レンズの違い
- 4本のレンズの外観を見ると、まずタムロンとニコンがブラックカラーの外観で、ソニーとキヤノンがホワイトカラーの白レンズになっています。長さはニコンが最も長く、タムロンが最も短くなっています。最大径はキヤノンが88.8mmと一番大きく、質量はニコンが最も軽くなっています。ニコンとソニーの外観には特徴的なボタンが設置されており、ニコンはAF-L(フォーカスロック)とAF-ON(オートフォーカス作動)を設定できるフォーカス作動ボタンが4つ、ソニーはコンティニュアスAF時でもピント位置を固定できるフォーカスホールドボタンが設置されています。最短撮影距離はタムロンが0.95mで最も短くなっていますが、最大撮影倍率は0.16倍で最も低くなっています。タムロンは被写体に近づいて撮影できますが、被写体を大きく写すことは他の3つのレンズほどできないようです。ソニーは最短撮影距離が0.96m、最大撮影倍率が0.25倍と最もクローズアップ撮影能力に優れています。価格を比較すると、ソニーが最も高い30万円前後の価格で、次にニコンの27万円前後、キヤノンの23万円前後、タムロンは14万前後と驚くほどコストパフォーマンに優れています。
タムロン 2017-02-23
ニコン 2016-11-11
キヤノン 2010-03-19
製品名 | タムロン SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025) | ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR | ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM | キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM |
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発売日 | 2017年02月23日 | 2016年11月11日 | 2016年09月30日 | 2010年03月19日 |
価格 | 14万前後 | 27万前後 | 30万前後 | 23万前後 |
マウント | キヤノンEF | ニコンF | ソニーE | キヤノンEF |
シリーズ | Diシリーズ | AF-S G NIKKOR(ニッコール)シリーズ | G マスターシリーズ | EFシリーズ |
タイプ | ズーム | |||
センサー | フルサイズ | |||
レンズタイプ | 一眼レフ | ミラーレス | 一眼レフ | |
焦点距離 | 70~200mm | |||
オートフォーカス | ○ | |||
マニュアルフォーカス | ○ | |||
絞り | F 2.8~22 | F 2.8~32 | ||
絞り羽根枚数 | 9枚 | 11枚 | 8枚 | |
レンズ構成 | 17群23枚 | 18群22枚 | 19群23枚 | |
最短撮影距離 | 0.95m | 1.1m | 0.96m | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 | 0.21倍 | 0.25倍 | 0.21倍 |
画角 | 34~12° | |||
フィルターサイズ | 77mm | |||
フード付き | 花型 | CL-M2 | ALC-SH145 | ○ |
手ブレ補正機能 | 5.0段分 | 4.0段分 | ○ | 4.0段分 |
手ブレ補正モード | MODE1:基本モード、MODE2:流し撮りモード、MODE3:補正効果最優先モード | NORMAL:基本モード、SPORT:ファンダー像のブレが少ないスポーツモード | MODE1と2(流し撮りにも対応) | MODE1:基本モード、MODE2:流し撮りモード |
防塵・防滴構造 | ○ | 防塵・防滴に配慮した設計 | ○ | |
最大径 | 88mm | 88.5mm | 88mm | 88.8mm |
長さ | 193.8mm | 202.5mm | 200mm | 199mm |
重さ | 1500g | 1430g | 1480g | 1490g |