「タムロン SP 35mm F1.4 Di USD」と「シグマ 35mm F1.4 DG HSM」の違い


タムロン(Tamron)

タムロン「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」とシグマ「35mm F1.4 DG HSM | Art」の違いを比較しました。

「SP 35mm F1.4 Di USD」は2019年6月6日に発表されたタムロンの大口径単焦点レンズです。同じサードパーティ製レンズのシグマ「35mm F1.4 DG HSM」と外観・スペックを比較してみました。

「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」と「35mm F1.4 DG HSM」 1
「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」と「35mm F1.4 DG HSM」の比較。※サイズ感は異なる場合があります。

「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」と「35mm F1.4 DG HSM」 2
「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」と「35mm F1.4 DG HSM」を「EOS 5D Mark IV」に装着したイメージ画像。※実際に装着した画像ではありません。サイズ感は異なる場合があります。

特徴の違い
  • 【SP 35mm F1.4 Di USD】
    「SP 35mm F1.4 Di USD」はタムロンが「究極の写り」を目指した単焦点レンズです。高性能レンズ「SP(Superior Performance)シリーズ」の40周年目のレンズとして発表されました。妥協のない解像力や、とろけるボケ味、最新のBBAR-G2コーティング、新開発されたAFシステムなどタムロンの光学技術の粋が結集されています。シグマ「35mm F1.4 DG HSM」よりも7年ほど新しいレンズなので、防汚コートや簡易防滴構造、ニコン用の電磁絞り機構などが採用されています。最上級の描写力が楽しめるレンズです。
  • 【35mm F1.4 DG HSM | Art】
    「35mm F1.4 DG HSM」はシグマが「最高レベルの描写性能」と謳う単焦点レンズです。シグマはレンズを「Art」「Sports」「Contemporary」の3つのカテゴリーに分けており、「35mm F1.4 DG HSM」は画質を追求した「Art」シリーズの第一弾として2012年に発売されました。7年ほど前のレンズですが、現在でも第一線で活躍できる圧倒的な描写力を持っています。ユーザー自身がレンズのファームウェアの更新やカスタマイズを行えるアクセサリー(タムロンも対応)や、レンズマウントを交換できる「マウント交換サービス」、ミラーレスに装着できるマウントアダプターに対応します。シグマの高解像描写が楽しめるレンズです。



「SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)」と「35mm F1.4 DG HSM」のスペック違いを比較
製品名タムロン SP 35mm F1.4 Di USDシグマ 35mm F1.4 DG HSM
発売日ニコン:2019年06月26日、キヤノン:2019年07月25日2012年11月30日
予想価格10万円前後8万円前後
マウントキヤノンEF、ニコンFキヤノンEF、ニコンF、シグマSA、ソニーA、ペンタックスK
シリーズSPシリーズDGシリーズ
タイプ単焦点
対応センサーフルサイズ
レンズタイプ一眼レフ
焦点距離35mm
画角63.26°63.4°
オートフォーカス超音波モーターUSD、ダイナミックローリングカム機構超音波モーターHSM、フローティングシステム
マニュアルフォーカスフルタイムマニュアル対応
絞りF/1.4~16
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
レンズ構成10群14枚11群13枚
非球面レンズGM(ガラスモールド非球面)レンズ3枚2枚
特殊レンズLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ4枚SLDガラス4枚、FLDガラス1枚
最短撮影距離0.3m
最大撮影倍率0.2倍0.19倍
フィルターサイズ72mm67mm
フード付きHF045(花形フード、フードロックあり)LH730-03(花形フード)
手ブレ補正機能
防塵・防滴構造簡易防滴構造
防汚コート
コーティングBBAR-G2(Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングスーパーマルチレイヤーコート
ニコン用の電磁絞り方式
カスタマイズアクセサリー○(TAMRON TAP-in Console)○(SIGMA USB DOCK)
最大径80.9mm77mm
長さキヤノン:104.8mm、ニコン:102.3mmシグマ:94mm
重さキヤノン:815g、ニコン:805gシグマ:665g
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