「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」の違い


「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」の違い

ゴープロ「GoPro Fusion (CHDHZ-103、フュージョン)」と「GoPro HERO6 Black (CHDHX-601、ヒーロー6)」の違いを比較しました。

「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」はどちらもゴープロのアクションカメラです。「GoPro Fusion」はレンズを2つ搭載したゴープロ初の360度カメラ(全天球カメラ)なのに対し、「GoPro HERO6」はレンズが1つのみの通常向けカメラです。両機種の外観・スペックを比較してみました。

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「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」の正面比較

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「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」の背面比較

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「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」の側面比較

外観の違い
  • 【デザイン】
    「GoPro Fusion」は正面と背面にレンズが設置された四角いスクウェアフォルムなのに対し、「GoPro HERO6」は正面にレンズと背面にモニターが設置された長方形のデザインです。携帯性は「GoPro HERO6」のほうが優れていると思われます。
  • 【液晶モニター】
    「GoPro Fusion」は液晶モニターが非搭載ですが、「GoPro HERO6」は背面に搭載されています。「GoPro HERO6」はタッチパネル対応の液晶モニターで、タッチしてクローズアップできる「タッチズーム」機能にも対応しています。「GoPro Fusion」はスマートフォンとWi-Fi接続することで、スマホから「GoPro Fusion」のリアルタイム映像が確認できます。どちらの機種も正面に現在の撮影状況を確認できるモノクロの「ステータス スクリーン」が設置されています。
  • 【防水性能】
    「GoPro Fusion」はハウジングなしで水深5mまで対応できる防水機能が搭載されていますが、「GoPro HERO6」は水深10mまで対応します。
  • 【microSDカード】
    「GoPro Fusion」はmicroSDカードを2枚使用して撮影データを保存しますが、「GoPro HERO6」はmicroSDカードを1枚のみ使用します。
  • 【コネクター】
    「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」はコネクターに「USB Type-C」を採用していますが、「GoPro HERO6」はさらに「マイクロHDMI(タイプD)」のポートが搭載されています。

機能の違い
  • 【360°映像】
    「GoPro Fusion」はワンショットで全天球(360度の全方位)イメージが撮影できる360°カメラです。撮影した360度の動画(VRコンテンツ)は、VRヘッドセットを利用して360度VR映像で楽しむことができます。
  • 【オーバーキャプチャ機能】
    「GoPro Fusion」は360度の映像から好きな箇所をフルHD映像で切り出して通常の動画が制作できる「オーバーキャプチャ(OverCapture)機能」が搭載されています。「GoPro」のスマートフォンアプリから「Mobile OverCapture」機能を利用するだけで簡単に動画の編集が可能です。360°の全方位でまず全体の映像を撮影して、その後から必要な箇所を抜き出すことで失敗が少ない多用な撮影用途に対応できます。「GoPro Fusion」で撮影した360度動画をパソコンに取り込んで編集できる編集ツールソフトウェア「Fusion Studio」も使用できます。
  • 【プロセッサー】
    「GoPro HERO6」は新しく最適化されたプロセッサー「GP1チップ」が搭載されています。優れたパフォーマンス性能や、強力な手ブレ補正機能を実現しています。
  • 【動画性能】
    「GoPro Fusion」は「5.2K(5228x2624) 30fps」「3K 60fps」の動画撮影(のみ)に対応しているのに対し、「GoPro HERO6」は「4K(3840x2160) 60/50fps」など多用な撮影サイズに対応しています。
  • 【ハイスピード動画】
    「GoPro HERO6」は「240fps(1080p)」「120fps(2.7K)」のスローモーション動画が撮影可能です。
  • 【QuikStories】
    「GoPro HERO6」は撮影した動画や静止画をスマートフォンのアプリ「GoPro App」に取り込み、自動で1本の動画に編集できる「QuikStories」に対応しています。
  • 【マイク性能】
    「GoPro Fusion」は4つのマイクを搭載し、風切り音の低減など優れた録音ができる「360°オーディオキャプチャ」に対応しています。臨場感がある360°の音を録音できます。



「GoPro Fusion」と「GoPro HERO6」のスペック違いを比較
製品名ゴープロ GoPro Fusionゴープロ GoPro HERO6
発売日2018年04月02日2017年09月29日
価格8万9800円前後5万9000円前後
シリーズGoPro Fusion(フュージョン)シリーズGoPro HERO(ヒーロー)シリーズ
イメージセンサー未公開
GP1チップ-
画素数1800万画素1200万画素
レンズ(絞り値/レンズ構成)未公開
最短撮影距離未公開
ISO100-800(静止画)、400-6400(動画)未確認
液晶モニター/タッチパネル-2インチ LCD、タッチパネル対応
ステータス スクリーン○(正面に設置)
シャッタースピード未公開
電池寿命(バッテリーライフ)未公開
JPEG/最大記憶画素数○(18MP)○(12MP)
RAW○(.gprファイル)
連写性能30コマ/秒
動画5.2K(5228x2624) 30fps、3K 60fps4K(3840x2160) 60/50fps
ハイフレームレート-240fps(1080p)、120fps(2.7K)
360°映像撮影(球面撮影)-
360°音声録音○(360°オーディオキャプチャ)-
ファイル形式MP4(H.264)MP4(H.264/AVC)、MP4(H.265/HEVC)
音声形式未確認AAC、WAV(RAW形式の音声取得)、ステレオ音声
最大ビットレート120Mb/s60Mb/s、78Mb/s(プロチューン時)
プロチューン(Protune)
Wi-Fi○(5GHz)
NFC-
GPS
Bluetooth
手ブレ補正○(電子手ブレ補正)
音声コントロール○(音声起動にも対応)
タイムラプス/インターバル撮影
ナイトフォトモード
QuikStories-
HDR Photoモード-
自動低光量-
露出コントロール-
Cloudへの自動アップロード-
GoProアプリへの接続(GoPro App)
その他ジャイロスコープ、加速度計、ナイトラプス、リトルプラネット、パノラマ未確認
マイクロフォン4つ3つ
LED2つ3つ
3.5mmオーディオマイク入力-○(Pro3.5mmマイクアダプター利用時)
USB充電/給電○(アクセサリーを使用して急速充電対応)
外部メモリーmicroSDXCカードx2(128GB、Class 10、UHS-II/III)microSDXCカードx1(Class 10、UHS-I以上)
防塵防滴仕様防水5m防水10m
74mm62.3mm
高さ75mm44.9mm
奥行き40mm33mm
重さ220g117g
バッテリー内蔵リチウムイオンバッテリー(2620mAh)内蔵リチウムイオンバッテリー(1220mAh)
インターフェイスUSB Type-CUSB Type-C、マイクロHDMI(タイプD)
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