「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS sense5G (アクオス・センス・ファイブ・ジー、SHG03、SH-53A)」と「AQUOS zero5G basic (ゼロ・ファイブ・ジー・ベーシック、DX SHG02)」の違いを比較しました。

「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」は2020年9月11日に開発発表されたシャープのスマートフォンです。同日には「AQUOS sense4」と「AQUOS sense4 plus」も発表されています。「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」は第5世代移動通信システム「5G」に対応するモデルなので、外観・スペックを比較してみました。

※2020年9月14日に「AQUOS zero5G basic DX SHG02」がauから発表されました。
※2020年9月25日に「AQUOS sense5G SHG03」がauから発表されました。
※2020年10月1日に「AQUOS zero5G basic」がソフトバンクから発表されました。
※2020年11月5日に「AQUOS sense5G SH-53A」がドコモから発表されました。
※2021年2月1日に「AQUOS sense5G」がソフトバンクから発表されました。
※2021年3月2日にSIMロックフリーモデルの「AQUOS sense5G SH-M17」が発売されることが発表されました。

【2020年9月11日発表の4機種】
zero5G basic ・・・ 5G対応の有機EL(4倍速)搭載モデル
sense4 plus ・・・ 4G対応の6.7インチ大型モデル
sense5G ・・・ 5G対応のスタンダードモデル
sense4 ・・・ 4G対応のスタンダードモデル

「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」 1
「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」の正面比較

「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」 2
「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」の背面比較


外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「AQUOS sense5G」は5.8インチ(2280x1080)のディスプレイを搭載していますが、「AQUOS zero5G basic」は6.4インチ(2340x1080)です。本体サイズは「AQUOS sense5G」が「AQUOS zero5G basic」よりも、幅が4mm、高さが13mm、厚みが0.1mm、小さくなっています。「AQUOS zero5G basic」は本体とディスプレイがより縦長です。
  • 【ディスプレイ】
    「AQUOS sense5G」は「液晶」を搭載していますが、「AQUOS zero5G basic」は「有機EL」です。一般的に「有機EL」は「液晶」と比べて、高コントラストで発色に優れた画質などのメリットがあります。「AQUOS zero5G basic」は、各フレーム間に黒画面挿入で4倍速の「240Hz」(タッチ検知も240Hz)や、10億色の表現に対応します。
  • 【その他】
    「AQUOS sense5G」は指紋認証センサーが正面下部に設置されていますが、「AQUOS zero5G basic」は「有機EL」の特性を利用したディスプレイ内蔵型です。「AQUOS sense5G」の指紋センサーはホームボタンやジェスチャー操作でも活用できると思われます。

機能・特徴
  • 【パフォーマンス】
    「AQUOS sense5G」はクアルコム製SoC「Snapdragon 690」を搭載していますが、「AQUOS zero5G basic」はより上位のミドルハイクラスSoC「Snapdragon 765」です。RAMとストレージは「AQUOS sense5G」が「4/64GB」に対し、「AQUOS zero5G basic」は「最大8/128GB」です。「AQUOS zero5G basic」は、より処理性能に優れ、3枚のグラファイトシートを利用した発熱処理に対応します。
  • 【カメラ】
    「AQUOS sense5G」と「AQUOS zero5G basic」はどちらも背面に「メイン」+「広角」+「望遠」構成のトリプルカメラを搭載しています。「AQUOS zero5G basic」は、「メイン」に4800万画素センサーを採用し、「広角」の画角がより広く、「望遠」の焦点距離がより長くなっています。「AQUOS zero5G basic」は、正面カメラも含めて、より上位のカメラ仕様です。
  • 【その他】
    「AQUOS sense5G」はバッテリー容量が「4570mAh」ですが、「AQUOS zero5G basic」は4050mAhです。「AQUOS sense5G」は、5G動画再生で12時間、5Gビデオ電話で5時間の駆動が可能な、1週間の電池持ちを実現しています。


「AQUOS sense5G (アクオス・センス・ファイブ・ジー、SHG03、SH-53A)」と「AQUOS zero5G basic (ゼロ・ファイブ・ジー・ベーシック、DX SHG02)」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS sense5Gシャープ AQUOS zero5G basic
発売日ドコモ: 2021年2月5日(オンラインショップ限定カラー)、ソフトバンク&au: 2月10日、ドコモ: 2月21日(一般発売)、SIMフリー: 3月12日、UQモバイル: 6月10日2020年9月19日、ソフトバンク: 10月9日
キャリアau、ソフトバンク、ドコモ、UQモバイル、SIMフリー版: nanoSIMx2(2ndスロットはmicroSDと排他利用) デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)au、ソフトバンク
予想価格3万9600円前後8万1315円前後
シリーズアクオス・センス(AQUOS sense)アクオス・ゼロ(AQUOS zero)
発売時のOSAndroid 11、発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証Android 10、発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証
SoC(プロセッサー)CPU: Snapdragon 690 5G オクタコア (4x2.0GHz+4x1.7GHz)、sense3の約2.4倍のCPU性能CPU: Snapdragon 765 5G オクタコア (1x2.3GHz+1x2.2GHz+6x1.8GHz)
外部メモリーmicroSDXCカード(1TB)
ストレージ64GB (UFS 2.1)、sense3の約2.4倍の読み込み速度ソフトバンク: 64GB、au: 128GB
RAM4GB (LPDDR4X)ソフトバンク: 6GB、au: 8GB
連続通話時間FDD-LTE: 約2810分(SB)約2070分(au)
連続待受時間FDD-LTE&AXGP: 約880時間(SB)約510時間(au)
バッテリー容量4570mAh(1週間の電池持ち、5G動画再生12時間、5Gビデオ電話5時間)、インテリジェントチャージ4050mAh、インテリジェントチャージ
防水・防塵機能IPX5/IPX8(お風呂対応)、IP6X
耐衝撃機能MIL-STD-810G、アルミボディ未確認
生体認証指紋認証センサー(正面に設置)、顔認証指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置)、顔認証
モニター5.8インチ、フルHD+(2280x1080ドット)、比率19:96.4インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、比率19.5:9
パネルIGZO TFT液晶ディスプレイ、アイドリングストップ、アウトドアビュー、のぞき見ブロック、120Hzのタッチレスポンス有機EL OLEDディスプレイ、ハイレスポンスモード: 120/240Hz駆動(各フレーム間に黒画面挿入で4倍速)のリフレッシュレート(240Hzのタッチ検知)
正面カメラデザイン水滴型ノッチ(切り欠き)
リッチカラーテクノロジー○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
HDR動画再生対応HDR10、HLG、VP9、YouTube HDR10億色 True HDR、HDR10、HLG、VP9、YouTube HDR
バーチャルHDR未確認
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
次世代通信規格5G○(sub6)
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 28 / 38 / 39 / 41 / 42、3G: 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 (SIMフリー)未確認
通信速度受信時最大: 2.1Gbps、送信時最大: 218Mbps (どちらもドコモ)受信時最大: 2.1Gbps、送信時最大: 183Mbps (どちらもau)
NFC○(FeliCa/おサイフケータイ対応)
Bluetooth5.1
GPS○(GLONASS)○(GLONASS、L1+L5)
テレビ(ワンセグ/フルセグ)
ハイレゾ
ロボティクスエモパーVer 12.0、ロボクル
背面/アウトカメラ1200万画素CMOS 83° 24mm相当 F2.0 EIS (標準)+1200万画素CMOS 121° 18mm相当 F2.4 EIS (広角)+800万画素CMOS 45° 53mm相当 F2.4 EIS (望遠)4800万画素CMOS 79° 26mm相当 F1.8 新ハイブリッドAF EIS (標準)+1310万画素CMOS 125° 15mm相当 F2.4 EIS (広角)+800万画素 裏面照射積層型CMOS 30° 79mm相当 F2.4 ハイスピードAF PDAF EIS (3倍望遠)
手ブレ補正標準&広角&望遠に電子式手ブレ補正
動画機能4K(3840x2160)、AI動画カメラ機能(AIライブシャッター、フォーカス再生、AIライブストーリーPro)4K(3840x2160)、AI動画カメラ機能(AIライブシャッター、フォーカス再生、AIライブストーリー)
カメラ機能夜景(ナイトモード)、AIオート、背景ぼかし、ProPix2、AR(拡張現実)、AR Core
正面/インカメラ800万画素CMOS 78° 26mm相当 F2.01630万画素CMOS 73° 29mm相当 F2.0 動画時のEIS
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック
オーディオLDAC、aptX HD、aptX Adaptiveステレオスピーカー、立体音響技術「Dolby Atmos」、LDAC、aptX HD、aptX Adaptive、TrueWireless Stereo Plus
その他Payトリガー、スクロールオート、ClipNow、テザリングオート、FMラジオ、かんたんモード、背面と側面が一体化、ゲーミング設定、sXGP規格(法人用途、SIMフリー)Payトリガー(指紋センサー)、トリプル・グラファイト(3枚のグラファイトシート、放熱設計)、ゲーミングメニュー、DisplayPort(USB Type-C)対応、FMラジオ
71mm75mm
高さ148mm161mm
奥行き/厚み8.9mm9-10.1mm
質量/重さ178g182g
カラードコモ&SB&au&SIMフリー(ライトカッパー、オリーブシルバー)、SB&au&SIMフリー(ブラック)、ドコモ(ニュアンスブラック、ライラック)、ドコモオンラインショップ限定カラー(コーラルレッド、スカイブルー、イエローゴールド)ブラック(au、SB)、ホワイト(au)、ブルー(SB)
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