「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS sense2 (アクオス・センス・ツー SHV43、SH-01L、SH-M08)」とオッポ「OPPO R17 Neo (r17・ネオ)」の違いを比較しました。

「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」はUQモバイルから発表されたスマートフォンです。どちらも3万円台の入門~中級クラスの機種なので外観・スペックを比較してみました。「AQUOS sense2」はauとドコモからも発売されますが、「OPPO R17 Neo」はUQモバイルの独占販売モデルです。
※2018年12月20日に「AQUOS sense2 SH-M08」がSIMロックフリーモデルで発売されることが発表されました。
※2019年5月13日にauから「AQUOS sense2 かんたん」が発表されました。「AQUOS sense2 SHV43」をベースにスマホ初心者向けの機能が充実した派生モデルです。

「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」 1
「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」の正面比較

「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」 2
「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」の背面比較

「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」 3
「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」を重ねた比較画像。左側が「AQUOS sense2」の本体(赤色)、右側が「AQUOS sense2」のディスプレイ部分のみ(赤色)を重ねた比較です。


外観・デザイン
  • 【ディスプレイ】
    「AQUOS sense2」は5.5インチ(2160x1080)の液晶ディスプレイを搭載していますが、「OPPO R17 Neo」は6.4インチ(2340x1080)の有機ELディスプレイです。一般的に有機ELは液晶と比べて、高コントラストで発色に優れるなど高画質を表示できます。「AQUOS sense2」は、高い色再現性により色鮮やかな映像が可能な「リッチカラーテクノロジーモバイル」や、のぞき見防止ブロック機能の「ベールビュー」、デジタルシネマ標準規格などのディスプレイ機能に対応しています。「OPPO R17 Neo」はディスプレイの4隅が丸くなったラウンド形状です。
  • 【サイズ】
    「AQUOS sense2」は「OPPO R17 Neo」より、幅が4.5mm、高さが10.3mm、質量が1g小さく軽くなっています。「OPPO R17 Neo」はディスプレイ上部に水滴型のノッチ(切り欠き)があるベゼルレス・デザイン(狭額縁設計)を採用することでディスプレイの画面占有率91%を実現しています。
  • 【指紋認証センサー】
    「AQUOS sense2」は正面下部に指紋センサーが設置されているのに対し、「OPPO R17 Neo」はディスプレイ内に指紋センサーが設置されています。「OPPO R17 Neo」は日本初のディスプレイ指紋認証を実現することで、「AQUOS sense2」と同様にスマートフォンを置いたまま正面からロック解除が可能です。
  • 【防水性能】
    「AQUOS sense2」は「IPX5/IPX8・IP6X」の防水・防塵機能に対応していますが、「OPPO R17 Neo」は非対応です。「AQUOS sense2」は水滴がある環境でも安心して使用できます。
  • 【コネクター】
    「AQUOS sense2」はUSB端子に「USB Type-C」を採用しているのに対し、「OPPO R17 Neo」は「microUSB」を採用しています。

機能・特徴
  • 【スロット】
    「AQUOS sense2」は「nanoSIMスロット」x1つと「microSDスロット」x1つのダブルスロットですが、「OPPO R17 Neo」は「nanoSIMスロット」x2つと「microSDスロット」x1つのトリプルスロットです。「OPPO R17 Neo」は「デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)」に対応し、「microSDカード」を同時使用することもできます。
  • 【処理性能】
    「AQUOS sense2」はクアルコムのミドルクラスSoC「Snapdragon 450 (1.8GHzx8)」を搭載しているのに対し、「OPPO R17 Neo」はミドルハイクラスの「Snapdragon 660 (1.95GHzx4+1.8GHzx4)」を搭載しています。「AQUOS sense2」はストレージ32GB・RAM 3GBですが、「OPPO R17 Neo」はストレージ128GB・RAM 4GBです。処理性能は「OPPO R17 Neo」のほうが優れていると思われます。
  • 【おサイフケータイ】
    「AQUOS sense2」は「FeliCa」を搭載して「おサイフケータイ」に対応していますが、「OPPO R17 Neo」は非対応です(NFC機能も搭載されていません)。「AQUOS sense2」はスマートフォンをかざすだけで電子マネーやポイントカードなど各種の支払いを行うことができます。
  • 【AQUOS sense2のカメラ】
    「AQUOS sense2」は正面・背面どちらもシングルカメラを搭載しています。AI機能を利用した「AIオート」により、状況に合わせてAIが撮影モードを自動で切り替える「シーン認識機能」が利用できます。場面に合わせた最適画質が撮影可能です。正面カメラは美肌補正して自分撮り撮影ができる「AQUOS beauty」機能が使用できます。
  • 【OPPO R17 Neoのカメラ】
    「OPPO R17 Neo」は背面のみデュアルカメラを搭載しています。「1600万画素のメインカメラ」と「200万画素の深度測定用サブカメラ」を採用することで、高精度に背景をぼかしたボケ効果が利用できます。AI機能による美顔効果「A.I.ビューティーモード 2.0」や「A.I.ポートレートモード」、撮影モードを自動選択する「A.I.シチュエーション認識」なども使用できます。
  • 【その他】
    「AQUOS sense2」は2700mAhのバッテリー容量ですが、「OPPO R17 Neo」は3600mAhです。「AQUOS sense2」と「OPPO R17 Neo」はどちらも「Android OS」を搭載していますが、「OPPO R17 Neo」はオッポによってカスタムされた「ColorOS 5.2」です(インターフェースがiOSに似ています)。


「AQUOS sense2 (アクオス・センス・ツー SHV43、SH-01L、SH-M08)」と「OPPO R17 Neo (r17・ネオ)」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS sense2オッポ OPPO R17 Neo
発売日au:2018年11月09日、UQモバイル:2018年11月22日、ドコモ:2018年12月14日、SIMフリー:2018年12月27日、かんたん:2019年06月14日2018年11月22日
キャリアau、ドコモ、UQモバイル、SIMロックフリーUQモバイル(SIMロックフリー)
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)
スロットnanoSIMx1+microSDx1nanoSIMx2+microSDx1のトリプルスロット
価格3万円台
シリーズアクオスフォン(AQUOS PHONE)R Neo
発売時のOSAndroid 8.1ColorOS 5.2(Android 8.1がベース)
CPU(プロセッサー)Snapdragon 450 SDM450 オクタコア (8x1.8GHz)Snapdragon 660 SDM660 オクタコア (4x1.95GHz+4x1.8GHz)
外部メモリーmicroSDXC(512GB)microSDXC(256GB)
ストレージ32GB128GB
RAM3GB4GB
バッテリー容量/急速充電2700mAh、インテリジェントチャージ3600mAh、5V/2A対応
防水・防塵機能IPX5/IPX8、IP6X
セキュリティ(生体認証)指紋認証センサー(正面に設置)、顔認証指紋認証センサー(ディスプレイ内に設置)、顔認証
モニター/画面解像度5.5インチ、フルHD+(2160x1080ドット)、比率18:96.4インチ、フルHD+(2340x1080ドット)、比率19.5:9、画面占有率91%
液晶パネルIGZO液晶ディスプレイ有機EL OLEDディスプレイ 1600万色、Gorilla Glass 5
HDR動画再生対応バーチャルHDRには対応
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドLTE:1 / 3 / 5 / 8 / 12 / 17 / 19 / 26 / 41、3G:1 / 5 / 6 / 8 / 19LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41、WCDMA: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
NFC(FeliCa/おサイフケータイ)
Bluetooth○(4.2、aptX)○(5.0)
GPS
テレビ(ワンセグ・フルセグ)
ハイレゾ未確認
画素数(背面カメラ)1200万画素 CMOS裏面照射型 24mm相当 F2.01600万画素+200万画素(ソニーIMX398) F1.7 EIS
画素数(正面カメラ)800万画素 CMOS裏面照射型 23mm相当 F2.22500万画素(ソニーIMX576) F2.0
撮影機能AIオート、AQUOS beautyA.I.ポートレートモード、A.I.ビューティーモード 2.0、ARステッカー
外部端子USB Type-CmicroUSB
ヘッドホンジャック
その他かんたんモード、ロボクル、エモパー Ver 9.0、アルミ素材、アルミバスタブ構造シーン自動認識「AIインテリジェントカメラ/A.I.シチュエーション認識」
71mm75.5mm
高さ148mm158.3mm
奥行き8.4mm(最厚部約9.4mm)7.4mm
重さ155g156g
カラーブラック系、ホワイト系、シャンパンゴールド(ドコモ)、ブロッサムピンク(ドコモ)、ピンクゴールド(au、UQ)、アイスグリーン(au)、カーディナルレッド(楽天モバイル)、フレンチピンク(IIJmio)、アッシュイエロー(SIMフリー)、アーバンブルー(SIMフリー)、ターコイズグリーン(mineo)ブルー、レッド
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