ソニー「Xperia 1 II (エクスペリア・ワン・マーク・ツー)」と「Xperia 10 II (テン・マーク・ツー、SO-41A、SOV43)」の違いを比較しました。※2020年3月18日にドコモから「Xperia 1 II SO-51A」と「Xperia 10 II SO-41A」が発表されました。
※2020年3月23日にauから「Xperia 1 II SOG01」が発表されました。
※2020年4月15日にauから「Xperia 10 II SOV43」が発表されました。
※2020年5月13日に「Xperia 10 II」がワイモバイルから発表されました。
※2020年8月18日にSIMロックフリー版の「Xperia 1 II XQ-AT42 (12／256GB、フロストブラックあり、10月30日発売、12万4千円前後)」「Xperia 1 J9110 (128GB、おサイフケータイ非対応、8月28日発売、7万9千円前後)」「Xperia 5 J9260 (128GB、8月28日発売、6万9千円前後)」が発売されることが発表されました。いずれもデュアルSIM(DSDV)に対応し、ワンセグ・フルセグは非対応です。
※2020年9月25日に「Xperia 10 II」のSIMロックフリー版が10月1日から発売されることが発表されました。
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外観・デザイン
- 【サイズ】
「Xperia 1 II」は6.5インチ(3840x1644)のディスプレイに対し、「Xperia 10 II」は6.0インチ(2520x1080)です。「Xperia 1 II」は4K解像度やHDRに対応した「シネマワイドディスプレイ」を搭載しています。本体サイズは「Xperia 1 II」が「Xperia 10 II」よりも、幅が3mm、高さが9mm、質量が30g、大きく重くなっています。 - 【カメラ構成】
「Xperia 1 II」と「Xperia 10 II」はどちらも「メイン」＋「超広角」＋「望遠」構成のトリプルカメラを搭載しています。「Xperia 1 II」は、「メインカメラ」のイメージセンサーがより大型・よりF値が明るいレンズを搭載し、「望遠カメラ」はより長い焦点距離を撮影することができます。 - 【カメラ機能】
「Xperia 1 II」は、暗所でも物体を立体的に検知して優れたオートフォーカスを実現する「3D iToFセンサー(被写界深度測定用)」や、フレア・ゴーストを抑制してクリアな描写が可能な「T＊(ティー・スター)コーティング」の「ZEISS(ツアイス)」ブランドのレンズ、世界初のAF/AE追従(60回/秒のAF/AE演算)で最高20コマ/秒を実現した連写機能(αカメラの技術)、AIを活用して瞳検出を行う「リアルタイム瞳AF」などの機能に対応しています。
機能・特徴
- 【価格とクラス】
「Xperia 1 II」はクアルコム製のハイエンドSoC「Snapdragon 865」を搭載したフラッグシップモデルに対し、「Xperia 10 II」はミドルクラスSoC「Snapdragon 665」のミッドレンジモデルです。「Xperia 1 II」は、「Xperiaシリーズ」で初めて第5世代移動通信システムに対応し、RAMが「8GB」、ストレージが最大「256GB」などハイスペックを実現していますが、海外価格は14万円台と高価になっています(Xperia 10 IIは4万円台)。 - 【バッテリー】
「Xperia 1 II」はバッテリー容量が「4000mAh」ですが、「Xperia 10 II」は「3600mAh」です。「Xperia 1 II」はスマートフォン本体をワイヤレス充電パッドに置くだけで充電することができる「ワイヤレス充電」に対応しています。
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「Xperia 1 II (エクスペリア・ワン・マーク・ツー)」と「Xperia 10 II (テン・マーク・ツー)」のスペック違いを比較
| 製品名 | ソニー Xperia 1 II | ソニー Xperia 10 II |
|---|---|---|
| 発売日 | au: 2020年5月22日、ドコモ: 2020年4月下旬→5月下旬以降→6月以降→6月18日 | ワイモバイル: 2020年5月29日、au: 6月4日、ドコモ: 5月下旬→6月以降→6月25日、SIMフリー: 10月1日 |
| 予想価格 | 12万円台 | 4万円台 |
| キャリア | ドコモ、au | ドコモ、au、ワイモバイル、SIMフリー |
| シリーズ | エクスペリア(Xperia) | |
| 発売時のOS | Android 10 | |
| SoC(プロセッサー) | CPU: Snapdragon 865 5G オクタコア | CPU: Snapdragon 665 オクタコア |
| ストレージ | 国内モデル: 128GB、海外モデル: 128GB、256GB UFS | 国内モデル: 64GB、海外モデル: 128GB |
| メモリーカード | microSDXC(1TB) | |
| RAM | 8GB | 4GB |
| バッテリー | 4000mAh | 3600mAh |
| 急速充電 | USB PD(USB power delivery) | 未確認 |
| ワイヤレス充電 | ○(Qi) | |
| 対応充電 | STAMINAモード、いたわり充電 | |
| 連続通話時間 | 約1230分(VoLTE HD＋)、約1240分(VoLTE) | 約1490分(VoLTE HD＋)、約1660分(VoLTE) |
| 連続待受時間 | 約300時間(LTE) | 約460時間(LTE) |
| 防水・防塵・タフネス性能 | IPX5・IPX8/IP6X、Gorilla Glass 6 | |
| 生体認証 | 指紋認証センサー(右側面に設置、電源ボタンと一体化) | |
| モニター | 6.5インチ、4K(3840x1644ドット)、比率21:9 | 6.0インチ、フルHD＋(2520x1080ドット)、比率21:9 |
| パネル | 有機EL 4K HDR OLED、シネマワイド(Cinema Wide)ディスプレイ、X1 for mobile、DCI-P3 100％ | 有機EL OLED、トリルミナスディスプレイ for mobile |
| マルチウィンドウスイッチ | ○(上下の画面を横スライドで切り替え) | |
| ディスプレイ機能 | 90Hz相当の残像低減技術、ホワイトバランスの設定可能、クリエイターモード(マスターモニター: ITU-R BT.2020の広色域、10bit相当の階調、D65のホワイトポイント)、4Kアップスケーリング | 動画再生時に色域やコントラストを最適化 |
| HDR動画再生 | ○(HDRリマスターにも対応) | |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
| 対応バンド | LTE: 1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 /42、3G: 1 / 5 / 6 / 8 / 19 (SIMフリー版) | LTE: 1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 18 / 19 / 21 / 28 / 38 / 39 / 41、3G: 1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 (SIMフリー版) |
| 次世代通信規格5G | ○(sub6) | |
| スマートコネクティビティ | ○(Wi-FiとLTEを自動切り替えして最適な通信環境を保つディープラーニング技術活用の機能) | |
| 通信速度 | 5G: 下り最大3.4Gbps、上り最大182Mbps、4G: 下り最大1.7Gbps、上り最大131.3Mbps(ドコモ) | 4G: 下り最大500Mbps、上り最大75Mbps(ドコモ) |
| Bluetooth | 5.1 | 5.0 |
| NFC | ○ | |
| FeliCaチップ／おサイフケータイ | ○ | |
| GPS | ○ | |
| テレビ | ワンセグ／フルセグ | |
| 背面／アウトカメラ | 1220万画素 1/2.55型 Exmor RS 124° 16mm F2.2 (超広角)＋1220万画素 1/1.7型 Exmor RS 82° 24mm F1.7 (標準)＋1220万画素 1/3.4型 34° 70mm F2.4 (望遠)＋3D iToFセンサー | 800万画素 1/4型 120° 16mm F2.2 (超広角)＋1200万画素 1/2.8型 77° 26mm F2.0 (標準)＋800万画素 1/4型 45° 52mm F2.4 (望遠) |
| イメージセンサー | 標準＆超広角: Exmor RS (メモリー積層型ではない予想) | 標準: Exmor RS |
| ズーム | 光学3倍、デジタル3倍ズーム | 光学2倍・デジタル10倍ズーム |
| 連写性能 | AF/AE追従で約20コマ/秒 | 約10コマ/秒 |
| 手ブレ補正 | 標準＆望遠: 光学式＋電子式のハイブリッド手ブレ補正(OIS＆EIS)、動画時: 5軸手ブレ補正 | 動画時: 電子手ブレ補正 |
| 動画機能 | 4K(3840ｘ2160) HDR 10bit 60/30/25/24fps、インテリジェントウィンドフィルター(風ノイズ除去、AI機能)、Cinematography Pro(シネマトグラフィー・プロ) | 4K |
| スローモーション | 2K 10bit HDR 120fps | 120fps |
| Cinema Pro／シネマプロ | ○(動画時の本格的なマニュアル操作) | |
| Photography Pro／フォトグラフィープロ | ○(静止画時の本格的なマニュアル操作) | |
| プレミアムおまかせオート | 未確認 | ○(13種類のシーンと4つのコンディション) |
| 瞳AF | リアルタイム瞳AF(AIによる瞳検出、動物の瞳にも対応) | |
| 背面カメラ機能 | RAW(DNG、ファームアップで対応)、BIONZ X for mobile、デュアルフォトダイオード／デュアルPD(標準＆超広角のセンサー、最速0.03秒のAF)、低照度撮影、Imaging Edge for mobile | ナイトモード、ボケエフェクト |
| 正面／インカメラ | 800万画素 1/4型 84° F2.0 | |
| 正面カメラ機能 | ポートレートセルフィー、5軸手ブレ補正 | ポートレートセルフィー、手ブレ補正 |
| 操作性 | サイドセンス、片手モード | |
| ゲームエンハンサー | ○(DUALSHOCK4対応、コンペティションセットやディスプレイのタッチエリアの設定などの追加) | 未確認 |
| 側面のシャッターボタン | ○ | |
| その他 | ダイナミックバイブレーションシステム(映像コンテンツに合わせてスマホを振動) | SIMフリー: デュアルSIM(2nd SIMスロットはmicroSDと排他利用) |
| コネクター | USB Type-C | |
| 3.5mmヘッドホンジャック | ○ | |
| オーディオ | フロントステレオスピーカー(左右均一に配置)、Dolby Atmos、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ) | モノラルスピーカー |
| ハイレゾ | ○(DSEE Ultimate、LDAC、aptX HD、FLAC、ALAC、DSD) | ○(DSEE HX、LDAC、aptX HD、FLAC、ALAC、DSD) |
| 幅 | 72mm | 69mm |
| 高さ | 166mm | 157mm |
| 奥行き／厚み | 7.9mm | 8.2mm |
| 質量／重さ | 181g | 151g |
| カラー | ブラック、ホワイト、パープル(ドコモ) | ブラック、ホワイト、ミント、ブルー(au以外) |
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