タムロン「24-70mm F2.8(Model A032)」と「24-70mm F2.8(Model A007)」の違い


タムロン「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」の違いを比較しました。

「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」は2017年6月30日に発表されたフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズです。2012年に発売された「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」の後継モデルなので新型と旧型の外観・スペックを比較してみました。

「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」 1
「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」ニコン用と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」キヤノン用の比較。※サイズ感は異なる場合があります。

「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」 2
「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)」と「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)」を「EOS 5D Mark IV」に装着したイメージ画像。※実際に装着した画像ではありません。サイズ感は異なる場合があります。

外観の違い
  • 【新デザイン】
    新型「24-70mm F2.8(Model A032)」と旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」はどちらもスーパーパフォーマンスレンズを意味する「SP(Super Performance)シリーズ」のレンズですが、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」は新しくなったデザインが採用されています。旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」にあった金リングは「ルミナスゴールドリング(画像では少し白っぽく見える色です)」に変更されて、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」のマウント部分に移動されています。また、外観全体がより高品質なものに変更されています。
  • 【電磁絞り】
    旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」は絞り制御を機械式レバーで行う機械絞りでしたが、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」は電気的な信号で制御を行う電磁絞りに変更されています。より安定した露出制御が可能です。キヤノン用は旧型から電磁絞りです。
  • 【防汚コート】
    旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」はタムロン初となる「簡易防滴構造」になっており、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」も同様に「簡易防滴構造」になっています。しかし、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」はさらに「防汚コート」を採用したことでレンズ表面に付着した汚れが拭き取りやすくなっています。
  • 【TAP-in Console(タップインコンソール)に対応】
    新型「24-70mm F2.8(Model A032)」はユーザー自身が、ファームアップの更新、オートフォーカスの合焦位置、フルタイムマニュアルの設定、手ブレ補正モードの変更、などのカスタマイズができる「TAP-in Console(タップインコンソール)」に対応しています。
  • 【レンズフードにロック機構】
    新型「24-70mm F2.8(Model A032)」はレンズフードにロック機構が新搭載されています。不意なフード外れを防止することが可能です。
  • 【質量の増加】
    ニコン用を比較した場合、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」は最大径が0.2mm増えたのみで、旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」と長さは変わりません。しかし、質量は75gの増加をしています。

向上した機能
  • 【新制御システムの搭載】
    新型「24-70mm F2.8(Model A032)」は制御システムが新型になったことでシステム全体の演算能力が向上しています。
    「MPU(マイクロプロセッサ)」に「手ブレ補正処理専用のMPU」が追加された「デュアルMPUシステム」になり、制御アルゴリズムが一新されたことで、手ブレ補正機能が向上しています。旧型「24-70mm F2.8(Model A007)」は約4.0段分の手ブレ補正を搭載していましが、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」は約5.0段分になりました。
    また、高速なデジタル信号処理ができる「DSP(Digital Signal Processor)ブロック内蔵MPU」を採用したことで、AF精度とスピードが飛躍的に向上しています。
  • 【eBAND・BBARコーティングを搭載】
    新型「24-70mm F2.8(Model A032)」はタムロン独自の「eBAND(xtended Bandwidth&Angular-Dependency)コーティング」と「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング」が搭載されたことで、逆光時でもゴースト・フレアを強力に抑制することが可能です。
    新型と旧型はレンズ構成が同じになっており、画質に大きな違いはないと思われます。しかし、新型「24-70mm F2.8(Model A032)」はより透過率の高い硝材を使用したことで色再現性が向上し、コーティングを追加するなどの変更が加えられたため、タムロンが「クラストップレベルの高性能・高画質レンズ」と謳う描写力を実現しているようです。



製品名タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)
発売日2017年8月2日(ニコン用)、2017年9月2日(キヤノン用)2012年6月2日
価格12万円前後10万円前後
マウントニコンF、キヤノンEFニコンF、キヤノンEF、ソニーA
シリーズDiシリーズ
タイプズーム
センサーフルサイズ
レンズタイプ一眼レフ
焦点距離24~70mm
オートフォーカス
マニュアルフォーカス
AFモーター超音波モーターUSD(Ultrasonic Silent Drive)
絞りF/2.8~22
絞り羽根枚数9枚
レンズ構成12群17枚
LD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ3枚
GM(ガラスモールド非球面)レンズ3枚3枚(予想)
複合非球面レンズ1枚1枚(予想)
XR(高屈折率)ガラス2枚
UXR(超高屈折率)ガラス
eBANDコーティング
BBARコーティング
ニコン用の電磁絞り方式
TAP-in Console
最短撮影距離0.38m
最大撮影倍率0.2倍
画角84.04-34.21°
フィルターサイズ82mm
フード付き○(ロック機構)
手ブレ補正機能5.0段分4.0段分
防塵・防滴構造簡易防滴構造、防汚コート簡易防滴構造
最大径88.4mm88.2mm(ニコン用)
長さ108.5mm(ニコン用)、111mm(キヤノン用)108.5mm(ニコン用)
重さ900g(ニコン用)、905g(キヤノン用)825g(ニコン用)

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SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A032)

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)

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