- HandeVision|ドイツOSD光学システム開発社(OSD Optic System Development GmbH)は、フルサイズミラーレス用の交換レンズ「IBERIT」シリーズを発売すると発表した
- 開放F2.4で焦点距離24mm、35mm、50mm、75mm、90mmの単焦点レンズをラインナップ
- 鏡胴はブラックとシルバーの2色
- マウントは、ソニーE、富士フイルムX、ライカMの3種類。ライカMマウントは距離計連動に対応
- 2016年1月上旬より、35mm、50mm、75mmをカメラ専門店などで販売。24mmと90mmは2016年内に発売を予定
- 小売希望価格は480~660USドルになる見込み
- HandeVisionはドイツと中国の合同ブランド
- 総販売元はドイツOSD光学システム開発社(OSD Optic System Development GmbH)
- IBERIT(イベリット)シリーズはミラーレスシステムに最適化されたレンズ
- フルサイズとAPS-Cのイメージセンサーに対応
- レンズの小型軽量化に細心の注意を払った
- オートフォーカスと電子絞りには非対応
- 伝統的かつ耐久性に優れた金属製
- ドイツで開発とテストを行い、ドイツの品質基準に則って上海の工場で製造
- 【IBERIT f2.4/24】
スペック情報なし - 【IBERIT f2.4/35】
画角 63.4度、絞り値 F2.4-16、最短撮影距離 0.35m(ライカM用は0.7m)、フォーカスリング回転度 120度(ライカM用は90度)、絞りリング回転角度 76度、絞り羽枚数 6枚、イメージサークル 44mm、全長 45mm(ライカM用は35mm)、最大径 58mm、フィルターサイズ 49mm、レンズ構成 6群6枚 - 【IBERIT f2.4/50】
画角 46.8度、絞り値 F2.4-16、最短撮影距離 0.6m(ライカM用は0.7m)、フォーカスリング回転度 108度(ライカM用は90度)、絞りリング回転角度 76度、絞り羽枚数 6枚、イメージサークル 44mm、全長 65mm(ライカM用は55mm)、最大径 58mm、フィルターサイズ 49mm、重量 310g(ライカM用は250g)、レンズ構成 6群6枚 - 【IBERIT f2.4/75】
画角 32.2度、絞り値 F2.4-16、最短撮影距離 0.6m(ライカM用は0.7m)、フォーカスリング回転度 103度(ライカM用は90度)、絞りリング回転角度 76度、絞り羽枚数 6枚、イメージサークル 44mm、全長 75mm(ライカM用は65mm)、最大径 58mm、フィルターサイズ 49mm、重量 330g(ライカM用は270g)、レンズ構成 5群5枚 - 【IBERIT f2.4/90】
画角 27度、絞り値 F2.4-16、最短撮影距離 0.7m、フォーカスリング回転度 90度、絞りリング回転角度 88度、絞り羽枚数 10枚、イメージサークル 44mm、全長 79mm(ライカM用は69mm)、最大径 58mm、フィルターサイズ 49mm、レンズ構成 4群4枚
HandeVisionはあまり聞き慣れないブランド名ですが、APS-C用のミラーレスレンズ「IBELUX(イベルックス) 0.85/40mm」を発売しています。製造は中国・上海の工場で行っているようなので、価格は8万円前後でマニュアルフォーカスレンズとして高すぎることはないようです。