EOS Kissシリーズの違い


キヤノン(Canon)

EOS Kissシリーズの違いについて比較しました。

「EOS Kissシリーズ」は、キヤノンがラインナップしているエントリー向けのデジタル一眼レフカメラのシリーズです。初心者でも扱い易いように簡単な操作が可能になっており、キヤノンの普及機として程よい機能とコストパフォーマンを両立しています。

正面 EOS Kissシリーズ 1
正面 EOS Kissシリーズ

背面 EOS Kissシリーズ 2
背面 EOS Kissシリーズ

上面 EOS Kissシリーズ 3
上面 EOS Kissシリーズ

正面横並び EOS Kissシリーズ 4
正面横並び EOS Kissシリーズ

背面横並び EOS Kissシリーズ 5
背面横並び EOS Kissシリーズ

上面横並び EOS Kissシリーズ 6
上面横並び EOS Kissシリーズ

カメラの違い
  • 2003年9月20日に初代の「EOS Kissデジタル」が発売されます。「EOS Kissシリーズ」はフィルム時代からエントリー向けカメラとしてラインナップされており、「EOS Kissデジタル」は「EOS Kissシリーズ」で初のデジタルカメラです。「Kiss」は賢く静かなという意味の「Keep It Smart and Silent (賢く、静かに)」の略で、家族の瞬間を優れたオート機能やレスポンスで撮影できるファミリー向けのシリーズです。小型軽量化されたボディに、ボディ単体の実売価格が12万円前後という当時としては低価格帯の価格であるためにデジタル一眼レフカメラの普及機として注目されました。
  • 2005年3月17日には後継機の「EOS Kiss Digital N」が発売されます。ボディは世界最軽量と謳われるほど小型軽量化されており、画質はセンサーや画像処理エンジンが向上したことで高画質になっています。起動時間などの全体的なレスポンス速度も向上しています。
  • 2006年8月24日に「EOS Kiss Digital X」が後継機として発売されます。画素数は800万画素から1010万画素にアップされ、液晶モニターは1.8インチ(11.5万ドット)から2.5インチ(23万ドット)に向上しました。超音波振動によりセンサーのゴミを除去する機能とピクチャースタイルが搭載されています。
  • 2008年3月21日には「EOS Kiss X2」が発売されます。「EOS Kiss X2」から「デジタル(Digital)」の名称は使われなくなりました。画素数は1010万画素から1220万画素にアップして画像処理エンジンは「DIGIC III」になりました。液晶モニターは3インチまで大型化され、バッテリー容量も増えています。オートライティングオプティマイザーやライブビュー機能も搭載されました。
  • 2008年6月27日に「EOS Kiss F」が発売されます。「EOS Kiss X2」の後継機ではなく、下位機で廉価版モデルになっています。スペックは全体的に「EOS Kiss X2」より下がっており、「EOS Kiss Digital X」と共通する部分が多くなっています。しかし、APS-Cセンサー搭載機で最軽量の450gを実現し、価格も「EOS Kiss X2」より安く低価格なカメラになっています。
  • 2009年4月24日に「EOS Kiss X2」の後継機である「EOS Kiss X3」が発売されます。画素数は1220万画素から1510万画素に向上し、画層処理エンジンは「DIGIC III」から「DIGIC 4」にアップデートされています。動画はフルHD(1920×1080)が撮影できるようになりました。
  • 2010年2月26日に「EOS Kiss X3」の後継機である「EOS Kiss X4」が発売されます。画素数は上位機である「EOS 7D」と同じ1800万画素まで向上しました(同じセンサーではありません)。液晶モニターは画面比率が4:3から3:2に変更され、動画機能が強化されています。「自動露出」撮影や「マニュアル露出」に対応し、約7倍の望遠撮影が可能な「動画クロップ」機能(SD画質)が追加されています。
  • 2011年3月3日には「EOS Kiss X5」が発売されました。「EOS Kiss X4」とセンサーや画像処理エンジンは代わりませんが、液晶モニターが固定式からバリアングル式に変更されています。ライブビュー撮影や動画撮影に優れた可動式モニターになっていますが、質量はボディ単体で475gから515gまで増えました。
  • 2012年6月22日には「EOS Kiss X6i」が発売されます。「EOS Kiss X5」と同じくバリアングル式液晶モニターが搭載されています。像面位相差AFが可能な「ハイブリッドCMOS AF」が搭載されてことで、ライブビュー時のオートフォーカス速度が向上されています。動画時に被写体を自動追尾する「動画サーボAF」も搭載されました。液晶モニターはタッチパネルにも対応します。
  • 2013年4月12日に「EOS Kiss X7i」と「EOS Kiss X7」が同時に発売されます。「EOS Kiss X7i」がバリアングル式液晶モニターを搭載しているのに対し、「EOS Kiss X7」は固定式モニターでAPS-Cセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラで世界最小・最軽量を実現しています。「EOS Kiss X7i」と「EOS Kiss X6i」はダイヤルの外観が少し異なり、「EOS Kiss X7i」はライブビュー時にクリエイティブフィルターの効果が確認できながら撮影できるようになりました。
  • 2015年4月17日には最新の「EOS Kiss X8i」が発売されました。バリアングル式液晶モニター搭載で「EOS Kiss X7i」の後継機種です。画素数は1800万画素から2420万画素に大幅アップされ、高感度性能も向上しています。ライブビュー時のオートフォーカスは「ハイブリッドCMOS AF III」になったことでAF速度が向上しました。Wi-FiやNFCに対応するなどスマートフォンとの連携も可能です。






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