※ソフトバンクの「AQUOS R2」に「ブルーシルバー」と「ピンクゴールド」が追加されることが2018年10月11日に発表されました。
外観・デザインの違い
- 【ディスプレイ形状】
「AQUOS R2」と「Galaxy S9+」はどちらも縦に長いディスプレイ比率でディスプレイのフレーム部分を狭くした「狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)」が採用されています。「AQUOS R2」は正面インカメラがノッチ(切り欠き)として画面内に収められ、三辺の狭額縁設計を実現した「EDGEST fit(エッジスト・フィット)」と呼ばれるデザインです。「Galaxy S9+」は側面がカーブすることで端から端までフレームが削ぎ落とされた「Infinity display(インフィニティ・ディスプレイ)」を実現しています。 - 【ディスプレイ性能】
「AQUOS R2」は応答速度が高速な100Hz駆動(1秒間の画面更新回数)のハイスピードIGZOディスプレイを搭載し、スマートフォンとして初めてHDR映像の「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と立体音響技術の「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」両方に対応しています。「Galaxy S9+」は有機ELディスプレイを搭載することで、液晶と比べて高コントラストで高い解像度や広色域に対応するなど画質面で優れています。画面消灯時に時計やカレンダーを表示できる「Always On Display」機能も使用できます。 - 【指紋認証センサー】
「AQUOS R2」は正面下に指紋センサーが設置されていますが、「Galaxy S9+」は背面に設置されています。「AQUOS R2」はスマートフォンを置いたままでもロック解除ができ、「Galaxy S9+」は自然にスマホ本体を持つことで指紋センサーに指を掛けてロックを解除できます。
機能の違い
- 【「AQUOS R2」のカメラ機能】
「AQUOS R2」と「Galaxy S9+」はどちらも背面にデュアルカメラが搭載されています。「AQUOS R2」の「AQUOS twin camera」は標準カメラ(2260万画素 22mm相当の静止画用カメラ)とドラマティックワイドカメラ(1630万画素 19mm相当の動画用カメラ)が搭載されています。写真用と動画用で分かれたカメラとAI機能を利用することで、動画を撮影しながら決定的瞬間のベストショット(顔を向いた瞬間など)を自動で静止画撮影する「AIライブシャッター」や、「AIライブシャッター」で撮影した前後10秒のショートムービーが作れる「あとからキャプチャー」、シーンの自動判別機能などが利用できます。画面内の正面カメラは、視線を誘導して視線ズレを防いだセルフィー撮影ができる「アイキャッチセルフィー」が利用できます。 - 【「Galaxy S9+」のカメラ機能】
「Galaxy S9+」は1200万画素の広角レンズと望遠レンズを搭載することで、光学2倍・デジタル10倍ズームとしての使い方や、一眼カメラのような背景ぼかし効果が楽しめる「ライブフォーカス」機能が使用できます。広角レンズは絞り値をF1.5とF2.4で切り替えることができる「デュアル・アパチャー(可変絞りレンズ)」が採用されているので、状況に応じて適切な撮影が可能です。最大960fpsのスーパースローモーション動画や4K 60fpsの撮影もできます。 - 【生体認証】
「Galaxy S9+」は「指紋認証」以外にも「虹彩認証」と「顔認証」に対応しています。「虹彩認証」と「顔認証」を組み合わせた「インテリジェントスキャン」も使用可能です。 - 【別売りアクセサリー】
「Galaxy S9+」はワイヤレス充電の「Qi」に対応しているのでワイヤレスチャージャースタンドにスマホ本体を置くだけで充電が可能です。また、「Galaxy S9+」は外部モニターにPC画面を表示できるアクセサリー「DeX Pad」に対応し、スマホ本体をタッチパッドやキーボードとして使用することができます。 - 【その他】
「AQUOS R2」は静止画表示時のバッテリー消費を抑える「液晶アイドリングストップ」や、高い色再現性により色鮮やかな映像が可能な「リッチカラーテクノロジーモバイル」と「デジタルシネマ標準規格DCI」に対応しています。「Galaxy S9+」はインカメラで撮影した顔からアバターを制作する拡張現実の「AR絵文字」が使用できます。
「AQUOS R2」と「Galaxy S9+」のスペック違いを比較
製品名 | シャープ AQUOS R2 | サムスン Galaxy S9+/S9 Plus |
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発売日 | 2018年06月08日 | 2018年05月18日 |
キャリア | au、ドコモ、ソフトバンク | au、ドコモ |
価格 | 9万円台 | 11万円台 |
シリーズ | アクオスフォン(AQUOS PHONE) | ギャラクシー (GALAXY) |
発売時のOS | Android 8.0 | |
連続通話時間 | 約2330分(au) | 約2110分(au) |
連続待受時間 | 4G LTE:約630時間(au) | 4G LTE:約430時間(au) |
CPU(プロセッサー) | Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、4x2.6GHz+4x1.7GHz | Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、4x2.8GHz+4x1.7GHz |
外部メモリー | microSDXC(400GB) | |
内部メモリー | 64GB | |
RAM | 4GB | 6GB |
バッテリー容量 | 3130mAh | 3500mAh |
対応充電 | Quick Charge 3.0、USB PD | Quick Charge(予想)、ワイヤレス充電Qi |
防水・防塵機能 | IPX5/IPX8、IP6X | |
セキュリティ(生体認証) | 指紋認証センサー(正面に設置) | 指紋認証センサー(背面に設置)、虹彩認証、顔認識 |
ホームボタン/ホームキー | 指紋センサー | オンスクリーンキー |
モニター/画面解像度 | 6.0インチ、WQHD+(3040x1440ドット)、比率19:9 | 6.2インチ、QHD+(2960x1440ドット)、比率18.5:9 |
液晶パネル | ハイスピードIGZO 100Hz駆動 | 有機EL(Curved Super AMOLED) インフィニティ・ディスプレイ |
HDR動画再生対応 | ○(HDR10、VP9、バーチャルHDR対応) | ○ |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | |
受信時最大 | 988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au)、774Mbps(ソフトバンク) | 988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au) |
送信時最大 | 75Mbps(ドコモ)、112.5Mbps(au)、37.5Mbps(ソフトバンク) | 75Mbps(ドコモ、au) |
NFC(FeliCa) | ○(おサイフケータイ対応) | |
Bluetooth | ○(5.0) | |
GPS | ○ | |
テレビ | ワンセグ・フルセグ | |
ハイレゾ | ○ | |
画素数(背面/アウトカメラ) | 2260万画素 90° 22mm F1.9(静止画用)+1630万画素 超広角135° 19mm F2.4(動画用) | 1200万画素 1/2.55型 F1.5かF2.4で選択可(広角レンズ)+1200万画素 1/3.6型 F2.4(望遠レンズ) |
手ブレ補正 | 静止画用は光学式、動画用は電子式手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正(両方レンズ) |
動画 | 4K(3840x2160) | 4K(3840x2160) 60/30fps |
ハイスピード動画 | ○ | 960fps(720p)、240fps(1080p) |
画素数(正面/インカメラ) | 1630万画素 F2.0 | 800万画素 1/3.6型、F1.7 |
コネクター | USB Type-C | |
ヘッドホンジャック | ○ | |
スピーカー | モノラルスピーカー | ステレオスピーカー |
その他 | Dolby Atmos、Dolby AC-4、背面3Dガラス、側面アルミ(メタル)フレーム、のぞき見防止ブロック | Dolby Atmos、AKG、DeX Pad |
幅 | 74mm | |
高さ | 156mm | 158mm |
奥行き | 9mm(カメラ部に出っ張りあり) | 8.5mm |
重さ | 181g | 187g |
カラー | プレミアムブラック、プラチナホワイト、ローズレッド(ソフトバンク)、アクアマリン(au)、コーラルピンク(ドコモ) | ミッドナイトブラック、チタニウムグレー |