現在、発売されているタッチペンには主に4種類のタイプがあります。
1タイプ. 指の操作の代わりになる先端が太いタッチペン。細い線を書くことはできず、電池が不要で安価。
2タイプ. 透明ディスクが先端に付いているタッチペン。細い線を書くことができ、電池が不要で少し安価。
3タイプ. 先端が細いタッチペン。細い線を書くことができ、電池が必要で高価。
4タイプ. 筆圧まで再現できる先端が細いタッチペン。対応するアプリが必要で、タッチペンとiPadの接続が必要。電池または充電が必要でとても高価。
今回購入したのは2タイプ目の、Adonit Jot Miniシリーズ「ADJM2B (タッチペン Jot Mini 2.0 Black)」です。先端部に透明ディスクが装着してある特殊な形状をしています。これは、iPadは先端が細いだけのタッチペンでは反応しないため、透明ディスクにより反応するだけの面積を稼ぐための形状です。ディスクは透明なのでタッチペンと液晶の接触部分が分かって快適に線を書くことが可能です。
それでは購入したタッチペンを開封していきます。価格は2110円でした。
中身を取り出します。
作りは良好です。
キャップがついているので使わない時は収納できます。
先端には透明ディスクとボールポイントが付いています。この透明ディスクがないとiPadは反応しません。
先端はボールポイントにより動かすことができます。
このように透明ディスクがiPadの液晶にピッタリくっついている状態で使用します。ズレていたりすると反応しません。
実際に使用してみます。想像以上に使いやすく、ボールポイントの動作はスムーズです。
四角をグルグル書いてみました。とても書きやすいですが、手前の接触部分が少し分かりづらいです。
最後にひらがなを書いてみました。一筆書きのように続けて描く場合は特に不便なく使用できますが、文字のようにタッチペンを何度も離して書く場合には少し書きづらいと思うことがありました。
「ADJM2B」は簡単なメモを取る場合や文字を書く時などに十分な性能で、いい買い物をしました。しかし、細かく正確に描きたい場合などにはこの形状の先端では限界があると思いました。ペンタブの代わりにはならないと思いますので、イラストを描く場合は3タイプ目か4タイプ目のタッチペンを購入したほうがいいと思います。本格的なイラストの場合は高価になりますが、4タイプ目のタッチペンを購入したほうがいいと思います。参考になれば幸いです。
ライター:kou