「HUAWEI nova 4」は5万円台後半の上位機に対し、「HUAWEI nova lite 3」はスペックを抑えることで2万円台後半の手頃な価格帯を実現した入門機です。「HUAWEI novaシリーズ」は、若者向けのカジュアル層をターゲットにしたシリーズです。
外観・デザイン
- 【ディスプレイ】
「HUAWEI nova lite 3」は6.21インチ(2340x1080)のディスプレイサイズですが、「HUAWEI nova 4」は6.4インチ(2310x1080)です。「HUAWEI nova lite 3」はインカメラをしずく型ノッチ(切り欠き)としてディスプレイ内に収めているのに対し、「HUAWEI nova 4」はパンチホール型の穴開きデザインになっています。 - 【外部端子】
「HUAWEI nova lite 3」はUSB端子に「マイクロUSB」を採用していますが、「HUAWEI nova 4」は「USB Type-C」です。「USB Type-C」は「マイクロUSB」よりも転送速度が高速で、上下の区別なく接続することができます。
機能・特徴
- 【プロセッサ】
「HUAWEI nova lite 3」はミドルクラスの「Kirin 710」を搭載していますが、「HUAWEI nova 4」はより処理性能に優れたハイエンドクラスの「Kirin 970」です。どちらもファーウェイ傘下のハイシリコン製SoCで、グラフィック性能を高める「GPU Turbo」やAI機能に対応しています。 - 【外部メモリー】
「HUAWEI nova lite 3」は512GBまでのmicroSDカードに対応していますが、「HUAWEI nova 4」は非対応です。「HUAWEI nova lite 3」はセカンドSIMスロットがSIMカードとmicroSDカードで選択して利用できます。「HUAWEI nova 4」は外部メモリーに対応していない代わりにストレージが128GBの大容量になっています。 - 【HUAWEI nova lite 3のカメラ】
「HUAWEI nova lite 3」は背面にデュアルカメラを搭載しています。「メインカメラ」と「200万画素の被写界深度測定用サブカメラ」により、高精度に背景をぼかしたボケ効果が利用できます。正面カメラでもボケ効果がある「ポートレートモード」は使用可能です。AI機能によるAIカメラは、背面カメラでは22のカテゴリーと500のシーン、正面カメラでは8のカテゴリーを自動認識して最適な設定に変更することができます。撮影した被写体の検索やショッピングサイトを提案する「AI Vision」機能も搭載されています。 - 【HUAWEI nova 4のカメラ】
「HUAWEI nova 4」は背面にトリプルカメラを搭載しています。「4800万画素 F1.8(ソニーIMX586)のメインカメラ」と「1600万画素 F2.2の超広角カメラ」と「200万画素 F2.4の被写界深度測定用サブカメラ」により、高解像度な写真や、画角が広い写真、高精度に背景をぼかした写真などが撮影可能です。「4800万画素(ソニーIMX586センサー) F1.8」のカメラが「2000万画素 F1.8」になっている低価格モデルも海外では発売されます。 - 【その他】
「HUAWEI nova lite 3」はRAMが3GBですが、「HUAWEI nova 4」は2倍以上の8GBに強化されています。バッテリー容量は、「HUAWEI nova lite 3」が3400mAhに対し、「HUAWEI nova 4」は3750mAhです。
NTTコミュニケーションズ
「HUAWEI nova lite 3 (ノバ・ライト・スリー)」と「HUAWEI nova 4 (ノヴァ・フォー)」のスペック違いを比較
製品名 | ファーウェイ HUAWEI nova lite 3 | ファーウェイ HUAWEI nova 4 |
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発売日 | 2019年02月01日 | 未定 |
価格 | 2万円台後半 | 5万円台後半 |
キャリア | SIMロックフリー | |
デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS) | デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV) | |
スロット | nanoSIMx2、2ndスロットはmicroSDと排他利用 | nanoSIMx2 |
シリーズ | HUAWEI novaシリーズ | |
発売時のOSとUI | Android 9.0、EMUI 9.0.1(独自UI:Emotion UI) | |
CPU(プロセッサー) | Kirin 710 オクタコア (4×2.2GHz A73+4×1.7GHz A53) | Kirin 970 オクタコア (4x2.36GHz A73+4x1.8GHz A53) |
GPU Turbo | ○ | |
ストレージ | 32GB | 128GB |
メモリーカード | microSDXC(512GB) | |
RAM | 3GB | 8GB |
バッテリー容量/急速充電 | 3400mAh、5V/2A | 3750mAh、9V/2A |
セキュリティ(生体認証) | 指紋認証(背面に設置)、顔認証 | 指紋認証(背面に設置)、顔認証は未確認 |
モニター/画面解像度 | 6.21インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、画面占有率89%、比率19.5:9 | 6.4インチ、フルHD+(2310x1080ドット)、398ppi、比率約19.5:9 |
パネル | TFT液晶ディスプレイ、水滴(しずく)型ノッチ、4隅の角丸形状 | TFT液晶ディスプレイ、パンチホール型、4隅の角丸形状 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
CA(キャリアアグリゲーション) | ○ | |
対応バンド | FDD-LTE: 1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19、TDD-LTE: 41、W-CDMA: 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 | 未確認 |
Bluetooth | ○(4.2) | ○(4.2、aptX/HD、HWA対応) |
NFC(おサイフケータイ/FeliCa) | ||
GPS | ○ | |
画素数(背面/アウトカメラ) | 1300万画素 F1.8+200万画素(深度測定用) | 4800万画素(ソニーIMX586) F1.8+1600万画素 F2.2(超広角)+200万画素(深度測定用) F2.4 |
カメラ機能 | 像面位相差AF+コントラストAF、LEDフラッシュ、ポートレートモード、ワイドアパーチャ | AI美顔、3D Qmoji、ARレンズ、HDR Pro |
画素数(正面/インカメラ) | 1600万画素 FF | 2500万画素 F2.0 |
AIカメラ | 背面:22カテゴリ 500シーン認識、正面:8カテゴリ認識、AI Vision | ○ |
動画性能 | フルHD(予想) | 4K 電子手ブレ補正EIS |
コネクター | microUSB | USB Type-C |
3.5mmヘッドホンジャック | ○ | |
防水・防塵機能 | ||
テレビ(ワンセグ/フルセグ) | ||
ハイレゾ | FLACは対応 | |
各種センサー | 加速度、コンパス、環境光、近接 | 加速度、コンパス、環境光、近接、ジャイロスコープ |
その他 | 3D湾曲デザイン、視力保護モード(ブルーライトカット TUVラインランド認定) | Histen5.0 |
幅 | 73.4mm | 75.1mm |
高さ | 155.2mm | 157mm |
奥行き(厚み) | 7.95mm | 7.77mm |
重さ | 160g | 172g |
カラー | オーロラブルー、コーラルレッド、ミッドナイトブラック | ブラック、ブルー、ホワイト、レッド |