- ソニーは、1.0型のExmor RS CMOSセンサーを搭載した「RX10 II(DSC-RX10M2)」を発売する
- 2013年11月15日に発売されたDSC-RX10の後継機
- 1.0型の積層型CMOSイメージセンサーExmor RSにより、従来の裏面照射型CMOSイメージセンサーと比べて約5倍以上のデータ読出し速度を達成
- 35mm判換算で焦点距離24-200mm相当のズーム全域で開放値F2.8を実現したZEISSバリオ・ゾナーT*レンズを搭載
- フレームレートが960fps/480fps/240fpsのスーパースローモーション機能を搭載。撮影時間は画質優先の約2秒と、撮影時間優先の約4秒から選択可能
- 画質優先モードで240fpsに設定した場合はフルHD相当、480fpsはHD相当などでスーパースローモーション映像が撮影できる
- 歪みの少ない最速1/32000秒のアンチディストーションシャッターを搭載。動体歪み(ローリングシャッター現象)を低減した電子シャッター方式で、シャッター音がしない
- 最高約14コマ/秒の高速連写を実現。さらに、連写時にコマ間でモニターが暗くなるブラックアウトを低減
- ファストインテリジェントAFを採用し、ダイレクトドライブSSMと組み合わせることで約0.09秒の高速AFを達成
- サイバーショットで初の4K動画(3840×2160)撮影機能を搭載(同時発表のRX100 IVも4K動画に対応)。XAVC S記録方式を採用し、最高100Mbpsのハイビットレート撮影に対応
- 約235万ドットの電子式ビューファインダーを搭載。視野率100%、倍率約0.70倍
- 液晶モニターは、約123万ドットの3.0型TFT駆動液晶で、上約107°・下約42°に可動するチルト液晶
- 防塵防滴に配慮した設計
- 市場価格は、155,400円前後
「RX10 II」と「RX10」の主な違いは動画機能の向上で、同時発表のRX100 IVと同様に4K動画にサイバーショットで初めて対応しています。最大960fpsのスーパースローモーション機能は2秒間の動画を40倍の80秒で記録・再生(24p)できる上に、ローリングシャッターによる歪みも低減しているようなので非常に魅力的な機能ですね。
DSC-RX10M2 | DSC-RX10 | |
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発売日 | 2015年08月07日 | 2013年11月15日 |
センサー | 1.0型(13.2×8.8mm Exmor RS CMOS) | 1.0型(13.2×8.8mm Exmor R CMOS) |
画素数 | 2020万有効画素 | 2090万総画素 2020万有効画素 |
連写 | 14コマ/秒 | 10コマ/秒 |
ISO感度 | 100~12800(標準) 64~25600(拡張) | 125~12800(標準) 80~25600(拡張) |
モニター | 3インチ (約122.9万ドット) | |
シャッタースピード | 30~1/32000秒 | |
撮影枚数 | 400枚 | 420枚 |
静止画フォーマット | RAW:○ JPEG:○ RAW+JPEG同時撮影:○ | |
動画 | 4K (3840×2160) 30p フルHD (1920×1080) 60p | フルHD (1920×1080) 60p |
可動式モニター | チルト | |
内蔵フラッシュ | ○ | |
ネットワーク | Wi-Fi:○ NFC:○ | |
記録メディア | SDカード:○ SDHCカード:○ SDXCカード:○ メモリースティックDUO:○ | |
幅×高さ×奥行き | 129×88.1×102.2mm | |
重さ | 770 (本体のみ) 813g (総重量) | 755 (本体のみ) 813g (総重量) |