ソニー「Xperia 5 II (エクスペリア・ファイブ・マーク・ツー、SOG02、SO-52A)」とシャープ「AQUOS zero5G basic (アクオス・ゼロ・ファイブ・ジー・ベーシック、DX SHG02)」の違いを比較しました。※2020年11月5日に「Xperia 5 II」がドコモから発表されました。
※2021年5月20日に「Xperia 5 II」のSIMフリー版(XQ-AS42)が5月28日から発売されることが発表されました。ストレージは256GB、デュアルSIM(DSDV、microSDと排他利用)に対応します。カラーはブラック、グレー、ブルー、ピンクです。対応バンドは「LTE: 1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42、3G: 1 / 5 / 6 / 8 / 19」です。
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外観・デザイン
- 【サイズ】
「Xperia 5 II」は6.1インチ(2520x1080)のディスプレイですが、「AQUOS zero5G basic」は6.4インチ(2340x1080)です。本体サイズは「Xperia 5 II」が「AQUOS zero5G basic」よりも、幅が7mm、高さが3mm、厚みが1mm、質量が19g、小さく軽くなっています。 - 【ディスプレイ】
「Xperia 5 II」は、超縦長のディスプレイ比率「21:9」により、「16:9の横画面」と「9:16の縦画面」を同時表示するマルチウィンドウが可能です。「AQUOS zero5G basic」は、正面カメラに水滴型ノッチ(切り欠き)を採用することで、ディスプレイの高い画面占有率を実現しています。 - 【生体認証】
「Xperia 5 II」は指紋認証センサーが右側のサイドに設置されていますが、「AQUOS zero5G basic」はディスプレイ内蔵型です。「AQUOS zero5G basic」は「顔認証」にも対応しているので、状況に合わせて使い分けることができます。
機能・特徴
- 【プロセッサ】
「Xperia 5 II」はクアルコム製のハイエンドSoC「Snapdragon 865」を搭載していますが、「AQUOS zero5G basic」はミドルハイクラスの「Snapdragon 765」です。「Xperia 5 II」は処理性能に優れたフラッグシップモデル、「AQUOS zero5G basic」はハイパフォーマンスとコストパフォーマンスを両立したミッドレンジモデルです。 - 【カメラ】
「Xperia 5 II」と「AQUOS zero5G basic」はどちらも背面が「メイン」＋「超広角」＋「望遠」構成のトリプルカメラです。「Xperia 5 II」は、「メイン」＋「望遠」に光学式手ブレ補正を搭載し、αカメラにも採用される「リアルタイム瞳AF」(AI機能を活用)などの機能に対応しています。「AQUOS zero5G basic」は、「メイン」に4800万画素センサーを採用し、「AIライブシャッター」や「AIライブストーリー」などのAI動画カメラ機能を搭載しています。 - 【通信機能】
「Xperia 5 II」は無線LAN規格が「Wi-Fi 6 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)」に対応しますが、「AQUOS zero5G basic」は「Wi-Fi 5 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)」までです。
「Xperia 5 II (エクスペリア・ファイブ・マーク・ツー、SOG02、SO-52A)」と「AQUOS zero5G basic (アクオス・ゼロ・ファイブ・ジー・ベーシック、DX SHG02)」のスペック違いを比較
| 製品名 | ソニー Xperia 5 II | シャープ AQUOS zero5G basic |
|---|---|---|
| 発売日 | au＆ソフトバンク: 2020年10月17日、ドコモ: 11月12日 | au: 2020年9月19日、ソフトバンク: 10月9日 |
| 予想価格 | 10～11万円前後 | 8万1315円前後 |
| キャリア | au、ソフトバンク、ドコモ | au、ソフトバンク |
| シリーズ | エクスペリア(Xperia) | アクオス・ゼロ(AQUOS zero) |
| 発売時のOS | Android 10 | Android 10、発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証 |
| SoC(プロセッサー) | CPU: Snapdragon 865 5G オクタコア (1ｘ2.8GHz＋3ｘ2.4GHz＋4ｘ1.8GHz) | CPU: Snapdragon 765 5G オクタコア (1ｘ2.3GHz＋1ｘ2.2GHz＋6ｘ1.8GHz) |
| 冷却システム | グラファイトシート | トリプル・グラファイト(3枚のグラファイトシート) |
| ストレージ | 128GB | ソフトバンク: 64GB、au: 128GB |
| メモリーカード | microSDXC(1TB) | |
| RAM | 8GB | ソフトバンク: 6GB、au: 8GB |
| バッテリー | 4000mAh | 4050mAh |
| 対応充電 | STAMINAモード、いたわり充電(80または90％で充電を止められる常時モード搭載)、HSパワーコントロール(充電時のゲームプレイでも高温化によるパフォーマンス低下やバッテリー劣化を抑える) | インテリジェントチャージ |
| 急速充電 | USB PD(USB power delivery) | 未確認 |
| ワイヤレス充電 | ||
| 連続通話時間 | au: 約1870分、ドコモ: 約1240分(VoLTE AMR-WB) 約1250分(VoLTE HD＋) | 約2070分 (au) |
| 連続待受時間 | au: 約530時間、ドコモ: 約420時間(4G LTE) | 約510時間 (au) |
| 防水・防塵・タフネス性能 | IPX5／IPX8、IP6X | |
| 生体認証 | 指紋認証(右側面に設置、電源ボタンと一体化) | 指紋認証(ディスプレイ内に設置)、顔認証 |
| モニター | 6.1インチ、フルHD＋(2520x1080ドット)、比率21:9 | 6.4インチ、フルHD＋(2340x1080ドット)、比率19.5:9 |
| パネル | 有機EL(HDR OLED)、シネマワイドディスプレイ、Gorilla Glass 6、DCI-P3 100％、X1 for mobile | 有機EL OLEDディスプレイ、リッチカラーテクノロジー(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能) |
| ディスプレイ機能 | クリエイターモード(マスターモニター: ITU-R BT.2020の広色域、10bit相当の階調、D65のホワイトポイント)、マルチウィンドウスイッチ(上下の画面を横スライドで切り替え) | 水滴型ノッチ(切り欠き) |
| リフレッシュレート | 120Hz駆動、240Hz駆動(残像低減技術)、240Hzのタッチサンプリングレート | ハイレスポンスモード: 120Hz駆動、240Hz駆動(各フレーム間に黒画面挿入で4倍速)、240Hzのタッチ検知 |
| HDR動画再生 | ○(HDRリマスターにも対応) | 10億色 True HDR、HDR10、HLG、VP9、YouTube HDR |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
| 次世代通信規格5G | ○(sub6) | |
| 通信速度 | 5G: 下り最大3.4Gbps(au) 4.2Gbps(ドコモ)、上り最大183Mbps(au) 218Mbps(ドコモ) | 受信時最大: 2.1Gbps、送信時最大: 183Mbps (au) |
| Bluetooth | 5.1 | |
| NFC | ○ | |
| FeliCaチップ | ○(おサイフケータイに対応) | |
| GPS | ○ | ○(L1＋L5) |
| テレビ | ワンセグ／フルセグに非対応 | |
| 背面／アウトカメラ | 1220万画素 1/1.7型 Exmor RS 82° 24mm F1.7 デュアルPD AF (標準)＋1220万画素 1/2.55型 Exmor RS 124° 16mm F2.2 デュアルPD AF (超広角)＋1220万画素 1/3.4型 34° 70mm F2.4 PD AF (望遠) | 4800万画素CMOS 79° 26mm相当 F1.8 新ハイブリッドAF (標準)＋1310万画素CMOS 125° 15mm相当 F2.4 (超広角)＋800万画素 裏面照射積層型CMOS 30° 79mm相当 F2.4 ハイスピードAF PDAF (3倍望遠) |
| ズーム | 光学3倍、デジタル3倍ズーム | 光学3倍ズーム |
| 手ブレ補正 | 標準＆望遠: 光学式＋電子式のハイブリッド手ブレ補正(OIS＆EIS)、動画時に5軸手ブレ補正 | 標準＆広角＆望遠: 電子式手ブレ補正 |
| 動画機能 | 4K(3840ｘ2160) HDR 60/30/25/24fps、インテリジェントウィンドフィルター(風ノイズ除去、AI技術)、Cinematography Pro(シネマトグラフィー・プロ) | 4K(3840ｘ2160)、AI動画カメラ機能(AIライブシャッター、フォーカス再生、AIライブストーリー) |
| スローモーション | 4K HDR 10bit 120fps(世界初) | 未確認 |
| 正面／インカメラ | 800万画素 1/4型 84° F2.0 | 1630万画素CMOS 73° 29mm相当 F2.0 動画時: EIS |
| カメラ機能 | RAW(DNG)、RAW＋JPEG、リアルタイム瞳AF(AIによる瞳検出、動物の瞳にも対応)、AF/AE追従(60回/秒のAF/AE演算)で約20コマ/秒の連写性能、BIONZ X for mobile、Photography Pro(本格的なマニュアル操作)、「ZEISS(ツアイス)」ブランドのレンズの「T＊(ティー・スター)コーティング」(フレア・ゴーストを抑制してクリアな描写を実現)、デュアルフォトダイオード(標準＆超広角のセンサー)、正面カメラ: ポートレートセルフィー、5軸手ブレ補正 | 夜景(ナイトモード)、AIオート、背景ぼかし |
| その他 | サイドセンス、ゲームエンハンサー、ダイナミックバイブレーションシステム(映像コンテンツに合わせてスマホを振動)、Googleアシスタントボタン(右側面に設置)、スマートコネクティビティ(Wi-FiとLTEを自動切り替えして最適な通信環境を保つディープラーニング技術活用の機能) | Payトリガー(指紋センサー)、ゲーミングメニュー、DisplayPort(USB Type-C)対応、FMラジオ、エモパーVer 12.0、ロボクル |
| コネクター | USB Type-C 3.1 | USB Type-C |
| 3.5mmヘッドホンジャック | ○ | |
| オーディオ | フロントステレオスピーカー、Dolby Atmos、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ) | ステレオスピーカー、Dolby Atmos、TrueWireless Stereo Plus |
| ハイレゾ | ○(LDAC、aptX HD、FLAC、ALAC、DSD、DSEE Ultimate) | ○(LDAC、aptX HD、aptX Adaptive、FLAC、DSD) |
| 幅 | 68mm | 75mm |
| 高さ | 158mm | 161mm |
| 奥行き／厚み | 8-9.1mm | 9-10.1mm |
| 質量／重さ | 163g | 182g |
| カラー | ブルー、グレー、ピンク、ブラック、パープル(ドコモ) | ブラック(au、SB)、ホワイト(au)、ブルー(SB) |
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