特徴の違い
- 【画質】
「105mm F1.4 DG HSM」と「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」はどちらもボケを重視したレンズです。「105mm F1.4 DG HSM」はアウトフォーカス部の描写まで拘り尽くした「BOKEH-MASTER」レンズで、シグマの「Art 1.4レンズ」でフラッグシップモデルです。「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」は二次元の写真に三次元的な写りを再現する「三次元的ハイファイ(高再現性)」の設計思想で作られたレンズです。どちらも高い解像力を実現し、収差のサジタルコマフレアを抑制しています。 - 【三脚座】
「105mm F1.4 DG HSM」はアルカスイスタイプの雲台に対応する三脚座が使用できます。三脚座は別売りではなく同梱されていると思われます。 - 【その他】
「105mm F1.4 DG HSM」はキヤノン製カメラの「レンズ光学補正」機能に対応し、ソニーEマウント用もカメラ内収差補正機能に対応しています。レンズのファームウェア更新やピント位置の調節が可能な「SIGMA USB DOCK」や、一眼レフ用レンズをソニーEマウントのミラーレス機で使用できる「マウントコンバーターMC-11」が使用できます。 - 【サイズ】
「105mm F1.4 DG HSM」は「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」より、最大径が21.4mm、長さが25.5mm、質量が660g、大きく重くなっています。フィルターサイズは「105mm F1.4 DG HSM」が105mmなのに対し、「AF-S NIKKOR 105mm f1.4E ED」は82mmです。同じ焦点距離とF値を持ったレンズとは思えないほど「105mm F1.4 DG HSM」は大型のレンズになっています。
ニコン 2016-08-26
製品名 | シグマ 105mm F1.4 DG HSM | Art | ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED |
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発売日 | 2018年06月14日(キヤノン、ニコン、シグマ) | 2016年08月26日 |
価格 | 17万円前後 | 18万円前後 |
マウント | キヤノンEF、ニコンF、シグマSA、ソニーE | ニコンF |
シリーズ | DG Artシリーズ | AF-S Eシリーズ |
タイプ | 単焦点 | |
対応センサー | フルサイズ | |
レンズタイプ | 一眼レフ | |
焦点距離 | 105mm | |
オートフォーカス | ○ | |
マニュアルフォーカス | ○(フルタイムマニュアルフォーカス) | |
絞り | F1.4~16 | |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | |
電磁絞り | ○ | |
レンズ構成 | 12群17枚 | 9群14枚 |
最短撮影距離 | 1m | |
最大撮影倍率 | 0.12倍 | 0.13倍 |
画角 | 23.3° | 23.10° |
フィルターサイズ | 105mm | 82mm |
フード付き | ○(丸型フード) | バヨネットフード HB-79(丸型フード) |
手ブレ補正機能 | - | |
防塵・防滴構造 | ○ | ○(予想) |
三脚座 | 対応 | |
特殊レンズ | 非球面レンズ1枚、FLDガラス3枚、SLD2枚 | EDレンズ3枚 |
AFモーター | HSM(超音波モーター) | SWM(超音波モーター) |
コーティング | スーパーマルチレイヤーコート | ナノクリスタルコート |
フッ素コーティング | 撥水防汚コーティング | ○ |
最大径 | 115.9mm(シグマ用) | 94.5mm |
長さ | 131.5mm(シグマ用) | 106mm |
重さ | 1645g(シグマ用) | 985g |