シャープ「AQUOS zero2 (アクオス・ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」と「AQUOS R3 (アクオス・アール・スリー、SHV44、SH-04L)」の違いを比較しました。※2020年2月28日にSIMロックフリーモデル「AQUOS zero2 SH-M13」が3月13日から発売されることが発表されました。
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外観・デザイン
- 【サイズ】
「AQUOS zero2」は6.4インチ(2340x1080)のディスプレイに対し、「AQUOS R3」は6.2インチ(3120x1440)です。本体サイズは「AQUOS zero2」が「AQUOS R3」よりも、高さが2mm大きく、厚みが0.1mm薄く、質量が44g軽くなっています。「AQUOS zero2」は6インチ以上で3000mAhを超える防水(IPX5以上)対応のスマートフォンで世界最軽量の「141g」を実現しています。 - 【デザイン】
「AQUOS zero2」は正面カメラが半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)として設置されています。「AQUOS R3」は正面カメラに加えて、指紋認証センサー部分もノッチ化された「ダブルノッチデザイン」です。「AQUOS zero2」は指紋センサーがディスプレイ内蔵型です。「AQUOS R3」は指紋センサーにジェスチャー操作を割り当てることができます。 - 【その他】
「AQUOS zero2」は3.5mmイヤホンジャック端子が非搭載ですが、「AQUOS R3」は搭載されています。
機能・特徴
- 【ディスプレイ】
「AQUOS zero2」は「有機EL」ディスプレイを搭載していますが、「AQUOS R3」は「液晶」ディスプレイです。一般的に「有機EL」は「液晶」と比べて、高コントラストで発色に優れるなど画質をはじめとするメリットがあります。「AQUOS R3」は「IGZO液晶」の採用により、優れた電力効率(省エネ性能)を実現しています。 - 【表示機能】
「AQUOS zero2」と「AQUOS R3」はどちらも最大表示色が約10億色を実現することにより、滑らかな階調でグラデーションの色域表現が可能です。「AQUOS zero2」は最大4倍速(240Hz)の表示とタッチ検出に対応することでゲームプレイの遅延を抑えることができます。また、「AQUOS zero2」は軽量ボディにより長時間のゲームプレイでも手の負担を抑えることが可能なゲーム向けのフラッグシップモデル(ゲーミングスマホ)です。 - 【ストレージ】
「AQUOS zero2」はストレージが「256GB」に対し、「AQUOS R3」は「128GB」です。しかし、「AQUOS R3」は512GBまでの「microSDカード」を利用してストレージを強化することができます。RAMは「AQUOS zero2」が「8GB」ですが、「AQUOS R3」は「6GB」です。 - 【カメラ】
「AQUOS zero2」と「AQUOS R3」はどちらも背面に「1220万画素 26mm相当 F1.7のメインカメラ」＋「2010万画素 18mm相当 F2.4の広角カメラ」構成のデュアルカメラを搭載しています。しかし、「AQUOS R3」は「メインカメラ」が「静止画用カメラ」、「広角カメラ」が「動画用カメラ(ドラマティックワイドカメラ)」と分けられているので、「AQUOS zero2」とは仕様が異なっている可能性があります。
「AQUOS zero2 (アクオス・ゼロ・ツー、SHV47、SH-01M、SH-M13)」と「AQUOS R3 (アクオス・アール・スリー、SHV44、SH-04L)」のスペック違いを比較
| 製品名 | シャープ AQUOS zero2 | シャープ AQUOS R3 |
|---|---|---|
| 発売日 | ドコモ: 2020年1月30日、au＆SB: 1月31日、SIMフリー: 3月13日 | SB: 2019年5月24日、au: 5月25日、ドコモ: 6月1日 |
| キャリア | ソフトバンク、ドコモ、SIMフリー(nanoSIMｘ2、デュアルSIMデュアルVoLTE・DSDV) | ソフトバンク、ドコモ、au |
| 予想価格 | 9万円前後 | 10万円前後 |
| シリーズ | アクオス・ゼロ(AQUOS ZERO) | アクオス・アール(AQUOS R) |
| 発売時のOS | Android 10 | Android 9.0 |
| バージョンアップ | 発売から2年間・最大2回のバージョンアップ保証 | |
| SoC(プロセッサー) | CPU: Snapdragon 855 SDM855 オクタコア (2.8GHz＋1.7GHz) | CPU: Snapdragon 855 SDM855 オクタコア (1ｘ2.8GHz＋3ｘ2.4GHz＋4ｘ1.7GHz) |
| メモリーカード | 非対応 | microSDXC(512GB) |
| ストレージ | 256GB UFS3.0 | 128GB UFS |
| RAM | 8GB(LPDDR4X) | 6GB(LPDDR4X) |
| バッテリー容量 | 3130mAh | 3200mAh |
| 対応充電 | 急速充電: USB PD 2、インテリジェントチャージ、パラレル充電(2つの充電ICで発熱を抑える) | 急速充電: Quick Charge 3.0、USB PD、インテリジェントチャージ(電池劣化を抑えた充電) |
| ワイヤレス充電 | Qi、EPP[Extended Power Profile] 11W | |
| 連続通話時間 | LTE(VoLTE HD＋): 約1490分、LTE(VoLTE): 約900分、LTE(VoLTE ビデオコール): 約470分 (ドコモ) | 4G: 約1920分、3G: 約1800分、GSM: 約870分 (SB) |
| 連続待受時間 | LTE: 約490時間 (ドコモ) | 4G LTE: 約605時間、3G: 約685時間、GSM: 約580時間 (SB) |
| 防水・防塵機能 | IPX5・IPX8／IP6X(IP68) | |
| 生体認証 | 指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置)、顔認証 | 指紋認証センサー(正面に設置)、顔認証 |
| モニター | 6.4インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、比率19.5:9 | 6.2インチ、クアッドHD+／Quad HD+(3120x1440ドット)、比率19.5:9 |
| パネル | 有機EL OLED(約10億色、シャープ製)、明るさが従来モデルより150％向上 | 第5世代 IGZO液晶(約10億色)、Pro IGZOディスプレイ、液晶アイドリングストップ(静止画表示時のバッテリー消費を抑える) |
| リフレッシュレート | 120Hz、最大240Hz(4倍速)、タッチ検出: 240Hz(平均約2ms) | 120Hz駆動の倍速表示(ハイスピードIGZO) |
| リッチカラーテクノロジーモバイル | ○(10億色リッチカラーテクノロジー) | ○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能) |
| アウトドアビュー | ○(屋外でも見やすい視認性、環境に合わせてコントラスト・明るさを自動調整) | |
| HDR動画再生対応 | ○(True HDR 10億色、Dolby Vision、HDR10、HLG、YouTube VP9) | ○(True HDR 10億色、Dolby Vision、HDR10、HLG、VP9、YouTube HDR) |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
| 対応バンド | LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28 / 38 / 39 / 41 / 42、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | キャリアモデル |
| 通信速度 | 受信時最大: 1576Mbps、送信時最大: 131.3Mbps (どちらもドコモ) | 受信時最大: 988Mbps、送信時最大: 37.5Mbps (どちらもSB) |
| NFC | ○(FeliCaチップ搭載、おサイフケータイ対応) | |
| Bluetooth | ○(5.0、aptX HD、TrueWireless Stereo Plus、LDAC) | ○(5.0、aptX HD) |
| GPS | ○(L1＋L5対応) | ○(みちびき対応) |
| テレビ | ワンセグ・フルセグ | |
| ロボティクス | エモパーVer 10.1、ロボクル | エモパーVer 10.0、ロボクル |
| 背面／アウトカメラ | 1220万画素 デュアルピクセル 裏面照射積層型CMOS 78° 26mm相当 F1.7 (標準)＋2010万画素 裏面照射積層型CMOS 125° 18mm相当 F2.4 (広角) | 1220万画素 78° 26mm相当 F1.7 (標準／静止画用カメラ)＋2010万画素 125° 18mm相当 F2.4 (広角／動画専用カメラ) |
| 手ブレ補正 | 標準／静止画用: 光学式手ブレ補正、広角／動画用: 電子式手ブレ補正 | |
| 動画機能 | 4K(3840ｘ2160) | |
| 背面カメラ機能 | 標準: ハイスピードAF(全面位相差)、ポートレート、拡張現実(AR)、ARCore | 静止画用: Dual PD高速AFセンサー、ハイスピードAF(全面位相差)、ポートレート(背景ぼかし)、動画用: ディープフォーカス、Quad Bayer構造(約4倍の光量を取り込み) |
| 画像エンジン | ProPix2(AIが被写体の動き検知することで、シャッタースピードや露光を調整して被写体ブレを抑える「被写体ブレ検出エンジン／被写体ブレ補正」) | |
| AI機能 | AIオート(9つのシーンを自動選択) | |
| AIライブストーリー | 標準＆広角カメラが対応 | 動画専用カメラが対応(撮影した動画からAIが自動的に15秒のダイジェストムービーを作成) |
| AIライブシャッター | 広角＆動画専用カメラが対応(動画撮影時にAIが写真を自動撮影) | |
| 正面／インカメラ | 800万画素 裏面照射型CMOS 80° F2.2 | 1630万画素 80° 25mm相当 F2.0 |
| 正面カメラの機能 | アイキャッチセルフィー | AQUOS beauty、美肌補正・背景ぼかし、アイキャッチセルフィー、セルフィーフラッシュ |
| コネクター | USB Type-C | |
| ヘッドホンジャック | ○ | |
| オーディオ | ステレオスピーカー、Dolby Atmos(ドルビーアトモス) | |
| ハイレゾ | ○ | |
| デザイン | 半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)、全体曲面ディスプレイ(パネル全体が緩やかにカーブ) | ダブルノッチ、EDGEST fit(狭額縁デザイン)、Emotional edge(手にフィットするサイドのフレーム形状) |
| 素材 | 側面: マグネシウム合金フレーム | 前面＆背面: Gorilla Glass 5(3D強化ガラス)、側面: アルミフレーム |
| その他 | ゲーミング設定、放熱設計、S-Shoin 3 | のぞき見ブロック、側面にGoogleアシスタントキー、ハイダイナミックレンジマイク、アドバンスドサーモマネジメント、TrueWireless Stereo Plus |
| 幅 | 74mm | |
| 高さ | 158mm | 156mm |
| 奥行き | 8.8mm | 8.9mm |
| 重さ | 143g→141g | 185g |
| カラー | アストロブラック、ミスティホワイト(SIMフリー版にはなし) | プレミアムブラック、プラチナホワイト、エレガントグリーン(SB)、ラグジュアリーレッド(ドコモ)、ピンクアメジスト(au) |
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