「E-M10 Mark IV」と「E-M10 Mark III」の違い


オリンパス(Olympus)

オリンパス「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV (オーエム・ディー・マーク・フォー、mark4)」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III (マーク・スリー、mark3)」の違いを比較しました。

「OLYMPUS E-M10 Mark IV」は2020年8月25日に国内発表されたオリンパスのミラーレスカメラです。「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」(2017年9月発売)の後継モデルなので、外観・スペックを比較してみました。「OM-D E-M10」はEVFを搭載したエントリー向けシリーズです。

「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」 1
「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」の正面比較

「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」 2
「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」の背面比較

「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」 3
「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」の上部比較

外観・デザイン
  • 【サイズ】
    「E-M10 Mark IV」は「E-M10 Mark III」よりも、幅が0.2mm広く、高さが1mm大きく、奥行きが0.5mm薄く、質量が27g軽くなりました。「E-M10 Mark IV」は、グリップ部の形状が改善され、背面モニターと十字キーの間に滑り止め(自分撮り時に使うと思われます)が設置されています。
  • 【モニター】
    「E-M10 Mark III」は背面モニターの可動域が上に85度・下に45度でしたが、「E-M10 Mark IV」は上に80度・下に180度になりました。「E-M10 Mark IV」は下開きにモニターを回転させることで、自分撮り撮影に対応することができます。

機能・特徴
  • 【撮影機能】
    「E-M10 Mark III」は連写速度が最大「約8.6コマ/秒」でしたが、「E-M10 Mark IV」は「約15コマ/秒」に高速化しました。また、連続撮影可能コマ数は、RAW時の連写Lが「約248コマ」から「カード容量一杯まで」に向上しています。
  • 【その他】
    「E-M10 Mark IV」は、画素数が「1605万画素」→「2030万画素」、ボディ内手ブレ補正(5軸)が「4.0段分」→「4.5段分」、バッテリーライフ・オートフォーカス性能の向上、Bluetooth機能によるスマートフォンとの常時接続、電源OFF時のUSB充電、「ネオノスタルジー」のアートフィルターが追加されました。



「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV (オーエム・ディー・マーク・フォー、mark4)」と「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III (マーク・スリー、mark3)」のスペック違いを比較
製品名オリンパス E-M10 Mark IVオリンパス E-M10 Mark III
発売日2020年09月18日2017年09月15日
予想価格9万円前後7万8000円前後
シリーズOLYMPUS OM-D(オリンパス・オーエム・ディー)
マウントマイクロフォーサーズ系マウント
センサーフォーサーズ(4/3型Live MOS)
ローパスフィルター○(予想)
ダスト除去機能スーパーソニックウェーブフィルター
画像処理エンジンTruePic VIII
画素数総画素: 2177万画素、有効画素: 2030万画素総画素: 1720万画素、有効画素: 1605万画素
最大記憶画素数5184×3888px4608×3456px
ISO常用: 200-6400、拡張: 100-25600
連写連写H(ピント固定): 8.7コマ/秒、連写L(AF追従): 5コマ/秒、静音連写H(ピント固定): 15コマ/秒、静音連写L(AF追従): 6.3コマ/秒連写H(ピント固定): 8.6コマ/秒、連写L(AF追従): 4.8コマ/秒
連続撮影可能コマ数RAW&JPEG 連写L&H: カード容量一杯まで、RAW 静音連写H: 約42コマ、RAW 静音連写L: 約945コマ、JPEG 静音連写H: 49コマ、JPEG 静音連写L: カード容量一杯までRAW 連写L: 約248コマ、RAW 連写H: 約21コマ、JPEG 連写L&H: カード容量一杯まで
AF方式ハイスピードイメージャAF(コントラストAF)
測距点121エリア
測距輝度範囲EV -2~20
電子式ファインダーアイレベル式OLEDビューファインダー (236万ドット/視野率100%/アイポイント: レンズ最終面から約19.2mm/倍率1.23倍[35mm換算: 0.62倍相当])
モニター3インチ (104万ドット)
可動式モニターチルト(上80度、下方向に180度回転で自分撮りモード対応)チルト(上85度、下方向に45度)
タッチパネル○(AFターゲットパッド対応)
シャッタースピード1/4000~60秒、バルブ撮影
電子先幕シャッター○(1/320~60秒)
電子シャッター○(1/16000~60秒)
サイレントシャッター○(無音・静音)
セルフタイマー未確認2、12秒
RAW○(12bitロスレス圧縮)
JPEG○(RAW+JPEGも対応)
動画機能4K(3840x2160) 30p、4Kの静止画切り出し、フルHD(1920x1080) 60p、HD(1280x720) 120/60p、記録時間制限: 約29分
ファイル形式MOV(MPEG-4AVC/H.264)、音声記録方式: Waveフォーマット準拠(ステレオリニアPCM/16bit、サンプリング周波数48kHz)
タイムラプス動画4K: 5fps、フルHD: 5/10/15fps、HD: 5/10/15/30fps
手ぶれ補正4.5段分4.0段分
動画時の手ぶれ補正M-IS1(撮像センサーシフト式&電子式手ぶれ補正によるマルチモーションIS)、M-IS2(撮像センサーシフト式によるマルチモーションIS)
内蔵フラッシュ
ワイヤレスフラッシュコントロール○(電波式)
防塵防滴仕様
水準器○(水平・垂直方向の2軸)
顔認識○(瞳優先AFにも対応)
pictbridge
英語対応
カメラ機能アートフィルター動画、ライブバルブ/ライブタイム撮影、ライブコンポジット撮影、フォーカスブラケット、eポートレート、HDR、RAW編集、アドバンストフォト(AP)モード、デジタルシフト
その他E-M1Xと同じ動体検出アルゴリズム、アートフィルター「ネオノスタルジー」(ノスタルジックな雰囲気を残して現代風に仕上げる)クリップス(ショートムービー機能)
Wi-Fi
GPS(スマートフォンから取得)
Bluetooth4.2(スマートフォンと常時接続可能、シェア予約)
メモリーカードSDXC UHS-II
ホットシュー
121.7mm121.5mm
高さ84.6mm83.6mm
奥行き/厚み49mm49.5mm
質量/重さ335g、総重量: 383g362g、総重量: 410g
バッテリーBLS-50
バッテリーライフ撮影可能コマ数: 360枚、動画連続撮影可能時間: 80分撮影可能コマ数: 330枚、動画連続撮影可能時間: 80分
USB充電○(電源OFF時)
インターフェイスUSB2.0、HDMIマイクロコネクター(タイプD)
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