「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は4月21日に発売されるシグマの超望遠ズームレンズです。同じ超望遠ズームレンズである「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary/Sports」と外観・スペックを比較してみました。
シグマ「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」の比較
シグマ「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」を「EOS 5D Mark IV」に装着したイメージ画像。「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」はレンズフードが装着された状態なので、取り外すとレンズ全長は短くなります。
シグマ「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」と「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」を「EOS 5D Mark IV」に装着したイメージ画像。どちらもレンズフードが装着されてズームした状態です。
レンズの違い
「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は超望遠ズームレンズながら、とても小型軽量化された「ライト・バズーカ」の異名を持つレンズです。シグマはレンズを「Art」「Sports」「Contemporary」の3つに分けており、「Contemporary」は高い光学性能と小型軽量化を両立したレンズのシリーズです。フルサイズ対応の「70-300mm」クラスのレンズは比較的小型なものが多いですが、400mmまでの超望遠域までカバーするレンズはサイズが大きいものが多く、気軽に持ち運べるものではありませんでした。例えば、同じスペックのキヤノン「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」は94x193mm 1570gと大型のサイズになっています。しかし、「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」より最大径が7.6mm、長さが10.7mm、質量が410gも軽くなっています。「70-300mm」クラスのレンズほど小型軽量化はされていませんが、それに近いサイズ感で少し気軽に持ち運べる超望遠ズームレンズになっています。「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」と比較すると、焦点距離が200mm短いので「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は圧倒的に小さなサイズになっています。「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports」は「Sports」カテゴリーのレンズシリーズで、防塵防滴仕様やハイレベルな光学性能・オートフォーカス性能などを持ったプロフェッショナル向けのレンズです。「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」より最大径が18.6mm、長さが77.8mmも小さくなっており、質量は770gも軽くなっています。レンズのフィルターサイズは95mmから67mmになっており、一般的なサイズのフィルターが装着できます。「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は600mmの超望遠域をカバーするレンズとしては非常に小型軽量化されたレンズですが、それでも大型なので気軽に持ち運びするには難しいサイズです。「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」は価格も安くなっており、最安値の価格では8万円台で購入することができます。