- 富士フイルムは、「FUJIFILM X-T1」「FUJIFILM X-T10」「FUJIFILM X-E2」の最新ファームウェアを公開した
- 「FUJIFILM X-E2」はバージョン4.00を適用することで「FUJIFILM X-E2S」相当になる
FUJIFILM X-T1 Ver.4.30
「FUJIFILM X-T1」、「FUJIFILM X-T1グラファイトシルバー エディション」最新ファームウエアを公開 : お知らせ | 富士フイルムX-T1/X-T1 Graphite Silver Editionのファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム
- 【連写/ブラケティング時のフラッシュ動作】
外部フラッシュ使用時には、連写やブラケティング撮影時でもフラッシュが発光するようになる。なお、同梱フラッシュEF-X8使用時には、「ISOブラケティング/フィルムシミュレーションブラケティング/ホワイトバランスブラケティング」のみで発光する。 - 【マニュアルフォーカス時のワンプッシュAF】
マニュアルフォーカス撮影時に、AF-LボタンでワンプッシュAFを行う際に、ピント(AFロック)と露出(AEロック)の両方を固定できる。親指でAF/AE条件を決めて撮影することが可能になる。 - 【AFロック時のAF+MF操作】
AF+MF時にAF-LボタンでAFロックされているときも、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になる。 - 【AF+MF時のFOCUS ASSIST ボタン操作】
AF+MF時にもFOCUS ASSIST ボタンで拡大表示されたまま、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になる。 - 【画面のカスタマイズ項目追加】
「セットアップメニューの表示設定」→「画面のカスタマイズ」で選べる項目を9項目追加。好みの表示のみを表示することで、撮影に集中できる。
【追加項目】
①AFフレーム ②連写モード ③撮影モード ④ブレ防止 ⑤情報表示背景 ⑥動画モード ⑦フォーカスモード ⑧手ブレ警告 ⑨シャッター方式 - 【動画撮影ボタンのファンクション設定】
動画撮影ボタンをファンクション(Fn7)ボタンとして使用できる。ファンクションの設定は、DISP/BACKボタン長押しで行う。 - 【「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」に対応】
「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」のフォーカスリミッター機能に対応。
FUJIFILM X-T10 Ver.1.20
X-T10のファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム- 【XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRフォーカスリミッター機能対応】
「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」のフォーカスリミッター機能に対応。 - 【電源ON時のアイセンサー動作改善】
一部のSDカードにおいて、電源ON直後にアイセンサーでLCDからEVFに切り替わる動作が遅くなる現象を改善。
FUJIFILM X-E2 Ver.4.00
X-E2 のファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム- 【動いている被写体の決定的瞬間を捉える「ゾーン」、「ワイド/トラッキング」を搭載】
「新AFシステム」では、全49点のAFエリアから任意に選択した1エリアでAFを行う、従来の高速かつ高精度な「シングルポイント」に加え、全77点のAFエリアを用いて、動いている被写体の決定的瞬間を捉える「ゾーン」、「ワイド/トラッキング」を搭載。 - 【AF精度の向上】
「シングルポイント」では、フォーカスエリア内をさらに分割し、被写体までの距離を正確に測ることで、より高精度なピント合わせが可能になる。また、像面位相差AFの明るさ追従範囲が従来の2.5EVから0.5EVまで拡大。より暗いシーンやコントラストの低い被写体でも位相差AFによる高速なピント合わせが可能になる。 - 【「瞳AF」搭載】
人間の瞳を自動で検出し、ピントを合わせる「瞳AF」を搭載。当社レンズの明るい開放F値を活かして背景を美しくぼかすポートレート撮影など、ピント合わせが難しいシーンでも、手軽に瞳にピントを合わせることが可能になる。 - 【「オートマクロ」搭載】
被写体との距離に応じて自動でマクロモードに切り替わる「オートマクロ」を搭載。近接撮影時に、その都度「マクロボタン」を押す必要がなく便利。従来、「マクロボタン」の機能が割り当てられていた操作ボタンには、新たに任意のファンクション機能を割り当てることができる。(ファームアップ後の初期設定ではAFモードの切換機能に割り当てられる。) - 【動画モードのAF改善】
アルゴリズムの最適化により、動画撮影中のAFがより自然でスムーズになる。 - 【最高速度1/32000秒の電子シャッター】
超高速電子シャッターを使えば、晴天時の雪原や海岸などの明るいシーンにおいて、開放F値で被写界深度の浅い写真を撮影しても露出オーバーせず、美しい画像を撮影することが可能。電子シャッターでの撮影時に、シャッター音、シャッター音量を変更可能。シャッター音を消して撮影することもできる。
※動いている被写体については、画像が歪んで撮影される場合がある。また、フラッシュ撮影はできない。 - 【ホワイトバランスブラケティングを搭載】
1シャッターで色温度を変えた3枚の画像を生成。±1、±2、±3ステップでの設定が可能 - 【ISO感度オートをAUTO1/AUTO2/AUTO3に拡張】
ISO感度オートの設定を従来の1つから3つに拡張した。 - 【写真表現の幅が広がる「マニュアル露出時の露出補正」】
マニュアル露出かつISO感度オート時に、露出補正ダイヤルによる露出補正が可能になる。 - 【目で見たままに近い自然な表示「ナチュラルライブビュー」モード】
「モニター撮影効果反映」機能をオフにすれば、フィルムシミュレーションなどの撮影効果を反映させず、光学ファインダーのように目で見たままに近い自然な画面表示で撮影することが可能。 - 【フレーミングガイドの細線化】
「画面のカスタマイズ」で選択できる「フレーミングガイド」の線を細くすることで、被写体の視認性を向上 - 【動画フレームレート選択】
これまで選択できた60fpsと30fpsに加え、50fps、25fps、映画のような表現効果が得られる24fpsの3種類のフレームレートが選択できるようになる。 - 【動画マニュアル撮影】
動画撮影時に、あらかじめお好みのISO感度、絞り、シャッタースピードの設定が可能です。絞り、シャッタースピードは動画撮影中にも変更することができる。 - 【ワンプッシュAFの位相差AF対応】
マニュアルフォーカス選択時にAF-LボタンでワンプッシュAFを行う際、高速な位相差AFが機能するようになる。 - 【プログラムシフト設定領域の拡大】
最長4秒のシャッタースピードまでプログラムシフトが可能になる。 - 【新ユーザーインターフェース】
表示情報の大きさや配置など見やすさにこだわった新ユーザーインターフェース。ファインダーを覗いて撮るという行為に集中できる。 - 【タイム撮影(T)時にコマンドダイヤルでシャッタースピードを全域変更可能】
従来、シャッタースピードダイヤルのタイム撮影(T)時は、コマンドダイヤルを操作することで、シャッタースピードを30秒~2秒の範囲で設定可能だったが、今回、30秒~1/32000秒(シャッター方式「メカニカル+電子」設定時)までの全域で設定可能になる。 - 【マナーモードの名称変更】
「マナーモード」メニュー上の名称を「電子音&フラッシュ」に変更。 - 【AFエリアダイレクト選択】
フォーカスエリアの選択が、ファンクションボタンを押すことなく、十字キーでダイレクトに行えるようになる。 - 【AE-L(露出固定)/AF-L(フォーカス固定)ボタンの機能入れ替え】
AE-L/AF-Lボタンの機能を入れ替えることができるようになる。 - 【マニュアルフォーカス時にフォーカスエリアのサイズ変更】
マニュアルフォーカス撮影において、AF-LボタンでワンプッシュAFを行う際のフォーカスエリアのサイズが変更できるようになる。 - 【Qメニューのカスタマイズ】
使用頻度の高いメニューが一覧表示され、各項目にすばやくアクセスできるQメニューにおいて、表示する項目やその並び順を変更できるようになる。 - 【測光エリアのフォーカスエリア連動】
スポット測光選択時、測光エリアとフォーカスエリアの位置を連動させることが可能になる。 - 【動画撮影方法の変更】
動画撮影方法を以下のとおり変更。ファームウエア更新前はドライブメニューから動画を選択し、シャッターボタン押すことで録画を開始していたが、更新後は動画機能が割り当てられたファンクションボタンを押すだけで録画を開始する。
※ドライブメニューから「動画」の項目が削除される。 - 【XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRフォーカスリミッター機能対応】
「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」のフォーカスリミッター機能に対応 - 【配色設定機能の削除】
「セットアップ」メニューの「配色設定」機能が削除される。 - 【連写時の連続撮影枚数変更】
連写撮影時の連続記録枚数が以下のとおりに変更。
・JPEG:連写H時に連続撮影枚数が約28コマから約18コマになる。
・RAW:連写時の連続撮影枚数がファームウエア更新前と比べて1~2コマ減る。
「FUJIFILM X-E2」のファームウェアVer.4.00には、X-E2使用説明書[Ver.4.00](PDFです。)が公開されています。「FUJIFILM X-E2S」についてはURLをご確認下さい。
URL:富士フィルム、海外で「FUJIFILM X-E2S」を発表(「FUJIFILM X-E2S」と「FUJIFILM X-E2」の外観比較)