「Galaxy A8s」と「Galaxy S9+」の違い

「Galaxy A8s」は2018年12月10日に中国で発表されたサムスンのスマートフォンです。インカメラをノッチ(切り欠き)ではなく穴開き画面として搭載した「Infinity-O」ディスプレイを搭載しています。サイズが近い「Galaxy S9+」と外観・スペックを比較してみました。

「Galaxy A8s」と「Galaxy S9+」の正面比較

「Galaxy A8s」と「Galaxy S9+」の背面比較 ※海外モデルは背面に「SAMSUNG」と記載されています。

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外観・デザイン

【ディスプレイ】
「Galaxy A8s」は6.4インチ(2340x1080)の液晶(予想)ディスプレイを搭載しているのに対し、「Galaxy S9+」は6.2インチ(2960x1440)の有機ELディスプレイを搭載しています。一般的に、有機ELは液晶と比べて高コントラストで発色に優れるなどより高画質な表示が可能です。「Galaxy S9+」はディスプレイの左右がカーブした「デュアルエッジスクリーン」です。
【サイズ】
「Galaxy A8s」は「Galaxy S9+」より、幅が1.1mm・高さが0.3mm大きく、厚みが1.1mm・質量が14g薄く軽くなっています。「Galaxy A8s」は正面カメラをパンチホール型の形状で画面内に収める狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)により、上部のベゼル幅がより狭い縦長のディスプレイで画面占有率が高くなっています。

機能・特徴

【プロセッサ】
「Galaxy A8s」はクアルコムのミドルハイクラスSoC「Snapdragon 710 (8ｘ2.2GHz)」を搭載していますが、「Galaxy S9+」はハイエンドの「Snapdragon 845 (4ｘ2.8GHz＋4ｘ1.7GHz)」です。「Galaxy A8s」はミッドレンジの機種、「Galaxy S9+」はフラッグシップモデルに位置づけられていると思われます。
【カメラ】
「Galaxy A8s」は背面にトリプルカメラを搭載しているのに対し、「Galaxy S9+」はデュアルカメラを搭載しています。「Galaxy A8s」は「メインカメラ」と「望遠カメラ」と「被写界深度測定用のサブカメラ」を採用することで、光学2倍ズームとしての使い方や高精度な背景のボケ効果が利用できます。「Galaxy S9+」は「メインカメラ」と「望遠カメラ」の構成で、「メインカメラ」は絞り値をF1.5とF2.4で切り替えることでより状況に応じた撮影ができる「デュアル・アパチャー(可変絞りレンズ)」が使用できます。「Galaxy A8s」は背面カメラが左側に設置されているのに対し、「Galaxy S9+」は中央に配置されています。
【その他】
「Galaxy S9+」は「IP68」の防水・防塵機能に対応していますが、「Galaxy A8s」は非対応です。「Galaxy S9+」は「顔認識」に対応して「虹彩認証」と組み合わせた「インテリジェントスキャン」が利用できますが、「Galaxy A8s」は「顔認証」に非対応だと思います。

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