特長の違い
- 【外観・デザイン】
「α6700」はシャッターボタン下に「前ダイヤル」、モードダイヤル下に「静止画/動画/S&Q切り替えダイヤル」が追加されました。モニターは「チルト」→「バリアングル」、接続端子は「microUSB」→「USB Type-C」に変更されています。本体サイズは少し大型化しましたが、質量は9g軽量化しています。 - 【機能・特徴】
「α6700」は、CMOSセンサーが「Exmor」→「Exmor R(裏面照射型)」、画像処理エンジンが「BIONZ X」→「BIONZ XR(処理能力が最大約8倍)」、「AIプロセッシングユニット」によりAFシステム全般が向上しました。動画機能は「4K 30p」→「4K 60p」に強化され、画角が約38%クロップされますが「4K 120p」の撮影も可能です。
「α6700 (アルファ・ロクセンナナヒャク、a6700、ILCE-6700)」と「α6600 (ロクセンロッピャク、a6600、ILCE-6600)」のスペック違いを比較
製品名 | α6700 | α6600 |
---|---|---|
発売日 | 2023年07月28日 | 2019年11月01日 |
予想価格 | 21万円前後 | 16万円前後 |
シリーズ | α(アルファ) 6000 | |
マウント | ソニーE系マウント | |
センサー | APS-C(23.3x15.5mm Exmor R CMOS、裏面照射型) | APS-C(23.5x15.6mm Exmor CMOS) |
ローパスフィルター | ○(予想) | |
ダスト除去機能 | ○ | 帯電防止コートとイメージセンサーシフト駆動の併用、クリーニングモード実行時 |
画像処理エンジン | BIONZ XR(最大約8倍の高速化)、AIプロセッシングユニット | BIONZ X、フロントエンドLSI |
画素数 | 2700万総画素、2600万有効画素(動画時は1990万有効画素) | 2500万総画素、2420万有効画素 |
最大記憶画素数 | 6192x4128px | 6000x4000px |
ISO | 常用100-32000、拡張50-102400 | |
連写 | Hi+時: 11コマ/秒 | Hi+時: 11コマ/秒、Hi時: 8コマ/秒、Mid時: 6コマ/秒、Lo時: 3コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW: 59枚、RAW+JPEG: 44枚、JPEG L スタンダード: 1000枚以上 | RAW: 46枚、RAW+JPEG: 44枚、JPEG L スタンダード: 116枚 |
オートフォーカス方式 | ファストハイブリッドAF(像面位相差AF/コントラストAF) | |
トラッキングAF | リアルタイムトラッキング(被写体認識性能が向上) | リアルタイムトラッキング |
AF認識 | リアルタイム認識AF(瞳の認識精度が約60%向上)、被写体認識(人物、動物、鳥、虫、車/列車、飛行機、動物の認識性能は約40%以上向上) | リアルタイム瞳AF、被写体認識(人、動物) |
フリッカーレス撮影 | ○ | |
測距点 | 静止画: 759点(センサーの約93%カバー、位相差検出方式)、動画: 495点(位相差検出方式) | 425点(センサーの約84%カバー、位相差検出方式)、425点(コントラスト検出方式) |
測距輝度範囲 | EV-3~20 | EV-2~20 |
電子式ビューファインダー | XGA OLED 0.39型、約236万ドット、約0.7倍(約1.07倍)、フレームレート STD 60/ HI 120fps | |
モニター | 3インチ (103.68万ドット) | 3インチ (92.16万ドット) |
可動式モニター | バリアングル(オープン角176度、チルト角270度) | チルト(上方向: 約180度・自分撮り対応、下方向: 約74度) |
タッチパネル | ○ | |
シャッタースピード | 1/4000-30秒(メカ) | |
電子先幕シャッター | ○ | |
電子シャッター | 1/8000-30秒 | ○ |
サイレントシャッター | ○ | ○(8コマ/秒連写) |
フラッシュ同調 | 1/160秒 | |
バルブ撮影 | ○ | |
バッテリー | NP-FZ100 | |
撮影可能枚数 | ファインダー時: 約550枚、液晶モニター時: 約570枚 | ファインダー時: 約720枚、液晶モニター時: 約810枚 |
実動画撮影時 | ファインダー時: 約95分、液晶モニター時: 約100分 | ファインダー時: 約140分、液晶モニター時: 約150分 |
連続動画撮影時 | ファインダー時: 約190分、液晶モニター時: 約185分 | ファインダー時: 約250分、液晶モニター時: 約250分 |
画像形式 | RAW(ARW、14bit)、JPEG、RAW+JPEG | |
HEIF | ○(RAW+HEIFにも対応) | |
動画機能 | 4K 120/60p(120fps時は約38%クロップ)、フルHD 120/60p | 4K 30p、フルHD 120/60p |
ファイル形式 | XAVC S、XAVC S-I、XAVC HS | XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠 |
映像圧縮方式 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 | MPEG-4 AVC/H.264 |
音声記録方式 | LPCM 2ch、LPCM 4ch | XAVC S: LPCM 2ch、AVCHD: Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載 |
Log | S-Log3(14+ストップ)、S-Gamut3.Cine、LUT | S-Log3(14ストップ)、S-Gamut3.Cine、S-Log2 |
4K動画方式 | 6Kオーバーサンプリング出力 | オーバーサンプリング出力 約2.4倍(6K相当: 4K/24p時)、約1.6倍(4K/30p時)、画素加算のない全画素読み出し |
手ブレ補正 | 5.0段分・5軸補正(精度が向上)、アクティブモード | 5.0段分・5軸補正 |
内蔵フラッシュ | ||
防塵防滴仕様 | 配慮した設計 | |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 b/g/n |
NFC | ○ | |
GPS | (スマートフォンから位置情報の取得可) | |
Bluetooth | 4.2 | 4.1 |
共通機能 | AF被写体追従感度、HLG(ハイブリッドログガンマ)、フォーカスエリア登録、縦横フォーカスエリア切替、タイムラプス、S&Q(スロー&クイックモーション撮影) | |
動画機能 | プロキシー記録、タイムコード/ユーザービット、S-Cinetone、AFアシスト、フォーカスマップ、ブリージング、AF乗り移り感度 | ファームウェアVer. 2.00: USBストリーミング機能、動画撮影中の瞳AFが動物に対応 |
その他 | 前ダイヤル、モードダイヤル下の「静止画/動画/S&Q切り替えダイヤル」、RAWロスレス圧縮、HLG静止画モード、フォーカスブラケット、オートフレーミング、フルタイムDMF、AE制御が約20%安定化 | |
メモリーカード | シングルSDスロット(SDXC UHS-II対応) | シングルSDスロット(SDXC UHS-I対応、メモリースティックにも対応) |
マグネシウム合金 | トップカバー、フロントカバー、内部フレーム | トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リアカバー |
幅 | 122mm | 120mm |
高さ | 69mm | 66.9mm |
奥行き/厚み | 63.6mm、グリップ込み: 75.1mm | 59mm、グリップ込み: 69.3mm |
質量/重さ | 409g、総重量: 493g | 418g、総重量:503g |
USB充電/給電 | ○ | |
USB端子 | USB Type-C 3.2 | マルチ/マイクロUSB |
インターフェイス | HDMI(マイクロ/タイプD)、ヘッドホン/マイク端子、マルチインターフェースシュー |