「Surface Go」と「Surface Pro」の違い


「Surface Go」と「Surface Pro」の違い

マイクロソフト「Surface Go 10インチ (サーフェス・ゴー)」と「Surface Pro 第5世代 12.3インチ (サーフェス・プロ)」の違いを比較しました。

「Surface Go」は2018年7月11日に発表されたマイクロソフト純正のタブレット型PCです。Surfaceシリーズの中で「最も小さく手頃な価格帯」になっています。「Surface Go」が発表されるまで現行のSurfaceシリーズでは一番小さなディスプレイサイズだった「Surface Pro」と外観・スペックを比較してみました。最新の「Surface Pro 6」と「Surface Go」の違いもご参照下さい。
※歴代のSurfaceシリーズでは「Surface Pro」(12.3インチ)以前に10.6/10.8インチのモデルが発売されています。コメントありがとうございます。

「Surface Go」と「Surface Pro」は一般的なWindowsパソコンと変わらないOSが搭載されていますが、別売りのキーボードを着脱することで表示モードを切り替えることができます。仕事では通常の「デスクトップ(ラップトップ)モード」を使用し、自宅では「タブレットモード」という1台で2つの役割を行える「2 in 1 PC」です。

【Surfaceシリーズのラインナップ】
Surface Go ・・・ 10インチで「Windows 10 Home (Sモード)」搭載の6万台。キーボードが取り外し可能
Surface Pro ・・・ 12.3インチで「Windows 10 Pro」搭載の11万円台。キーボードが取り外し可能
Surface Laptop ・・・ 13.5インチで「Windows 10 (Sモード)」搭載の13万円台。キーボードが一体型
Surface Book 2 ・・・ 13.5/15インチで「Windows 10 Pro」搭載の20万円台。キーボードが取り外し可能
Surface Studio ・・・ 28インチで「Windows 10 Pro」搭載の41万円台。デスクトップ型

「Surface Go」と「Surface Pro」 1
「Surface Go」と「Surface Pro」の正面比較

「Surface Go」と「Surface Pro」 2
「Surface Go」と「Surface Pro」の背面比較。キックスタンドが開いた状態です。

特徴の違い
  • 【価格とクラス】
    「Surface Go」の最安構成は6万円台ですが、「Surface Pro」は11万円台です。「Surface Go」は「Surface史上、最も軽く、最も薄く、あらゆるシーンで活用できるSurface」がコンセプトになっているので、低価格で持ち運びに適したエントリークラスのモデルになっています。「Surface Pro」は「Surface Go」よりも全体的なスペックが優れているミドルクラスモデルで、本格的なイラスト制作などにも対応することができます。
  • 【ディスプレイとサイズ】
    「Surface Go」は10インチ(1800x1200)のディスプレイが搭載されていますが、「Surface Pro」は12.3インチ(2736x1824)です。本体サイズは「Surface Go」が「Surface Pro」よりも、幅が26mm、高さが47mm、奥行きが0.2mm、重量が246g、小さく軽くなっています。
  • 【OS】
    「Surface Go」の一般向けモデルは「Windows 10 Home (Sモード)」が搭載されているのに対し、「Surface Pro」は「Windows 10 Pro」が搭載されています。「Windows 10 Home (Sモード)」はWindowsストアアプリのみ使用でき、フリーソフトやデスクトップアプリなどがインストールできない代わりに「Secure(安全性)」が高められています。「Surface Go」の「Windows 10 Home (Sモード)」は無償で通常の「Windows 10 Home」に切り替えることができるようです。「Windows 10 Pro」は「Windows Update」を手動で行うことやセキュリティなどがより強化されています。
  • 【プロセッサ】
    「Surface Go」は「第7世代インテル Pentium Gold 4415Y」がプロセッサーに搭載されていますが、「Surface Pro」は最安構成で「第7世代インテル Core m3」が搭載されています。処理性能は「Surface Pro」のほうがより優れています。
  • 【接続端子】
    「Surface Go」はコネクターに「USB Type-C」を採用していますが、「Surface Pro」は「USB 3.0 (Type-A)」を採用しています。それぞれUSBは1つのみ搭載されています。

【Surface Goの価格】
教育機関向け ・・・ 4/64GB eMMC:4万7800円前後、8/128GB SSD:6万5800円前後
法人向け ・・・ 4/64GB eMMC:5万2500円前後、8/128GB SSD:7万800円前後
一般向け(Office HomeとBusiness 2016のセット販売のみ) ・・・ 4/64GB eMMC:6万4800円前後、8/128GB SSD:8万2800円前後

【Surface GoのOS】
教育機関向け ・・・ Windows 10 Pro
法人向け ・・・ Windows 10 Pro
一般向け ・・・ Windows 10 Home (Sモード)

【Surface Proの価格】
Core m3 ・・・ 4/128GB SSD:11万4000円前後
Core i5 ・・・ 4または8/128GB SSD:13万7000円前後、8/256GB SSD:15万9000円前後、8/256GB SSD(LTEモデル):17万5000円前後
Core i7 ・・・ 8/256GB SSD:20万7000円前後、16/512GB SSD:28万600円前後、16/1TB SSD:34万1000円前後




「Surface Go」と「Surface Pro 第5世代」のスペック違いを比較
製品名マイクロソフト Surface Go 10インチマイクロソフト Surface Pro 12.3インチ
発売日2018年08月28日2017年06月15日
価格(一般向けモデルの最安構成)64,800円114,264円
LTEモデル2018年11月29日(法人向け:8万円台)、2019年1月29日(一般向け:Office Home&Business 2019搭載で9万円台) どちらもnanoSIMで8/128GBモデルのみ
発売時のOSWindows 10 Home Sモード(一般向けモデル)Windows 10 Pro
タイプ2in1(ノートパソコン、タブレット端末)
プロセッサー第7世代インテル Pentium Gold 4415Y (1.6GHz:コアx2、スレッドx4)、インテル HD 615 グラフィックス第7世代インテル Core m3 (2.6GHz:コアx2、スレッドx4) HD 615、i5 HD 620、i7 Iris Plus 640
RAMメモリー4GB、8GB4GB、8GB、16GB
内部メモリー64GB、128GB128GB、256GB、512GB
外部メモリーmicroSD用のスロットあり
バッテリー容量27Wh(9時間の動画再生が可能)13.5時間の動画再生が可能(LTEモデルは12.5時間)
セキュリティ(生体認証)Windows Helloの顔認証
モニター/解像度10インチ(1800x1200ドット)、217ppi、比率3:212.3インチ(2736x1824ドット)、267ppi、比率3:2
ディスプレイPixelSenseディスプレイ、コントラスト比1500:1、10点マルチタッチ、Gorilla Glass 3PixelSenseディスプレイ、10点マルチタッチ
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
SIMカードnanoSIM
対応バンドLTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 66LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41
Bluetooth4.1
NFC(FeliCa/おサイフケータイ)
GPS○(LTEモデル)
背面カメラ800万画素
動画フルHD(1080p)
正面カメラ500万画素
コネクタUSB Type-Cx1(充電とディスプレイ出力可)、Surface Connect、Surfaceタイプカバー、Surface DialUSB 3.0 Type-Ax1、Surface Connect、Surfaceタイプカバー、Surface Dial、Mini DisplayPort
3.5mmヘッドフォンジャック
防水
オーディオスピーカー2スピーカー(ステレオ)、Dolby Audioステレオスピーカー、Dolby Audio
ハイレゾ未確認
スタンド165°可動するキックスタンドが背面に取り付け
ファンファンレスm3、i5モデルのみファンレス
各種センサージャイロ、加速度、環境光、磁力計ジャイロ、加速度、環境光
テレビ(ワンセグ・フルセグ)
スタイラスペン(別売り)4096段階の筆圧を感知するSurfaceペン(1万3000円前後)
キーボード兼カバー(別売り)Surface Go タイプカバー(1万1800円前後、Signatureモデル:1万5400円)Surface Pro タイプカバー 指紋認証機能付き (2万1000円前後)
その他Office HomeとBusiness 2016(一般向けのみ付属)、マグネシウム合金Office HomeとBusiness 2016、マグネシウム合金
カラーシルバー
175mm201mm
高さ245mm292mm
奥行き(厚み)8.3mm8.5mm
重さ522gm3:768g、i5:770g、i5(LTE):812g、i7:782g
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コメント
Ta7kaさん (2018年08月21日02:08)
Surface ProがSurface Goが出るまで一番小さいディスプレイだった、とありますが
Surfaceシリーズで一番ディスプレイが小さかったのはsurface3じゃないですかね?
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