※2020年2月24日に、第5世代通信システム5Gに対応した「MatePad Pro 5G」が海外発表されました。「Kirin 990 5G」を搭載しています。
※2020年6月2日に「HUAWEI MatePad Pro 10.8インチ」が日本国内で発表されました。
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外観・デザイン
- 【サイズ】
「MatePad Pro」は10.8インチ(2560x1600)のディスプレイに対し、「iPad Pro 11 (2018)」は11インチ(2388x1668)です。本体サイズは「MatePad Pro」が「iPad Pro 11 (2018)」より、幅が19.5mm、高さが1.6mm、質量が8g、小さく軽くなっています。本体の厚みは「iPad Pro 11 (2018)」のほうが1.3mm薄いですが、どちらも背面カメラ部は出っ張りがある形状です。 - 【ディスプレイ】
「MatePad Pro」は正面カメラがパンチホール型のデザインとしてディスプレイ内に設置されています。「iPad Pro 11 (2018)」は正面カメラがベゼル幅に設置されているので、パンチホール型やノッチ(切り欠き)デザインではありませんが、より狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)なのは「MatePad Pro」です。 - 【メモリーカード】
「MatePad Pro」は256GBまでの「NMカード」に対応していますが、「iPad Pro 11 (2018)」は「microSDカード」などの外部ストレージは装着できません。「NMカード」は、「nanoSIMカード」と同じサイズの、ファーウェイの独自規格メモリーです。内部ストレージは「MatePad Pro」が最大で「512GB」に対し、「iPad Pro 11 (2018)」は「1TB」です。
機能・特徴
- 【オペレーションシステム】
「MatePad Pro」はグーグルが開発した「Android OS」をベースにした「EMUI」、「iPad Pro 11 (2018)」はアップル独自の「iOS」を搭載しています。「Android OS」は拡張性や自由度に優れ、「iOS」は高いセキュリティ性能やデザイン性を実現しています。「MatePad Pro」は米国の禁輸措置により、恐らく、Google製アプリをサポートしていないと思われます。 - 【充電機能】
「MatePad Pro」はワイヤレス充電に対応していますが、「iPad Pro 11 (2018)」は非対応です。「MatePad Pro」は、機種本体がワイヤレス充電器になることで、他デバイスをワイヤレス給電できる「ワイヤレスリバースチャージ」に対応しています。「iPad Pro 11 (2018)」は他デバイスとケーブル接続することで「リバースチャージ」が可能です。 - 【デジタルペン】
「MatePad Pro」はスタイラスペン「M-Pencil」、「iPad Pro 11 (2018)」はデジタルペンシル「Apple Pencil」に対応しています。「M-Pencil」は、4096段階の筆圧・傾き検知や、20msの遅延、20,000mの連続書き込みでもほぼ摩擦がないペンを実現しています。「iPad Pro 11 (2018)」は、最大120Hzのリフレッシュレートにより遅延を抑え、液晶面とディスプレイガラス(カバーガラス)が一体化した「フルラミネーションディスプレイ」により描く位置のズレが少なくなっています。どちらも機種本体の側面に磁石で装着して充電可能です。 - 【キーボード】
「MatePad Pro」は専用キーボードを装着することで「PCモード」が利用できます。「iPad Pro 11 (2018)」は、「PCモード」に非対応ですが、ペアリングなしで本体と接続できる専用キーボード兼カバー「Smart Keyboard Folio」が用意されています。
アップル 2018-10-31
「MatePad Pro (メイト・パッド・プロ)」と「11インチのiPad Pro 2018年モデル (アイパッド・プロ)」のスペック違いを比較
製品名 | ファーウェイ MatePad Pro | アップル iPad Pro 11 (2018) |
---|---|---|
発売日 | 海外: 2019年12月12日、国内: 6月12日 | 2018年11月07日 |
Wi-Fiモデルの価格 | 5万9800円前後 | 8万9800円前後~ |
LTEモデルの価格 | 海外: 6万円台~ | 10万6800円前後~ |
シリーズ | メイトパッド(MatePad) | アイパッド・プロ(iPad Pro) |
発売時のOS | Android 10/EMUI(Emotion UI) 10.0.1 | iOS 12 |
SoC(プロセッサー) | CPU: Kirin 990 オクタコア (2x2.86GHz A76+2x2.09GHz A76+4x1.86GHz A55) デュアルNPU(AI機能)、GPU: Mali G76 600MHz | A12X、Neural Engine、M12 |
RAM | 国内: 6GB、海外: 8GB | 4GB(1TBモデルのみ6GB)の予想 |
ストレージ | 国内: 128GB、海外: 256GB、512GB | 64GB、256GB、512GB、1TB |
外部メモリー | NMカード(256GBまで) | |
バッテリー | 7250mAh | 29.37Wh |
急速充電 | ケーブル充電: 22.5W(国内) 40W(海外) | ○ |
ワイヤレス充電 | Qi規格(15W) | |
リバースチャージ | ワイヤレス(7.5W)で対応 | ケーブルで対応 |
セキュリティ | 顔認証 | 3D顔認証(縦・横位置対応) |
モニター/解像度 | 10.8インチ、QHD+・WQXGA・2K(2560x1600ドット)、280ppi、比率16:10 | 11インチ、(2388x1668ドット)、264ppi、比率約4.29:3 |
パネル | 液晶、パンチホール型、DCI-P3、540nit、画面占有率 約90%、フレーム幅が約4.9mm | 液晶、Liquid Retinaディスプレイ、IPS LEDバックライトMulti-Touch、ProMotionテクノロジー(120Hz)、True Tone、広色域ディスプレイ(P3)、Dolby Vision、HDR10コンテンツ |
防水・防塵機能 | ||
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
対応バンド | 海外: デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV) | LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21/ 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 66、nanoSIM+eSIMに対応 |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 |
NFC | ||
FeliCa/おサイフケータイ | ||
GPS | ○(AGPS) | ○(Cellular対応モデル) |
背面/アウトカメラ | 1300万画素 F1.8、像面位相差AF(PDAF) | 1200万画素 裏面照射型 F1.8 |
正面/インカメラ | 800万画素 F2.0 FF | 700万画素 裏面照射型 F2.2、TrueDepthカメラ |
カメラ機能 | 背面: 3840x2160、正面: 1920x1080、夜景、HDR | 4K(3840x2160) 60/30fps、フルHD(1080p) 60/30fps、スローモーション動画: 120fps(1080p)、240fps(720p) |
コネクター | USB 3.1 GEN 1 Type-C、OTG対応 | USB Type-C、Smart Connector |
3.5mmヘッドフォンジャック | ||
オーディオ | 4スピーカー(クアッドスピーカー)、Histen 6.0、3Dサラウンド、Harman Kardon、マイク5つ | 4スピーカー |
ハイレゾ | FLAC対応 | 未確認 |
各種センサー | 加速度、電子コンパス、ジャイロスコープ、照度、ホール、色温度 | 3軸ジャイロ、加速度、環境光、気圧計 |
テレビ(ワンセグ・フルセグ) | ||
その他 | GPU Turbo、PCモード | AR(拡張現実) |
アクセサリー | 国内: 4096段階のM-Pencilが別売り(9990円前後)、スマートワイヤレスキーボードが別売り(1万4900円前後) | 第2世代のApple Pencil(1万4500円前後)、Smart Keyboard Folio(1万9800円前後) |
カラー | 国内: ミッドナイトグレー、海外: オレンジ系、ホワイト系、グリーン系、アッシュ系 | シルバー、スペースグレイ |
幅 | 159mm | 178.5mm |
高さ | 246mm | 247.6mm |
奥行き/厚み | 7.2mm(背面カメラ部に出っ張りあり) | 5.9mm(背面カメラ部に出っ張りあり) |
質量/重さ | 460g、キーボード: 260g | 468g |