「AQUOS R3」と「Xperia 1」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS R3 (アクオス・アール・スリー、SHV44、SH-04L)」とソニー「Xperia 1 (エクスペリア・ワン)」の違いを比較しました。

「シャープ AQUOS R3」と「ソニー Xperia 1」はどちらも2019年5月10日にソフトバンクから発表されたスマートフォンです。どちらもハイスペックなフラッグシップ機なので外観・スペックを比較してみました。

※2019年5月13日にauから「AQUOS R3 (SHV44)」と「Xperia 1 (SOV40)」が発表されました。
※2019年5月16日にドコモから「AQUOS R3 (SH-04L)」と「Xperia 1 (SO-03L)」が発表されました。
※2020年8月18日にSIMロックフリー版の「Xperia 1 II XQ-AT42 (12/256GB、フロストブラックあり、10月30日発売、12万4千円前後)」「Xperia 1 J9110 (128GB、おサイフケータイ非対応、8月28日発売、7万9千円前後)」「Xperia 5 J9260 (128GB、8月28日発売、6万9千円前後)」が発売されることが発表されました。いずれもデュアルSIM(DSDV)に対応し、ワンセグ・フルセグは非対応です。

「AQUOS R3」と「Xperia 1」 1
「AQUOS R3」と「Xperia 1」の正面比較

「AQUOS R3」と「Xperia 1」 2
「AQUOS R3」と「Xperia 1」の背面比較


外観・デザイン
  • 【ディスプレイ全般】
    「AQUOS R3」は6.2インチ(3120x1440)の液晶ディスプレイに対し、「Xperia 1」は6.5インチ(3840x1644)の有機ELディスプレイです。一般的に有機ELは液晶と比べて、高コントラストで発色に優れるなど画質面でメリットがありますが、「AQUOS R3」は「IGZO液晶」を採用したことで120Hz駆動や優れた省エネ性能を実現しています。
  • 【ディスプレイ形状】
    「AQUOS R3」はインカメラを半円形の水滴型ノッチ(切り欠き)として画面内に収め、指紋センサー部分もノッチ化した「ダブルノッチ」形状を採用することでディスプレイの画面占有率を高めています。「Xperia 1」は比率21:9の超縦長ディスプレイにより、2つのアプリを同時表示するマルチウィンドウを快適に行うことができます。
  • 【ディスプレイ性能】
    「AQUOS R3」は最大表示色が約10億色の「Pro IGZOディスプレイ」を搭載したことで、滑らかな階調で空や肌のグラデーションなどの色表現ができます。「Xperia 1」は世界初の4K解像度の有機ELディスプレイにより、圧倒的な映像美で映画や写真などを表示することが可能です。「Xperia 1」は、低解像度動画を4K画質に変換する「4Kアップスケーリング」や、標準規格のSDR映像をHDR相当に変換する「HDRリマスター」機能に対応しています。
  • 【その他】
    「AQUOS R3」は指紋センサーの位置が正面下部に対し、「Xperia 1」は右側側面の中央です。「AQUOS R3」はイヤホンジャック端子が搭載されていますが、「Xperia 1」は非搭載です。

機能・特徴
  • 【AQUOS R3のカメラ】
    「AQUOS R3」は背面にデュアルカメラを搭載していますが、「Xperia 1」はトリプルカメラです。「AQUOS R3」は、静止画を撮影する「標準カメラ」と、動画専用の「ドラマティックワイドカメラ」の構成です。2つのカメラとAI機能を使用することで、動画撮影時にAIが写真を自動撮影する「AIライブシャッター」や、撮影した動画からAIが自動的に15秒のダイジェストムービーを作成する「AIライブストーリー」などの機能を利用することができます。
  • 【Xperia 1のカメラ】
    「Xperia 1」は「超広角カメラ」と「広角カメラ(光学式手ぶれ補正搭載)」と「望遠カメラ(光学式手ぶれ補正搭載)」の3つの構成です。カメラを使い分けることにより、ワイドアングルから光学2倍ズームまで画角を変更して撮影ができます。「Xperia 1」はαカメラにも搭載されている「瞳AF」機能や、AF/AE追従で約10コマ/秒の連写が可能です。
  • 【その他】
    「AQUOS R3」は「顔認証」の生体認証や、ワイヤレス充電パッドにスマホ本体を置くだけで充電できる「ワイヤレス充電」機能に対応しています。



「AQUOS R3 (アクオス・アール・スリー、SHV44、SH-04L)」と「Xperia 1 (エクスペリア・ワン)」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS R3ソニー Xperia 1
発売日SB:2019年05月24日、au:5月25日、ドコモ:6月1日2019年06月14日
キャリアドコモ、au、ソフトバンク
予想価格10万円前後11万円前後
シリーズアクオスフォン(AQUOS PHONE)エクスペリア(Xperia)
発売時のOSAndroid 9.0、2回のバージョンアップ保証Android 9.0
CPU(プロセッサー)Snapdragon 855 SDM855 オクタコア (1x2.8GHz+3x2.4GHz+4x1.7GHz)
メモリーカードmicroSDXC(512GB)
ストレージ128GB UFS64GB
RAM6GB(LPDDR4X)6GB
バッテリー容量3200mAh
連続通話時間4G:約1920分、3G:約1800分、GSM:約870分(SB)4G:約1660分、3G:約1830分、GSM:約640分(SB)
連続待受時間4G LTE:約605時間、3G:約685時間、GSM:約580時間(SB)4G LTE:約460時間、3G:約490時間、GSM:約475時間(SB)
充電機能インテリジェントチャージ(電池劣化を抑えた充電)、液晶アイドリングストップ(静止画表示時のバッテリー消費を抑える)スマートSTAMINAモード、いたわり充電
防水・防塵機能IPX5/IPX8、IP6X(IP68)
3D強化ガラス前面&背面:Gorilla Glass 5Gorilla Glass 6
セキュリティ(生体認証)指紋認証センサー(正面に設置)、顔認証指紋認証センサー(右側面に設置、電源ボタンと独立)
急速充電Quick Charge 3.0、USB PD、ワイヤレス充電(Qi、EPP[Extended Power Profile] 11W)USB PD 3.0(USB power delivery)
モニター/画面解像度6.2インチ、クアッドHD+(3120x1440ドット)、比率19.5:96.5インチ、4K(3840x1644ドット)、比率21:9
パネル第5世代IGZO液晶、ハイスピードIGZO 120Hz駆動、Pro IGZOディスプレイ4K HDR OLED 有機EL、シネマワイドディスプレイ、X1 for mobile
HDR動画再生対応○(Dolby Vision、HDR10、VP9、YouTube HDR、TrueHDR 10億色)
ディスプレイ機能リッチカラーテクノロジーモバイル(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)、アウトドアビュー(環境に合わせてコントラスト・明るさを自動調整)DCI-P3 100%、HDRリマスター、4Kアップスケーリング、クリエイターモード(マスターモニター:ITU-R BT.2020の広色域、10bit相当の階調、D65のホワイトポイント)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンドキャリアモデルSIMフリー: LTE: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 32 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 /46 / 66、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
受信時最大988Mbps(SB)
送信時最大37.5Mbps(SB)
NFC(FeliCa/おサイフケータイ)
Bluetooth○(5.0、aptX HD)
GPS
テレビワンセグ・フルセグ
背面/アウトカメラ1220万画素 78° 26mm F1.7(標準)+2010万画素 超広角 125° 18mm F2.4(動画専用)1220万画素 1/3.4型 135° 16mm F2.4(超広角)+1220万画素Exmor RS 1/2.6型 78° 26mm F1.6(広角)+1220万画素 1/3.4型 45° 52mm F2.4(望遠)
画像処理エンジンProPix2(AIが被写体の動き検知することで、シャッタースピードや露光を調整して被写体ブレを抑える「被写体ブレ検出エンジン/被写体ブレ補正」)BIONZ X for mobile
手ブレ補正静止画用は光学式、動画用は電子式手ブレ補正広角&望遠レンズ、電子式のハイブリッド手ぶれ補正対応(OIS&EIS)
動画4K(3840x2160)、H.265対応4K(3840x2160)、4K HDR 24fps 21:9(Cinema Pro)、Look(色相・画作りのプリセット)、960fps(1080p)
背面カメラ機能静止画用:Dual PD高速AFセンサー、ハイスピードAF(全面位相差)、ポートレート(背景ぼかし)、動画用:ディープフォーカス、Quad Bayer構造(約4倍の光量を取り込み)RAWノイズ低減処理、瞳AF、AF/AE追従:10コマ/秒、光学2倍・デジタル5倍ズーム、ボケエフェクト、先読み撮影
AI機能AIオート(9つのシーンを自動選択)、AIライブストーリー(動画専用)、AIライブシャッター(動画専用)プレミアムおまかせオート(13種類のシーン、4つのコンディションを自動選択)
正面/インカメラ1630万画素 80° 25mm F2.0800万画素 1/4型 84° 23mm F2.0
正面カメラの機能AQUOS beauty(美肌補正・背景ぼかし)、アイキャッチセルフィー、セルフィーフラッシュポートレートセルフィーエフェクト、3Dクリエイター
カメラセンサーの種類CMOS裏面照射積層型(背面と正面カメラ)メモリー積層型(メイン26mm背面カメラ)
コネクターUSB Type-C
3.5mmヘッドホンジャック
オーディオステレオスピーカー、Dolby Atmos
ハイレゾ○(LPCM、FLAC、ALAC、DSD、DSEE HX、LDAC)
デザインEDGEST fit(狭額縁デザイン)、アルミフレーム、Emotional edge(手にフィットするサイドのフレーム形状)ラウンド形状
その他のぞき見ブロック、側面にGoogleアシスタントキー、ハイダイナミックレンジマイク、放熱設計、エモパーVer 10.0、ロボクルサイドセンス、ゲームエンハンサー、ダイナミックバイブレーションシステム
74mm72mm
高さ156mm167mm
奥行き8.9mm8.2mm
重さ185g178g
カラープレミアムブラック、プラチナホワイト、エレガントグリーン(SB)、ラグジュアリーレッド(ドコモ)、ピンクアメジスト(au)パープル、ブラック、ホワイト(au&SB)、グレー(au)
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