外観・デザイン
- 【サブモニター】
「Z6」は上部右肩にカメラ設定の情報を表示できる「サブモニター」が搭載されています。中級機以上のデジタル一眼レフカメラに搭載されるもので、設定状況などを瞬時の確認することが可能です。 - 【防塵・防滴仕様】
「Z6」は防塵・防滴性能に対応していますが、「α7 III」は防塵・防滴に配慮した設計です。「Z6」はデジタル一眼レフカメラ「D850」と同等の耐久性を実現することで過酷な環境下でも安心して使用することができます。 - 【サイズ】
「Z6」は「α7 III」より、幅が7.1mm、高さが4.9mm、厚みが4.8mm、質量が20g、大きく重くなっています。「Z6」はより大型のグリップ部を採用しているのでしっかりとカメラをホールドすることができます。 - 【メモリーカード】
「Z6」は「XQDカード」1枚のみのシングルスロットですが、「α7 III」は「SDカード」2枚のデュアルスロットです。「α7 III」は2枚のSDカード間でリレー記録や同時記録することでバックアップを取ることができます。
機能・特徴
- 【連続撮影性能】
「Z6」はAF/AE追従で5.5コマ/秒(AF追従のみでは12コマ/秒)の連写性能なのに対し、「α7 III」はAF/AE追従で10コマ/秒です。バッファメモリー(連続撮影可能コマ数)は、「Z6」がRAWで最大43コマですが、「α7 III」はRAWで89コマです。「α7 III」はJPEGのみだと177枚もの連写持続性能を実現しています。 - 【瞳AF】
「Z6」と「α7 III」はどちらも「顔認証」に対応していますが、「α7 III」はさらに瞳にピントを合わせる「瞳AF(コンティニュアスAFも可能)」にも対応しています。「Z6」の「顔認証」が「瞳AF」機能も含むのかは分かりません。 - 【4K動画】
「Z6」と「α7 III」はどちらも4K(3840x2160)動画に対応していますが、「α7 III」は約2.4倍の6K相当でオーバーサンプリング出力することで高い解像力の4K画質を実現しています。「α7 III」はダイナミックレンジ・輝度・コントラスト・色彩など優れた表現ができる「HLG(Hybrid Log-Gamma)による4K HDR動画」の撮影も可能です。 - 【バッテリーライフ】
「Z6」はファインダー時に約310コマ・モニター時に380コマの撮影が可能ですが、「α7 III」はファインダー時に約610枚・モニター時に約710枚です。「α7 III」は、「Z6」が非対応のUSB給電に対応しているため、マルチ/マイクロUSB端子またはUSB Type-C端子を通してモバイルバッテリーから電力を供給しながらの長時間撮影も可能です。
「Z6」と「α7 III (a7 iii、a7m3、ILCE-7M3)」のスペック違いを比較
製品名 | ニコン Z6 | ソニー α7 III |
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発売日 | 2018年11月23日 | 2018年03月23日 |
価格 | 27万円前後 | 23万円前後 |
シリーズ | Zシリーズ | α(アルファ)シリーズ |
マウント | ニコンZ系マウント(S-Lineレンズ) | ソニーE系マウント |
センサー | フルサイズ(FXフォーマット 裏面照射型 35.9×23.9mm) | フルサイズ(Exmor R CMOS 裏面照射型 35.6×23.8mm) |
ローパスフィルター | ○(予想) | |
ダスト除去機能 | ○ | |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | BIONZ X、フロントエンドLSI |
画素数 | 2528万総画素、2450万有効画素 | 2530万総画素、2420万有効画素 |
最大記憶画素数 | 6048x4024px | 6000x4000px |
ISO | 常用:100-51200、拡張:50-204800 | |
連写 | AF追従:12コマ/秒(14ビットRAW時は9コマ/秒)、AF/AE追従:5.5コマ/秒 | メカ&電子:10コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:43枚、JPEG:51枚 | RAW:89枚、JPEG:177枚、RAW+JPEG:79枚 |
オートフォーカス方式 | ハイブリッドAF(コントラストAF+像面位相差AF) | ファストハイブリッドAF(コントラストAF+像面位相差AF) |
測距点/AFエリア | 273点 | 位相差検出方式:693点、APS-C時の位相差検出方式:299点/コントラスト検出方式:425点 |
測距輝度範囲 | EV-2~19、ローライトAF時:EV-4~19 | EV-3~20 |
ファインダー | Quad-VGA OLED 0.5型 (約369万ドット/視野率100%/倍率0.8倍) | 電子式ビューファインダー XGA OLED 0.5型 (235万ドット/視野率100%/倍率0.78倍) |
モニター | 3.2インチ (210万ドット) | 3インチ (92.16万ドット) |
サブモニター(情報表示パネル) | ○ | |
シャッタースピード(メカ/機械式) | 1/8000-30秒 | |
フラッシュ同調 | 1/200秒 | 1/250秒 |
電子先幕シャッター | ○ | |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○ | |
フリッカー対策 | 静止画フリッカー低減撮影 | フリッカーレス撮影 |
バルブ撮影 | ○ | |
セルフタイマー | 2、5、10、20秒 | 2、5、10秒 |
顔認識 | ○(※2019年5月16日公開のファームウェア(Ver. 2.0)で「瞳AF」が追加されました) | ○(瞳AFも可、Aマウントレンズ装着時も対応) |
撮影枚数 | モニター時:約380コマ、ファインダー時:約310コマ、約85分 | モニター時:約710コマ 約125分、ファインダー時:約610コマ 約115分 |
RAW | 12/14bit(ロスレス圧縮、圧縮、非圧縮)、サイズL/M/Sの選択可 | ARW:14bit(非圧縮可) |
JPEG | ○ | |
TIFF | ○ | |
RAW+JPEG | ○ | |
カメラ内RAW現像 | ○ | 未確認 |
動画 | 4K UHD(3840x2160) 30p、フルHD(1920x1080) 60p | 4K(3840x2160) 30p、4K HDR(HLG)、フルHD(1920x1080) 60p |
4K動画の撮影方式 | フルサイズで全画素読み出し | フルサイズで全画素読み出し(約2.4倍のオーバーサンプリング出力) |
ハイフレームレート/高ビットレート記録 | 120fps(1920x1080)、144Mbps | 120fps(1920x1080)、100Mbps |
ファイル形式 | MOV、MP4 | XAVC S、AVCHD |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | |
音声記録方式 | 未確認 | XAVC S:LPCM 2ch、AVCHD:Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載 |
撮影時間 | 29分59秒 | 約29分 |
Log | N-Log(外部レコーダーのみ記録、10ビットの場合のみ選択可) | S-Log2、S-Log3 |
タイムコード | ○ | |
ボディ内手ぶれ補正 | 5.0段分 | |
内蔵フラッシュ | ||
防塵防滴仕様 | ○ | 配慮した設計 |
可動式モニター | チルト | チルト(上方向:107度、下方向:41度) |
タッチパネル | ○(タッチパッドAFに非対応) | ○(タッチパッドAFにも対応) |
pictbridge | ○ | |
水準器 | 未確認 | ○ |
英語対応 | 未確認 | |
その他 | 6Kタイムラプスムービー、SnapBridge、回折補正 | |
Wi-Fi | ○ | |
NFC | ○ | |
GPS | ||
Bluetooth | ○(4.2) | ○(4.1) |
USB充電 | ○ | |
USB給電(電源ON時の充電) | ○ | |
メモリーカード | XQDカードのシングルスロット | デュアルSDスロット(SDXC スロット1:SDXC UHS-II対応、スロット2:SDXC UHS-I・メモリースティック対応) |
ジョイスティック(AFエリア移動用ボタン) | ○ | |
AF-ONボタン | ○ | |
マグネシウム合金 | ○ | |
幅 | 134mm | 126.9mm |
高さ | 100.5mm | 95.6mm |
奥行き | 67.5mm | 62.7mm |
重さ | 585g、675g(総重量) | 565g、650g(総重量) |
バッテリー | EN-EL15b | NP-FZ100 |
バッテリーグリップ | バッテリーパック MB-N10 | 縦位置グリップ VG-C3EM |
マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック | |
インターフェイス | USB Type-C、HDMI(タイプC) | マルチ/マイクロUSB、USB Type-C、マイクロHDMI(タイプD) |