「PENTAX KP」と「X-T2」と「E-M1 Mark II」と「GH5」と「M5」と「α7R II」の違い

「PENTAX KP」は1月26日に発表されたリコーのペンタックスブランドのカメラです。APS-Cセンサーを搭載したミドルクラスのデジタル一眼レフカメラになっています。小型軽量化を実現しているので、各メーカーのミラーレスカメラとサイズを比較してみました。「FUJIFILM X-T2」と「EOS M5」は「PENTAX KP」と同じAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、「OM-D E-M1 Mark II」と「LUMIX DC-GH5」はAPS-Cより小型のマイクロフォーサーズセンサーを搭載、「α7R II」はAPS-Cより大型のフルサイズセンサーを搭載しています。5つのミラーレス機はすべて各メーカーの最上位機なので、ミドルクラスの「PENTAX KP」より上位に位置づけされています。正面の外観を比べると、「PENTAX KP」は光学ファインダーによる構造で少しペンタ部がミラーレス機より大きくなっていますが、それほど大きさに差はないようです。背面を比較しても同様に、「PENTAX KP」はファインダー部分がミラーレス機より少し大きなサイズになっています。上面を比べると、「PENTAX KP」は明らかにミラーレス機より厚みがある外観になっています。これは一眼レフ構造のために、カメラ内に光を反射するミラーとミラーボックスやファインダー部分にペンタプリズムが設置されているためで、重さの増加にも関係しています。ミラーレスカメラは電子ビューファインダーなので大きさも重さも抑えたサイズが可能です。デジタル一眼レフカメラは上位機になると右肩上部に液晶パネルが搭載されますが、「PENTAX KP」には非搭載で、5つのミラーレス機も全て非搭載になっています。