート120Hzに対応した世界初の「シネマワイドディスプレイ」を実現しています。スピーカーとイヤホンジャックのオーディオ性能は、「Xperia 1 II」より最大音圧が約40%向上しました。

機能・特徴
  • 【プロセッサ】
    「Xperia 1 II」はクアルコム製の一世代前のハイエンドSoC「Snapdragon 865」を搭載していましたが、「Xperia 1 III」は最新の「Snapdragon 888」になりました。「Xperia 1 III」は、処理性能が25%・グラフィック性能が35%向上し、「5G」のミリ波に対応したことで通信速度が向上しています。
  • 【カメラ】
    「Xperia 1 III」と「Xperia 1 II」はどちらも背面に「超広角」+「広角/標準」+「望遠」+「3D iToFセンサー」を搭載しています。「Xperia 1 III」は、「望遠」にデュアルフォトダイオードセンサー搭載スマホで世界初の「可変式望遠レンズ」を搭載することで、焦点距離を「70mm F2.3」と「105mm F2.8」で切り替えることができます。
  • 【バッテリー】
    「Xperia 1 II」はバッテリー容量が「4000mAh」でしたが、「Xperia 1 III」は「4500mAh」に強化されました。どちらもワイヤレス充電に対応していますが、「Xperia 1 III」はワイヤレス充電対応のアクセサリーやスマホに給電できる「おすそわけ充電」が可能になりました。



「Xperia 1 III (エクスペリア・ワン・マーク・スリー、SOG03、SO-51B)」と「Xperia 1 II (ツー、SO-51A、SOG01、XQ-AT42)」のスペック違いを比較
製品名ソニー Xperia 1 IIIソニー Xperia 1 II
発売日キャリアモデル: 2021年07月9日、SIMフリー: 11月19日au: 2020年5月22日、ドコモ: 6月18日、SIMフリー版: 10月30日
予想価格15万円台12万円前後
キャリアau、ドコモ、ソフトバンクau、ドコモ、SIMロックフリー
デュアルSIMデュアルスタンバイキャリアモデルSIMフリー版: デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応
次世代通信規格5Gキャリアモデル(sub6/ミリ波)、SIMフリー(sub6)○(sub6)
シリーズエクスペリア(Xperia)
発売時のOSAndroid 11Android 10
SoC(プロセッサー)CPU: Snapdragon 888 5G オクタコア (1x2.8GHz+3x2.4GHz+4x1.8GHz)CPU: Snapdragon 865 5G オクタコア (1x2.8GHz+3x2.4GHz+4x1.8GHz)
ストレージ256GB128GB、SIMフリー版: 256GB
メモリーカードmicroSDXC(1TB)
RAM12GB8GB、SIMフリー版: 12GB
モニター6.5インチ、4K(3840x1644ドット)、比率21:9
パネル4K HDR OLED 有機EL、シネマワイド、クリエイターモード、X1 for mobile、4Kアップスケーリング、マルチウィンドウ(「16:9の横画面」と「9:16の縦画面」を同時表示)
リフレッシュレート120Hz(240Hzの残像低減技術)、240Hzのタッチサンプリングレート90Hz相当の残像低減技術
HDR動画再生○(HDRリマスターにも対応)
生体認証指紋認証センサー(右側面に設置、電源ボタンと一体化)
防水・防塵・タフネス性能IPX5・IPX8/IP6X(IP65/68)、前面: Gorilla Glass Victus、背面: Gorilla Glass 6IPX5・IPX8/IP6X、Gorilla Glass 6
背面/アウトカメラ1220万画素 1/2.6型 Exmor RS 124° 16mm F2.2 デュアルPD (超広角)+1220万画素 1/1.7型 Exmor RS 82° 24mm F1.7 OIS デュアルPD (標準)+1220万画素 1/2.9型 Exmor RS 「34° 70mm F2.3」と「23° 105mm F2.8」で切り替え可能 OIS デュアルPD ペリスコープ構造 (望遠)+3D iToFセンサー1220万画素 1/2.55型(1/3型) Exmor RS 124° 16mm F2.2 デュアルPD (超広角)+1220万画素 1/1.7型 Exmor RS 82° 24mm F1.7 OIS デュアルPD (標準)+1220万画素 1/3.4型 34° 70mm F2.4 PADF OIS (望遠)+3D iToFセンサー
ズームハイブリッド12.5倍ズーム、AI超解像ズーム光学3倍、デジタル3倍ズーム
手ブレ補正標準&望遠: 光学式+電子式のハイブリッド手ブレ補正、背面&正面: 動画時に5軸手ブレ補正
動画機能4K HDR 60/30/25/24fps、インテリジェントウィンドフィルター、シネマトグラフィー・プロ
スローモーション4K HDR 120fps2K HDR 10bit 120fps
正面/インカメラ800万画素 1/4型 78° F2.0800万画素 1/4型 84° F2.0
カメラ機能RAW(DNG)、フォトグラフィー・プロ、リアルタイム瞳AF(動物の瞳にも対応)、AF/AE追従(60回/秒のAF/AE演算)で約20コマ/秒の連写性能、低照度撮影、「ZEISS(ツアイス)」ブランドのレンズの「T*(ティー・スター)コーティング」、ポートレートセルフィー
追加機能リアルタイムトラッキング、FlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正(標準レンズ)、連写時にノイズリダクション、コンティニュアスAF、側面にGoogleアシスタントボタン
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)
対応バンド5G: n3 / n28 / n77 / n78 / n79、LTE: 1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13/ 17 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42、3G: 1 / 5 / 6 / 8 / 19 (SIMフリーモデル)LTE: 1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 /42、3G: 1 / 5 / 6 / 8 / 19 (SIMフリーモデル)
スマートコネクティビティ○(Wi-FiとLTEを自動切り替えして最適な通信環境を保つディープラーニング技術活用の機能)
通信速度5G: 下り最大4.2Gbps 上り最大480Mbps、4G: 下り最大1.7Gbps 上り最大131.3Mbps (ドコモ)5G: 下り最大3.4Gbps 上り最大182Mbps、4G: 下り最大1.7Gbps 上り最大131.3Mbps (ドコモ)
Bluetooth5.25.1
NFC
FeliCaチップおサイフケータイに対応
GPS
テレビ非対応ワンセグ/フルセグ(SIMフリー版はどちらも非対応)
バッテリー4500mAh4000mAh
連続通話時間約2040分 (au)VoLTE HD+: 約1230分、VoLTE: 約1240分 (ドコモ)
連続待受時間約420時間 (au)LTE: 約300時間 (ドコモ)
急速充電急速充電: USB PD(USB power delivery)
対応充電いたわり充電、STAMINAモード
ワイヤレス充電最大15W(ワイヤレス充電対応の他末端を充電できる「おすそわけ充電」も可能)
その他サイドセンス、ゲームエンハンサーサイドセンス、ゲームエンハンサー、ダイナミックバイブレーションシステム、Imaging Edge for mobile
オーディオフルステージステレオスピーカー(左右均一に配置、最大音圧が約40%向上)、Dolby Atmos、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)、360 Spatial Soundフロントステレオスピーカー(左右均一に配置)、Dolby Atmos、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)
ハイレゾ○(DSEE Ultimate、LDAC、aptX HD、FLAC、ALAC、DSD)
3.5mmヘッドホンジャック○(4極ヘッドセット、最大音圧が約40%向上)○(4極ヘッドセット)
コネクターUSB Type-C 3.1 Gen 1(外部モニター機能あり)USB Type-C 3.1
71mm72mm
高さ165mm166mm
奥行き/厚み8.2mm7.9mm
質量/重さ188g181g
カラーフロストブラック、フロストパープル、フロストグレー(ドコモ&SIMフリー)、フロストグリーン(SIMフリー)ブラック、ホワイト、パープル(ドコモ)、フロストブラック(SIMフリー)
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コメント
名無しさん (2021年06月03日22:02)
mk3にもダイナミックバイブレーションがあるはず、DSEEのAIがより進化している、テレビ廃止のかわりにラジオが復活している
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