ライカRレンズのカムの違い


ライカ(Leica)

ライカRレンズのカムの違いについて掲載しています。

ライカRレンズは、レンズの情報をカメラボディに伝える際に、レンズ装着部に設置したカムと呼ばれる突起物を使用します。カムは、レンズの開放F値をカメラに伝達し、被写体の明るさを測る測光に利用されます。カムの構造は何度も変更されているために、ライカのレンズとカメラには互換性で問題があるものがあります。

ライカRレンズのカムの違い
カム 意味
1カム 「ライカフレックス(I・II型)」の開放測光に対応。「ライカフレックスSL」から「ライカR7」までは絞り込み測光。「ライカR8」と「ライカR9」は使用不可
2カム 1カムと2カムを設置。「ライカフレックス(I・II型)」と「ライカフレックスSL」と「ライカフレックスSL2」の開放測光に対応。「ライカR3」から「ライカR7」までは絞り込み測光。「ライカR8」と「ライカR9」は使用不可
3カム(Rカム) 1カムと2カムと3(R)カムを設置。「ライカフレックス(I・II型)」、「ライカフレックスSL」と「ライカフレックスSL2」、「ライカR3」から「ライカR7」、「ライカR8」と「ライカR9」の全てのライカRボディで開放測光に対応
Rカム 3カムのみ設置。「ライカR3」から「ライカR9」までの開放測光に対応。「ライカフレックス(I・II型)」と「ライカフレックスSL」と「ライカフレックスSL2」は使用不可
ROM 3カムとROM接点を設置。「ライカR3」から「ライカR7」までの開放測光に対応。「ライカR8」と「ライカR9」はさらにフラッシュの自動ズームに対応。「ライカフレックス(I・II型)」と「ライカフレックスSL」と「ライカフレックスSL2」は使用不可

ライカRボディ
1965年 ライカフレックス(I・II型)
1968年 ライカフレックスSL
1974年 ライカフレックスSL2
1976年 ライカR3
1980年 ライカR4
1983年 ライカR4S(ライカR4の廉価版)
1986年 ライカR5
1988年 ライカR6
1991年 ライカR-E(ライカR5の廉価版)
1994年 ライカR7
1996年 ライカR8
2002年 ライカR9
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