「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」の違い


シャープ(Sharp)

シャープ「AQUOS R2 (アクオス・アール・ツー)」と「AQUOS sense plus (アクオス・センス・プラス)」の違いを比較しました。

「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」は2018年5月8日に同時発表されたシャープのスマートフォンです。「AQUOS R2」はソフトバンク、au、ドコモのキャリアから発売されますが、「AQUOS sense plus」はSIMロックフリー専用のモデルです。「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」の外観・スペックを比較してみました。
※ソフトバンクの「AQUOS R2」に「ブルーシルバー」と「ピンクゴールド」が追加されることが2018年10月11日に発表されました。

【シャープのスマートフォンのラインナップ】
フラッグシップ機・・・AQUOS R2
上位機・・・AQUOS R compact
中位機・・・AQUOS sense plus
入門機・・・AQUOS sense lite

「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」 1
「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」の正面比較

「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」 2
「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」の背面比較

「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」 3
「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」を重ねた比較画像。左側が「AQUOS sense plus」の本体(赤色)、右側が「AQUOS sense plus」のディスプレイ部分のみ(赤色)を重ねた比較です。

特徴の違い
  • 【ディスプレイ形状】
    「AQUOS R2」は6.0インチ(3040x1440)で比率19:9のディスプレイを搭載していますが、「AQUOS sense plus」は5.5インチ(2160x1080)で比率18:9のディスプレイです。「AQUOS R2」はディスプレイ形状の自由度が高い「IGZOフリーフォームディスプレイ」を採用し、正面インカメラをノッチ(切り欠き)として画面内に収めるなど、「EDGEST fit(エッジスト・フィット)」と呼ばれる3辺の狭額縁設計(ベゼルレス・デザイン)を実現しています。「AQUOS R2」はディスプレイ4隅の丸くなったラウンド形状なのに対し、「AQUOS sense plus」は四角い形状です。
  • 【ディスプレイ性能】
    「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」はどちらもIGZOディスプレイが搭載されていますが、「AQUOS R2」はリフレッシュレート(1秒間の画面更新回数)が100Hz駆動で応答速度に優れたハイスピードIGZOディスプレイです。「AQUOS R2」はスマートフォンとして初めてHDR映像の「Dolby Vision(ドルビービジョン)」と立体音響技術の「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」両方に対応しています(スピーカーはモノラルなので、ヘッドフォンを使用した場合に「Dolby Atmos」の高音質が楽しめます)。
  • 【プロセッサー】
    「AQUOS R2」はクアルコムの最新ハイエンドSoC「Snapdragon 845」を搭載していますが、「AQUOS sense plus」はミドルハイクラスの「Snapdragon 630」です。「Snapdragon 845」はCPUとGPU、AI性能のパフォーマンスに優れています。「AQUOS R2」はRAM4GB・ROMメモリー64GBなのに対し、「AQUOS sense plus」はRAM3GB・ROMメモリー32GBです。
  • 【カメラ】
    「AQUOS R2」は背面にAQUOSスマートフォンとして初のデュアルレンズカメラ「AQUOS twin camera」が搭載されていますが、「AQUOS sense plus」はシングルカメラです。「AQUOS R2」は「1630万画素 19mm相当の動画用カメラ(ドラマティックワイドカメラ)」と「2260万画素 22mm相当の静止画用カメラ(標準カメラ)」を搭載しています。2つのカメラとAI機能を利用することで、動画を撮影しながら決定的瞬間のベストショット(顔を向いた瞬間など)を自動で静止画撮影する「AIライブシャッター」や、「AIライブシャッター」で撮影した前後10秒のショートムービーが作れる「あとからキャプチャー」、シーンの自動判別機能が利用できます。「AQUOS R2」の正面カメラは、視線を誘導して視線ズレを防いだセルフィー撮影ができる「アイキャッチセルフィー」が利用できます。
  • 【サイズと放熱性能】
    「AQUOS R2」は「AQUOS sense plus」より、幅が3mm、高さが5mm、奥行きが0.1mm、質量が24g、大きく重くなっています。「AQUOS R2」は優れた放熱性能を実現し、温度が上がりやすい状況でも熱が低くなる熱処理性能を実現しています。



「AQUOS R2」と「AQUOS sense plus」のスペック違いを比較
製品名シャープ AQUOS R2シャープ AQUOS sense plus
発売日2018年06月08日2018年06月22日
キャリアソフトバンク、au、ドコモSIMロックフリー(nanoSIMスロット×1)
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
価格9万円前後4万5000円前後
シリーズアクオスフォン(AQUOS PHONE)
発売時のOSAndroid 8.0
連続通話時間4G:約1830分、3G:約1710分、GSM:約870分(SB)4G:約1850分、3G:約1690分、GSM:約920分
連続待受時間4G LTE:約585時間、3G:約685時間、GSM:約580時間(SB)4G LTE:約670時間、3G:約780時間、GSM:約685時間
CPU(プロセッサー)Snapdragon 845 (SDM845) オクタコア、2.6GHz+1.7GHz(クアッドコア)Snapdragon 630 (SDM630) オクタコア、2.2GHz+1.8GHz(クアッドコア)
外部メモリーmicroSDXC(400GB)
内部メモリー64GB UFS32GB
RAM4GB(LPDDR4X)3GB(LPDDR4X)
バッテリー容量3130mAh3100mAh
液晶アイドリングストップ○(静止画表示時のバッテリー消費を抑える)未確認
防水・防塵機能IPX5/IPX8、IP6X
セキュリティ(生体認証)指紋認証センサー(正面に設置)
ホームボタン/ホームキー指紋センサー
対応充電Quick Charge 3.0、USB PD
モニター/画面解像度6.0インチ、WQHD+(3040x1440ドット)、比率19:95.5インチ、フルHD+(2160x1080ドット)、比率18:9
液晶パネルハイスピードIGZO 100Hz駆動IGZO液晶ディスプレイ
リッチカラーテクノロジーモバイル○(高い色再現性により色鮮やかな映像が可能)
デジタルシネマ標準規格DCI○(予想)
HDR動画再生対応○(HDR10、VP9)
バーチャルHDR○(HDRではない動画をHDRのように明るく鮮やかに表示)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
受信時最大988Mbps(ドコモ)、958Mbps(au)、774Mbps(SB)350Mbps(SIMフリー)
送信時最大75Mbps(ドコモ)、112.5Mbps(au)、37.5Mbps(SB)75Mbps(SIMフリー)
キャリアアグリゲーション
対応バンドソフトバンク、au、ドコモ対応モデル4G: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 8 / 19 / 26 / 28 / 41、3G: 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
NFC(FeliCa)○(おサイフケータイ対応)
Bluetooth○(5.0)
GPS
テレビワンセグ・フルセグ
ハイレゾ
ロボティクスエモパーVer 8.0、ロボクル
画素数(背面/アウトカメラ)静止画用:2260万画素 90° 22mm F1.9+動画用:1630万画素 超広角135° 19mm F2.41640万画素
手ブレ補正静止画用は光学式、動画用は電子式手ブレ補正未確認
動画4K(3840x2160)、スローモーション動画未確認
H.265対応未確認
画素数(正面/インカメラ)1630万画素 F2.0800万画素
カメラセンサーの種類裏面照射積層型(背面と正面カメラ)裏面照射積層型(背面)、裏面照射型(正面カメラ)
コネクターUSB Type-C
ヘッドホンジャック
その他Dolby AC-4、背面3Dガラス、側面アルミ(メタル)フレーム、のぞき見防止ブロックアクセサリー「AQUOS Frosted Cover」、2.5Dガラス、のぞき見防止ブロック
74mm71mm
高さ156mm151mm
奥行き9mm(カメラ部に出っ張りあり)8.9mm
重さ181g157g
カラープレミアムブラック、プラチナホワイト、ローズレッド(SB)、アクアマリン(au)、コーラルピンク(ドコモ)ブラック、ホワイト、ベージュ
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